土産になるので 何枚か買い求めたが
今では”5000億ディナール”も 宝くじのハズレ券と同様1枚の紙切れに!
カレメグダン公園から旧市街地に通ずる道端では
土産物売りがパラソル型テントを並べている。
その中で 現地ガイドが案内してくれたのが 地元のおばあさんの店。
売っている物の中に 旧紙幣があったが。
その紙幣の金額の桁数を見て ビックリする。
0の数を数えて見たら11個もある。
一体こんな金額も見たこともないが 何と 「5000億ディナール」とか。
1ディナールが2円として 1億円になる。
旧ユーゴでデノミは7回行われ うち5回は1990年~94年に行なわれ
1993年の通貨切り下げでは
5000、1万、5万、50万、500万、5000万、5億、50億、500億
5000億ディナール紙幣が次々発行された。
1万ディナール紙幣を除いて
5の数字ばかりという不思議な組合せであった。
その当時 ミルク一杯が4億ディナール
ソーセージ4本が14億ディナールと 気の遠くなるような物価だった。
わが国は アベノミクスで ”デフレ脱却”がなるか!