アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ペダルは耳で踏め、とか。

2013年05月24日 | ピアノ
すばらしいピアノで「れんしうかい」(^-^)~

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ベヒシュタインサロンのホールで「れんしゅうかい」というなんと贅沢な企画。時間は限られているので、一人分の持ち時間「17分」ってことで、キッチンタイマー利用で行われました。

時間が短いので、shigさんのワンポイントレッスンも、ほんとうに単刀直入にずばっと核心に迫っていきます。たとえばペダルとか…

ただ、譜面上に「ここで踏む、離す」とか(教えてもらって)書き込んで、そのとおりに踏もうとしても、決して満足な精度は出ないわけですね。濁らないように、途切れないように、そしていちばん望む響きが得られるように。踏み方も、「めいっぱい踏む」一択ではありませんし。

基本の「き」は、「シンコペーション・ペダル」。要するに、音の開始でいったんペダルを放して、踏み込みはそれより遅れて行われるということ(で、いいのかな?)。指で鍵盤を押している間はその音についてはダンパーが離れているので、その間にペダルをしっかり放して余分な音の響きを取り、しかるのちに踏み込めば、今必要な音の響きだけがペダルで取っておけるわけですね。

みんなで、グランドピアノの中を覗き込んだりしました…ふだん、弾きながら見ませんからなかなかおもしろいです。

私は、この「シンコペーション・ペダル」、用語を聞いたのは昨日が初めてですが、これは昔から身についてはいました。たぶん、子どものときに最終回のピアノ発表会で弾いた「エリーゼのために」用に教わったと思われます。確か、そのときに初めて、ペダルに届くようにってんで底が厚めの靴を買ってもらって「わー、ペダル♪」みたいな感激があったような…おぼろげな記憶ですが。というか、逆にそれしか身についていなくて、意味なく一択のペダル使いだったのよね(^^;;

昨日の会で私が弾いたのは、ペヒシュタインで弾くとイイだろうと思った「亡き王女のためのパヴァーヌ」でしたが、まぁ確かにぴったりだったんですよ。弾きながら響きを聞いてるととても満たされた気分になります。

けどね。これまた、あーやっぱなんか違う、というか、うちで練習するときのペダルの感触と、ベヒのフルコンの感触じゃ違いすぎるんです。それで、なんか、あーでもないこーでもない…と思ってるうちに終わっちゃいましたけど、たぶん、ここで踏む離す、みたいなことではなくて、耳で聞きながらコントロールするってことが絶対に必要なんだろうと思うわけです。
(標題の「ペダルは耳で踏め」みたいのって、どこかで読んだと思うんだけど、元を思い出せない)

というふうに、本人的にはペダルに気を取られているうちに弾き終わってしまいましたが、弾き終わってすぐshigさんに言われたのは「フォルテにもいろんなフォルテがあるはずでしょ」という話で(そういや、それどころじゃなかった)、でも、そもそもメロディーを作るところの基本的なタッチを直されてるうちに終わっちゃった。17分って短い。

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コメント (2)
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