あかない日記

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ポーランド・ワルシャワ 24 ワルシャワ大学

2018-05-14 | ポーランド紀行

 

 

クラフク郊外通りに面する
「ワルシャワ大学の正門」

 1816 年に設立されたポーランドの最高学府で
46000人の学生が籍を置き
敷地内には多くの歴史的な建物が並ぶ。

特筆すべきは
ポーランドの日本語・日本文化研究は
ヨーロッパにおいてはオランダに
次いで長い歴史を有し
その中心的研究機関となってきたのが
ワルシャワ大学である。


資料によると ワルシャワ大学は
1900年代初頭から日本語・日本文化に
関する研究が行われ
独立回復(第二共和国成立)直後の
1919年7月にはポーランド初の
日本語講座が開設された。


第二次大戦後の人民共和国体制期でも
大学での日本研究は盛んであった。


1955年には修士課程日本学専攻日本語講座が
開設され 翌年 日本学科が独立した。

現在も 日本研究が続けられており
日本の大学とも交換留学など行われている。

特に日本学科は 
ポーランドの日本語教育では最難関といわれ
 
なんと入学試験の倍率が30倍だそうだ。

大学構内には入らなかったが 
ショパン一家が 1817年から
暮らしていたカジミエシュ宮殿
また旧図書館やエレガントな庭園などがある。