ピレ門を入った先の市壁に 戦争 地震等で
破壊消失した 建築物や建造物が
復旧・復興されたかを示す図が掲げてある。
その図では 色別に 14世紀 17~18世紀 19世紀を
被害の状況が 建造物等ごとに 色分けされている。
しかし 恐ろしいほどの点で図面は埋め尽くされており
被害と再生 復旧 修復が繰り返されている。
最近では 1991年のユーゴスラビア崩壊に伴う紛争で
セルビア・モンテネグロ軍らにより7ヶ月間包囲され
山側から砲弾を 海側から艦砲射撃
空からは爆撃機で空爆され 建物は破壊され
多くの市民が犠牲となって その被害は甚大であった。
そのユーゴスラビア内戦から わずか3年で
市民自らの手によって 歴史的文化と 景観を取り戻していることは
驚きだ。