フォーレはお好き?

れんしうかいの前座で弾いた曲は、もちろんフォーレのノクターン第一番。

　　　←戯れ会ではフォーレでgoか?

ピアノ練習会(紛らわしいけど、れんしうかいとピアノ練習会は違います)で弾いたときと比べれば、ちょっと練習した分、混乱の程度は少なくなったが、両方を聞いた人はいないので、「マシになったね」といってくれる人はなく。

現状、混乱ゾーンそのいち(小)、混乱ゾーンそのに(中)、混乱ゾーンそのさん(大)というのがあって、この順番で出現する。まるで「三びきのやぎのがらがらどん」だが(^^;; まず、混乱ゾーンそのいち(小)については、ヨーコ先生のレッスンのときもらったアドバイスにしたがってちょこっとやったらだいぶよくなった。

この、両手がバッテンになって、ズレ進行するところね。ここは、頭が整理できたら、手の練習がさほどでなくても大幅改善して、練習会のときもすでにそんなにぐちゃぐちゃではなくなっていた。

変わって、てんぱってたのが混乱ゾーンそのに(中)で、カデンツァ部分のすぐ手前にある、なんてことない部分なんだけど、左手の幅広いアルペジオが、うねうねと展開していくので混乱しやすい。指もハズしやすい。ということで地味に危険地帯なのだ。

練習会とれんしうかいの間で、短い練習時間を縫って主に気合を入れたのがこのゾーンで、左手だけで弾いてみたり、ゆっくり弾いてみたり、和音でとってみたり、自分で考え付く限りのことをしてみた。そしたらだいぶ安定性が増して、れんしうかいではわりと事故らずに通った。

結局、最後まで残るのが「混乱ゾーンそのさん(大)」、頭も指も大混乱、ラス前で集中力も欠けがちと悪条件。ここがクリアできればねぇ。

弾き終わって、shigさんからは「フォーレ好きなの?」と聞かれた。「…うぅっ、微妙です。ややこしい。混乱する」と答えつつ、そういや、こんなことって前にもあった。確かshigさんと初めて会ったときだか二回目だかそんくらいで、「ブラームス好きなの?」と聞かれたのだ。そのとき、あろうことか私は「いや」と即答(笑)「でもピンポイントでこの曲が好き」と答えた。

好き嫌いといっても、私がここで言っているのは、「聞く」好き嫌いではなくて、「弾く」好き嫌い。曲自体好きでなければさすがに選ぶはずがないので「聞く」のは好きに決まってるけど、「弾く」については自分が得意かそうでないかってのをメインにして考えると、たぶんいちばん「好き」なのはショパン。こっぱずかしくってなかなかそうは公言しにくいけど。いちばん「嫌い」はどう考えてもモーツァルト(^^;;

ブラームスはほとんど「嫌い」で、フォーレは「微妙」。もっと、「聞く」好き嫌いで弾く曲を決めたいけどねぇ。

shigさんからはその他、「チャレンジャーだねぇ」とも言われた。(自分にとって)難しすぎる曲に果敢に挑戦する精神をほめられているのか、もっと無難な曲を選ばないとといわれているのかは…

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