アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

初心者の音程から先

2012年04月25日 | バイオリン
ピアノを弾く場合、「音程が違う」といったらそれは、隣のキーを叩いたときとか(^^;;

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ミスタッチっていうよね、それは。ミスタッチに関しては、私は自分にも甘いし他人にも甘い。ぶっちゃけあんまり気にならない。

なにしろ音程が「微妙に」ずれるというのはそれは、演奏者の責任としては起こらないわけで、起こるとすれば、調律が狂っているとき。私はそれに関してもうるさいほうではないと思う。前にクラスコンサートやったときのピアノくらい狂っている(どの「ラ」に合わせて調弦すればいいかわからないくらいの)ピアノでなければ、そんなに気にしたことはない。

ところが、バイオリンで音程が狂うというのはもうとめどがなく、無段階に狂うわけだから、初心者がとても変な音程で弾いている場合、さすがの「音程にはゆるい」私でも「うっ」と思うくらい気持ち悪い。つまり半音階の中の、どの音を弾こうとしたのかすら判然としないような狂い方(1/4音近くずれているという意味)があまりに頻繁だと、「ここはどこ? 私は誰?」というようなぐるぐるした気分になる。

まったくほかの楽器をやったことのない人が、大人になってバイオリンを始めると、こういう迷子音程のまま、なかなか改善しないということもある (ヤマハの発表会では、そういう演奏を聞いたことがある)。

それに比べれば、私の場合、ピアノで譜読みはばっちり鍛えられていることが効いて、その域から脱出して、「だいたい音程が合っている状態 (何の音を弾こうとしているかは判然としている状態)」に収束するのは早かった。たとえば始めて半年の大人、ってことで比べたら、すごく音程がまともな部類だったと思う。

ところが。

気がついたらそれなりに月日が流れ、初心者といっても今年の秋には経験年数「三年」になろうとしている。それなのに、音程はその「だいたい合った」状態からの進歩があんまりない。

進歩がまったくないというわけではなくて、その、だいたい合うようにするための努力はあんまりいらなくなってきている、楽に合うようになっているとは感じる。でもね。結果に関していうと、だいたい合ったところから、その先には良くならないのだ。

こう…パリッとしない、というか…

重音を弾くととっても顕著に、「いかさない音程」になるけど。そうでなくても、やっぱり、ピタッとしない、やわらか音程だなーと思う。

これは、指のほうの運動性能に問題があるのか、それとも音程に関する感性のほうに問題があるのか…両方かなやっぱり。ピアノ弾くときは、微妙な音程について、考えたことがないものねぇ。そういえばフルートを吹いてたときには、音程というのはいちおう問題にはなったんだけど、合い方といい、ずれ方といい、バイオリンとは感触が違うように思う。

パリッと弾けるようになりたいね。何をどうすると改善していくんだろう??

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コメント (12)
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