アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

タンゴのノリのためにはポジ移動!?

2012年04月23日 | バイオリン
アンサンブルレッスンのクラスから、ハッピーアンサンブルに参加する曲はアルベニスのタンゴと決まった。

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せわしない曲じゃなし、かといって遅すぎる曲じゃなし(オンブラマイフくらいに一音が長いとそれはそれで緊張する)、楽勝かと思われたが…

譜読み、むずっ。臨時記号がいっぱいついているのだが、これが、2ndだけ弾くとさっぱり意味がわからない(-_-;; しかたなく、ピアノで1stと2ndの両方を弾いてみて、ようやく理解。ピアノの助けを借りてバイオリンの譜読みしたなんて、ほんとにめずらしいことではある。

レッスンに行ってみると、初回なのでパート練習をしましょうということで、1st担当の二人は別部屋に。私と、パートナーのSさんは「じゃ、いっしょに弾いてみましょうか」ということで2ndだけ二人で弾いてみたところ、2ndだけなんておもしろくもなんともないが、譜読みで間違えているところはなさそう。

そのまま繰り返してもつまんないので、「1st弾くから、どんな曲なのか合わせてみましょうよ」と提案。Sさんに2nd弾いてもらって1stを弾く。合わせると意味がわかるから、初見でも音が並ぶ。合わせてみると、なるほどなるほど。

そうこうするうちに先生が入ってきて、じゃー弾いてみましょう、と二人でいっしょに2ndを弾く。すると、一段も弾かないうちに先生からダメ出し。「ここは、1ポジじゃなくてですね…」

えーっ。私とSさんが、うーん、やり直しか~とちょっと遠い目をしているところ、先生はてきぱきと弾いてみては楽譜に指使いを書き込んでいく。高い音はないので、べたべたっと1ポジでいけば弾けるのだが、音のつながりや響きを考えて、先生は遠慮会釈なく頻繁な移動ありの指使いを決めまくった!!

「じゃ、これで練習しておいてください(^-^)」と先生はまた別のパートに行ってしまい、Sさんと二人で「音程が迷子~」などとぼやきつつ練習。

先生が戻ってきて、今度はポジ移動しまくりの2ndを弾いてみると、やりそこないとかあってたいへんスリリングだが(個人的には)、先生は「あ、いいですね~よくなりました。そんな感じです」と満足げ。

それで、最後に1stの人が戻ってきて(1stの人も、やたら移動の多い指使いを指示された…とぶつぶついってた)、合わせてみたところ…

おぉ、確かにこのほうがタンゴのノリに。なる、らしい、です。うまくいっているとはいい難い部分もあるが(特に、指を「すべらせる」ってとこ)、趣旨はいちおう理解しましたよ。

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コメント
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