フエ最初の見学は 街の西 フォーン川沿いにある「ティエンムー寺」
天女伝説があるこの寺は 王宮から西へ進んだ外れにあるが
観光船がフォーン川を利用して 新市街地との間に乗ることもできる。
ティエンムー寺は 七重八角の塔(1845年建立)が 高くそびえ
7塔(21.24m)から成り はすの花の形(八角形;トゥニャン塔)をして
シンボルとなっている。
境内の奥には釈迦像が祀られ 塔の隣には重さ2トンの鐘楼もある。
ここティエンムー寺には テイエン(天国)ムー(お婆さん)
”天国のおばあちゃんのお寺” と言われ
「天女伝説」という話が 古くから伝わっている。
この寺が作られた由縁ともなっているのだが
ある日 老婆がこの寺がある高台にひとり座っていて
その老婆が国民に「間もなくここに支配者が現れる。
そして この敷地に大きな塔を建てるだろう」と予言したという。
実は この老婆は人間の姿に変化した“天女”だという。
そして 1802年グエン王朝が(初代ザーロン帝)誕生
1844年3代テイエウテイ帝が それに感謝してお寺を建てと伝えられる。
市内とティエンムー寺を結ぶ遊覧船