あかない日記

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カンボジア紀行(60) 大蛇的な巨木

2014-07-20 | カンボジア紀行

 

東門の壁に 正に”大蛇”が這いつくように見える

樹齢300~400年の巨木がある。

ガジュマルの根は 石の間を喰いこみ 

地の水を求めて突き進み 既に 塀の一角は崩れて

安全のためか補強材の手当てがなされている。


密林の中にあって このような巨木と苔むし 崩れゆく寺院跡は

まさに 神秘的な雰囲気ただよわせていた。 

しかし このように巨木に圧倒されていると 

本来の寺院遺跡には関心が行かず


浸食するガジュマルに目に行き 本末転倒状態になっている。