あかない日記

写真付きで日記や旅行・趣味を書き留める

ベトナム紀行(80) ティエンムー寺(1)

2014-08-26 | ベトナム紀行

 

 

 

 

フエ最初の見学は 街の西 フォーン川沿いにある「ティエンムー寺」 

天女伝説があるこの寺は 王宮から西へ進んだ外れにあるが

観光船がフォーン川を利用して 新市街地との間に乗ることもできる。


ティエンムー寺は 七重八角の塔(1845年建立)が 高くそびえ

 
7塔(21.24m)から成り はすの花の形(八角形;トゥニャン塔)をして

シンボルとなっている。

 境内の奥には釈迦像が祀られ 塔の隣には重さ2トンの鐘楼もある。 

 ここティエンムー寺には テイエン(天国)ムー(お婆さん)

”天国のおばあちゃんのお寺” と言われ

「天女伝説」という話が 古くから伝わっている。

この寺が作られた由縁ともなっているのだが 

ある日 老婆がこの寺がある高台にひとり座っていて

 その老婆が国民に
「間もなくここに支配者が現れる。

そして この敷地に大きな塔を建てるだろう」と予言したという。


実は この老婆は人間の姿に変化した“天女”だという。


そして 1802年グエン王朝が(初代ザーロン帝)誕生

1844年3代テイエウテイ帝が それに感謝してお寺を建てと伝えられる。

 

 

市内とティエンムー寺を結ぶ遊覧船