アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「曲になった」と合意した瞬間。

2012年09月07日 | バイオリン
朝、「今日はバイオリンのレッスンだ」ときちんと気づいて、かばんに楽譜を入れるってのが妙にハードル高くて…

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「あ」と思ったときにはすでに時おそく。バイオリンは備品を借りる手はずになってるけど楽譜は持っていくしかないのよね。というわけで、ちょっと早めに会社を出て、家に寄りました。

まぁ、チョビくんを連れて行けたのは怪我の功名というか。やっぱり、自分のバイオリンで弾きたいですからね、どっちかっていったら。

ホーマン教本は、三巻に入るとなんだか突然曲は長く難しく、段差があるように感じます。曲はわりとよくて、やっぱりしばらくこの教本で行きたいとは思うんですけど。

教本って、少しずつ、少しずつ、難しくなっていって、それを練習していくとちょうど上達と合うっていう趣旨のものだと思うんだけど。私が、レッスンに行ったときにそこでだけ練習して丸をもらい…っつーことはつまり、ひとつの曲についてせいぜい「2回~数回」くらいしか弾かないでどんどん先にいってるわけだから、こりゃー間尺に合わない。なんだかだんだん無理になってきてるぞ。

先生に、「毎度まいど丸をもらうと、進度的にちょっと無理があるようですが」というと、先生、「んーどうしましょうか。何回かやるようにします?」先生としては、私が飽きるだろうから次々丸をくれているだけで、丁寧にやればいくらでもやることはあるはず。それで、私のほうから「もうしばらくして私がギブアップしたところで、ガッとどこかに戻るってことでどうでしょう」と提案し、それがいい、それがいいということになりました(笑)

ホーマンのあとは、ビバルディ。こんなややっこしい曲、家で練習してこなきゃまずいに決まってるんだけど、レッスンでやるだけでも、ミリ単位で良くはなってきます。つまり、「うまく」はならないんだけど、頭の記憶のほうはある程度蓄積するから、曲はなんとなくわかってくるわけね。

それで、今回は先生と合わせてみたら、どこも落ちずに最後まで平和にたどり着き、どこでどう合うのか、掛け合いの部分やあるべきフレージング(のように弾けているという意味ではなく、どう弾くべきかが頭で)もわかり、弾き終わって二人で顔を見合わせて「あ、こういう曲」。

バッハのドッペルだったら、先生も耳タコくらいやってるんですけど、この曲はよくは知らなかったみたい。私がある程度弾けるようになってようやく曲がつかめたわけです。

といっても、超~遅いんですけど。あるべきテンポより遅いとはいっても、曲がわかる範囲と、まったくわからない範囲ってあるでしょ。「最終的にどのテンポをめざしますかね」と私が聞いてみたら、先生は口三味線で「~(テンポA、激ゆっくり)~だとそれは曲が違うって感じだけど、~(テンポB、ゆっくりだけど前に進む)~ならそれなりに納得できますよね」。うんうん。わかる。

だから、先生曰く、今のテンポでもやれないことはない。もうちょっと速くできるなら、なおよい。

そうねー。それにはさすがに練習しないとね。

でもほんと。いい曲ですよこれ。

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コメント
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