あかない日記

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北海道冬紀行(29) てん菜

2013-03-24 | 国内・北海道_冬

 

   ツアーバスは 北見から女満別へ 
    車窓から 「てん菜」を重機が取り出しているところが見えて
     バスガイドが 「てん菜」の話をしてくれた。 

    北海道の特産「てん菜」は “ビート”ともいわれている。
      砂糖の原料となり 根はカブ 葉はほうれん草ににている。 

   テンサイから作られた砂糖は 「甜菜糖」とよばれ
    国内原料による日本の砂糖生産量の約75%
     日本における砂糖消費量の25%を占める。
       国内産砂糖の原料の8割は「てん菜」とか。
 

  19世紀後半に 日本各地で栽培が始まり
   
本格的に栽培されるようになったのは
    大正時代以降で 耐冷性作物という特性から現在では
     北海道のみで栽培され 十勝・網走地方を中心に
      全道で 約6万ha作付されているそうだ。

   種まきは、まだ畑に雪が残っている 3月上旬頃から行い
    ハウス内で育苗し
 5cm程度まで育った苗を
     4月下旬頃から5月上旬にかけて畑に植る。


   収穫がはじまる10月頃には 直径15cm程度
    重さは 約800g~1kgになり 
     てん菜1個当り150g程度の砂糖が根の部分に蓄積されるが
   
    秋の寒暖差が大きいほど糖分が高くなるとのこと。