あかない日記

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信州紀行 松代町 23 武家屋敷

2016-08-18 | 国内・長野

  

松代は 城下町として数多くの武家屋敷が残されており

見学コースも設けられている。

その中で 山寺常山邸 や 横田家は 既に話題にした。

他に 「樋口家」「前島家」へも訪れてみた。

いずれも 端正で 無駄や華美さは一切なく

質実な気風が うかがえる。

また ボランティアの方々が 湯茶や手づくりの漬物など

“おもてなしの心” で 迎えてくれてもいる。


樋口家は 松代藩の目付なども務めた上級武士で
屋敷は 城のすぐ東南にある。

上級の武家屋敷町の中心的な位置にあり
藩の目付役などを務め 幕末には禄高が230石であった。


また 前島家は 上田 松代を通じて真田氏に仕え
禄高は 江戸中期に300石 幕末には200石であった。


真田氏が上田から松代に来た時から
この地に屋敷を拝領し 昭和初期まで 居宅として使われていた。


一族の中には 真田昌幸・信繁(幸村)父子が
和歌山県の九度山に幽閉された際に
お供をした者もいるとか。

2006(平成18)年 長野県宝に指定された。