あかない日記

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カンボジア紀行(54) バプーオン寺院

2014-07-14 | カンボジア紀行

空中回廊の先に ピラミット型の寺院が見える。

 

バイヨン寺院の北門を出て 北へ向かう。
 
左手奥に「バプーオン寺院」が木立の間から見えてきた。
 

バプーオン寺院は 11世紀中頃 ヒンドゥー教の神シヴァに捧げられ

 ウダヤーディチャヴァルマン2世 の国家的寺院として築かれ

「隠し子」と言う意味をもつ 3層のピラミッド型寺院である。


バプーオン様式の原型となる。

東塔門から 高さ2mの円柱列に支えられた

200mの長い空中回廊は 中央へと導く参道として

アンコール・ワットと同じように地上と天界とをつなぐ

虹の架け橋の意味もある。
 

見どころは 14世紀に作られたと言われる

西側壁面全体を使って 幅約70m 高さ約3,5mもある巨大な寝釈迦像。

また 階段を登った第2回廊 西側の壁面にある「隠し子」伝説の壁画があるそうだ。

 

 バプーオン寺院脇の聖池