このトレンサップ湖の上に生活する人々は 100万人にも及び 集落を形成し
学校・市場・診療所・警察・教会等 生活に必要なものは
全て この湖上に浮かび 一つの町となっている。
このトンレサップ湖 雨季乾季により 3倍も面積を変えるため護岸がなく
水上生活者は 水位の増減とともに 年に5~6回移動している。
それ故か 住民の多くは 住所もなく 身分証明書をも持っておらず
陸上で働くことも ままならない状況にある。
水上での生活は 漁業ではあるが 主に自給自足で
中には ワニや豚も飼育し 水耕栽培もしている。
そんな日常生活の様子は
NHk―BS 「アシア食紀行~コウケンテツが行くカンボジア 」や
「ぐるっと インドシナ半島3000キロ」でも放映され
発電機も備え 電気機器もある そんな実生活を見ることができた。