ベトナム中部の古都「フエ」は
人口30万余人 面積83kk㎡ 「香河」(フォーン川)を挟んだ
小規模の都市で 前にも紹介したが人々は穏やかな性格であり
街の喧騒もなく静かに暮らしているようで
日本でいえば「京都」のような都市である。
ベトナム最後の王朝「阮(グエン)朝」(1802~1945)の都が置かれて繁栄し
壮麗な建築物が多かったが1968年2月にベトナム戦争の
激戦場となって大半が破壊されてしまった。
しかし 現存する歴史的建造物群は
1993年世界文化遺産としてベトナムにおいて 最初に登録された。
フエは 当時の中国である清国を宗主国として中国風の文化を
途中フランスの占領下にあったことから
フランス様式の建物もあるのが特徴になっている。