アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

フランクのバイオリンソナタ、演奏してみた…ことがある

2012年04月13日 | バイオリン
フランクのバイオリンソナタの第四楽章、あの派手でかっこいいやつ、私はなんと人前で演奏したことがあります。

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それも、30年近く前に。え?? いや、ピアノパートじゃありませんよ。っていうか、あんな難しいピアノ、冗談にでも弾けません。ましてやそのころの私のピアノは、「エリーゼのために」でストップしたままのレベルでしたからね。

昨日、ひょんなことから「発掘」しました。
フランクのバイオリンソナタ第四楽章

バイオリンパートを演奏してるのが私です。フルートですけど(^^;;
フルート用にした楽譜がちゃんと売られていて、フルートにない音域(いわゆる「真ん中のド」より下の部分)とかは折り曲げて誤魔化してありました。

息が続かないところは、音を「はしょって」テキトーに息継ぎしてるのとか、笑えます。ノリ重視(?)というか、最後が決まればいいや的な演奏ですね。でも若気の至りというか勢いというか、なんだかとっても懐かしいです。今仮にフルートを吹いたとしても、こういう選曲や演奏ではない気がします。

これは、大学一年生の七月の、「室内楽の会」コンサートで、フルートは大学に入ってからよく練習していたので、たとえば翌年の録音とかがあればこれよりだいぶうまくなっていたと思うんですが、録音はこれしか見当たりませんでした。そのころは録音する習慣がなかったし、これもよく残っていたなぁと思います。

もちろんカセットテープの録音。途中でそれをCDに焼いてとってありました。

ところで、なんでこんな古いものを引っ張り出す気になったかというと、これが、こないだきーちゃんさんとお試しをしたビバルディーの話なのです。楽譜を見たとき、なんか聞いたことがあるような、なつかしいような気がしたんですよね。でも、いつ聞いたのかさっぱり思い出せない。私のバイオリン歴は、弾くほうだけじゃなくて聞くほうも短いので、どこかで聞いたなら思い出せるはず(というかブログに残っているはず)なのに…

それでちょっとひっかかってたのが、突然ひらめきまして。この会のときに、ビバルディーのデュオがあったんです。生で聞くだけじゃなくて、このテープは、何度か聞きなおしたと思うので、それでなんか「なつかしく」残っていたのですね。

バイオリンがうまい姉妹の演奏でした。私の印象では、両方めちゃくちゃうまいと思っていたのですが、今回聞きなおしてみたところ、一方がものすごく上手で、もう一方はそこまでではありません。でも破綻なくテンポよくこの曲を弾いています。息が合ってなかなかよい演奏です。まさに、私の耳に残っていたのはこれです。謎が解けてすっきり。

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コメント (16)
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