ワルシャワ大学正門の向かいに
「チャプスキ宮殿(旧:クラシンスキ宮殿)」がある。
現在は「美術アカデミー」になっている。
宮殿は 1713~18年に建設され
幾度も改築が行われたが
戦争中には破壊された。
戦後再建され バロック建築と
新古典主義建築の細部を残して
18世紀当時の外観が復元された。
現在 宮殿の昔の離れ屋には
美術大学の絵画・グラフィック学部などの
アトリエが入っている。
また 宮殿の左側の離れ屋には
1827年から3年間
ショパンの住居として使われた。
ここはショパンにとって
ポーランドでの最後の住居となった。
ここで ショパンは 初めてピアノ付きの
屋根裏部屋を与えられた。
現在はショパン家のサロンとして公開されている。