あかない日記

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ラトビア・ルンダーレ宮殿 2 宮殿

2018-02-15 | バルト三国紀行

 

 

 

バウスカから 西へ車で10分ほどの所
 広大な田園風景の中に
「ルンダーレ宮殿」がある。

 

ルンダーレ宮殿は、ラトビアで最も素晴らしい
バロック-ロココ様式の記念建造物の一つになっている。

 

この地がクールラント公国に属していた頃、
一時この国を統治していたア
ンナ・イヴァノヴァ(ロシア女帝・在位1730~1740年)の
愛人として寵愛を受けていた
エルンスト・ヨハン・フォン・ビロンの邸宅として
 1736−40年にロシアの宮殿を手掛けた
イタリアの建築家ラストゥレリにより建てられた。


そのビロン公はアンナの愛人,男妾だったそうだ、
やがて,死の床にあったアンナ女帝から,
1737年ロシア国家の摂政にまで任じられる.

しかし女帝の死(1740年)後
幼帝の摂政となったが 
政敵に襲われ,失脚.全財産没収され,
長年シベリアに追放となったそうだ.

 

第二次大戦で被害を受けたが、
1972~2014年にかけて修復された。