あかない日記

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信州紀行 松代町 17 大英寺

2016-08-07 | 国内・長野

 

 

今 NHK真田丸で話題の

松代藩初代藩主・信之の妻・小松姫
(本多忠勝の娘・徳川家康の養女)の
菩提寺「大英寺」がある。

訪れた時は 丁度 改修工事中のため
残念ながら 境内への見学はできなかった。

資料によれば

上田の常福寺(現芳泉寺)に祀られていたのを
信之が上田から移封された際
ここに移したと伝えられ

現在の本堂は もとは御霊屋で 万年堂とも呼ばれている。

小松姫の戒名は 大連院殿英誉皓月大禅定尼で
大英寺の名前もこれによっている。

上田に造ったお霊屋と鐘楼を運んで建てなおした。
その頃の大英寺にはお霊屋や鐘楼のほかに
諸堂が建立され大変立派だったと伝えられている。


慶安2年には 幕府より百石の御朱印を賜り
宝永7年に本堂と庫裏 衆寮などを建立した。


享保19年 火災を起こして焼失し
寛保元年再建に着手し 同2年完成した。


また 天明5年 お霊屋の大修理等
全て真田家によって行われたが


明治維新後は 真田家の援助もなくなってしまったので

いくつかの堂を取り壊し 
真田家援助により お霊屋を本堂にし
残りの材で庫裏も造ったという。


1966(昭41)年 本堂・表門は長野県指定県宝に
宗派は 浄土宗  本尊は 阿弥陀如来。