あかない日記

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東欧旅行(92) 聖フランシスコ会修道院

2013-01-28 | 東欧5カ国紀行

            フランシスコ修道院の入り口


   オノフリオ大噴水と プラツッア通りを挟んで
   向かい側にあるのが 「フランシスコ会修道院」。

  入り口の上の両側には 聖イエロニムと洗礼者聖ヨハネが立ち
    その中央には ピエタの彫像がある。

     彫像は 15世紀にレオナルドとペーター・ペトロビッチ兄弟に
      よって制作されたとされている。

  14世紀~15世紀に建てられた修道院は、
   もともと 市壁の外にあったが 外敵から守るために
    14世紀に現在地に移された。

   
現在の建物は 1667年の大地震後 再建されたものだが
   中庭は当時のままで 
ロマネスク様式の細い柱が並ぶ
     優雅な回廊とマッチングして美しい。


  当時 貧しく病める人々の為の治療院があったそうだが 今はない。 
   しかし 修道院の建築物内に 1317年に開業されている
   古い薬局「マラ・ブラチャ薬局」がある。

     世界に数ある薬局のなかでも 三番目に
       古い歴史を持った薬局であり

         現在でも 薬剤師を置いて ドブロブニク市民に
           薬を提供しているそうだ。

    ところで 修道院オリジナルのコスメは 
   修道女達が薬草を独自にブレンド゛し作り上げた スキンケア製品で
    
日本の雑誌等にも 取り上げられたことから 有名になり 
      ツアーの女性群は 盛んに買い求めていた。