空中回廊の先に ピラミット型の寺院が見える。
バイヨン寺院の北門を出て 北へ向かう。
左手奥に「バプーオン寺院」が木立の間から見えてきた。
バプーオン寺院は 11世紀中頃 ヒンドゥー教の神シヴァに捧げられ
ウダヤーディチャヴァルマン2世 の国家的寺院として築かれ
「隠し子」と言う意味をもつ 3層のピラミッド型寺院である。
バプーオン様式の原型となる。
東塔門から 高さ2mの円柱列に支えられた
200mの長い空中回廊は 中央へと導く参道として
アンコール・ワットと同じように地上と天界とをつなぐ
虹の架け橋の意味もある。
見どころは 14世紀に作られたと言われる
西側壁面全体を使って 幅約70m 高さ約3,5mもある巨大な寝釈迦像。
また 階段を登った第2回廊 西側の壁面にある「隠し子」伝説の壁画があるそうだ。
バプーオン寺院脇の聖池