前回話題のアメリカ領事館前 レユアン通り脇に
1968年に襲撃された ベトコンの「テト攻勢」の記念碑が建っている。
この「テト攻勢」とは ッベトナム戦争において
1968年1月30日夜から展開された
北ベトナム人民軍及び南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)による大攻勢が
南ベトナム各地で展開され ベトナム戦争最大の転機となった。
「テト」とは ベトナム語の旧正月を意味する。
当時のアメリカ大使館もその攻勢を受け アメリカ特命全権大使
駐ベトナム軍総司令官は 辛くも難を逃れたが
大使館は 一時 北ベトナム軍に占拠されてしまった。
このテト攻勢の時 逮捕された 南ベトナム解放民族戦線の将校を
サイゴン市警察長官が 路上で 射殺・処刑する写真が
全世界に報道され 大きな衝撃を与えたが これも覚えがある。