アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

またろうの作り方: 初めての小学校・学童日記より(12)

2013年05月11日 | 小学生活
ケータイ(というかこのときはPHSだけど)があるのってほんとに便利。いや便利のようなやっかいのような。

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2000年4月18日(火):兄弟電話ごっこ

会社の帰り、駅からタクシーに乗った。乗ってすぐ、またろうから電話。「いまどこ」「はやく帰ってきてね」のおきまりの出だし。「今タクシーに乗ってるからすぐだよ」というと、「今日は、こじろう連れてから帰ってきてほしい」と意外な展開。

「え、保育園先にいっていいの。それだとけっこうかかるよ。」「いいんだ。あのね、その方がね、、ぜんぶでは、えーと半分になって、みじかくなるから」。これまで、とにかくいったんは早く顔を見せようと思って、いったん家にただいまをしてから保育園に迎えにいっていたが、迎えに行く間のおるすばんが長く感じたのかな?

運転手さんに行き先変更を告げ、直接園につけてもらう。確かにこれでトータル時間は節約になるけど、時間がかかるのはこじろうを帰る気にさせて実際連れて帰る(寄り道だだこね含む)ところなんだから、とても半分にはなりはしない。

今日のこじろうはごきげん。この3月まで担任だった大好きな先生が遅番にいるせいらしい。それはいいけど、ごきげんで柵に登ったり、月を愛でたり、遠回りしたがったりと時間がかかってしょうがない。こんなことやってるとまたお兄ちゃんから電話かかってきちゃうよ。あ、かかってきた。

案の定、柿木将棋の操作についての質問。電話できかれたってさっぱり要領を得ないんだからこっちだってわかりゃしない。しかもその間、こじろうが「こじろうがでんわするー」とかあばれてて道も進まないんだから、どんどん帰りは遅くなるのだ。「またろう、ママも見なくちゃ分からないよ。もうすぐ着くんだから、電話しないで待ってたほうが早く行けるんだよ。電話するとこじろうが進まないよ」というと「あー切らないで!」と抵抗。

「じゃね、電話切って窓の外みてごらん。もうすぐ見えるよ」といって電話を切らせる。こじろうには、「窓からお兄ちゃんが手をふるよ。いってみよう!」と声をかけて見える位置まで走らせる。「おーい」「やっほぉ」としばし手を振る。またろうは「こじろうに電話してあげるー」といってまたひっこんでしまう。こんな近くで電話しなくていいっつの(-_-#

そこからはまたろうとこじろうで電話しながらいきおいよく家まで着く。ごきげんでスムーズに家まで着いてよかったけどさー。。こんなに電話に頼ってていいのか??

4月19日(水):連絡帳の混乱

今日は、保育園の懇談会。終了はちょうど6時だから、「学童が終わったら保育園においで。パパもママもこじろうもいるよ」といっておく。またろうもちょっとうれしそう。

ところが、懇談会が少し延びて6時10分ごろになってもまたろうが来ない。「変だなぁー」といっていると電話。「ママー、おてがみとおやつがない(;_;)」「えーっ、今日は保育園においでっていったのに」「あ、そうか!(がーん)」

「やるんじゃないかと思ったよね、ちょっと」とかぶつくさいいながら帰る。家から園に向かってきたまたろうと合流。「鍵しめてきた?」「あ、忘れた」、、「じゃ、急いで帰ろう」

またろう&こじろうでいっしょに園から帰るのは久しぶり。なんだか楽しいらしくて、二人でふざけっこしながらだーっと走っていく。はやーい。

ところで、今朝しつこく強調したのは、「保育園においで」より「お友達の連絡帳(学童)をちゃんと先生に渡すこと!」だった。月曜日、なぜか自分の連絡帳のほか、お友達の連絡帳がいっしょに入っていた。これ自体はまぁしかたがない。きのう、「ちゃんと渡してあげるんだよ、探してるだろうから」といったのに出し忘れたのは、よくはないがまだいいだろう。しかし、今日あれほどいったのにまた持って帰ってくるとは!

しかも今日は、忘れるといけないので、またろう自身の連絡帳に事情とおわびを書いて、それを見れば先生もわかるようにしておいたのだ。それも先生に見せていないということがわかった。

だもので、夫婦して「お友達が困ってるから絶対先生に渡すんだよ、っていったのに」「うっかり忘れたじゃすまないことがあるんだ!」「パパやママと先生の間の大事なお手紙なのに、渡してないのはどういうこと!?」などとよってたかってがんがん叱ってしまった。

またろうは、「ちゃんとね、先生にみせたんだけど、学童の先生にみせてね、っていわれた」とかわけのわからんことをぼそぼそいいながらじわっとしている。

落ちついて話を整理してみると、またろうの頭の中の混乱が少しわかった。連絡帳は小学校のと学童のとある。もちろん、小学校のは小学校に出すし(ランドセルに入れてある)、学童のは学童に出す(布バッグに入れてある)ものだ。小学校の連絡帳は連絡事項があるときは出すけど毎日は出さなくていい。学童の連絡帳は毎日書いている。これがどうも分けて考えられてなかったみたいなんですね。

で、連絡帳を先生に渡すんだよ、としつこくいわれたのはいちおう覚えていたけど、学童の連絡帳を小学校の先生に出したらしい(-_-;;

それが先週までうまくいっていたようにみえたのは、ひとえに学童の先生が、声をかけるとか本人が出さなくても布バッグを漁るとかしてチェックしてくださっていたためなのでしょう。

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コメント
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