あかない日記

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ポーランド・ワルシャワ 25 ワルシャワ大学2

2018-05-15 | ポーランド紀行

 

 

今の正門は 約100年前に造られたものだが
その時は このポーランド国章はなく

王冠を支える双頭の黒い鷲。

そして その王冠には ロシア文字で
「A」と書かれていた。

ワルシャワ大学が発足した 1816年当時は
ワルシャワは 帝政ロシア支配下だったため
大学の正門は このポーランド国章はなく
ロシア皇帝アレクサンドル1世を記念したもので 

王冠を支える双頭の黒鷲であった。

 帝政ロシアの崩壊後は ポーランドの独立に伴って
今と同じ王冠をかぶった白い鷲になるが

第二次世界大戦後からの共産主義時代には
この王冠が取り除かれた白い鷲だけだった。

 また 鷲には 開校時の学部数を示す星が5つ見える。

因みに ワルシャワ大学は
第二次世界大戦でドイツに占領されていた
1939年から 45年までは閉鎖され
ドイツ軍の兵舎として接収されていたという。

                                   (Web資料から)