「聖ヨハネ教会」の西北に
「聖ペトロ教会」がある。
1209年に創建されたルター派の教会。
1523年まではカトリック教会として機能していた。
リガのシンボルにもなっている高さ約123mの塔は、
17世紀にはヨーロッパ一の高さを誇る木造の塔であったが、
1721年に落雷により消失し
1764年に再建されたものの、
第二次世界大戦の中1941年
爆撃を受けて再び破壊されてしまった。
また この教会には慣習があって
建て直し際、建築責任者が
塔から飲み干したワイグラスを投げ落とし
その破片の数で塔の存続年数を占ったという。
現在はバロック様式の彫刻で装飾された建物になり
塔は鉄筋に建て替えられており、
高さ72mの展望台までエレベーターで昇ることができ
市街を一望できるそうだ。