原宿駅に降り立つと、もうそこは圧倒的なアウェイ感。
←確かに楽しかったが、体力的にちょっと
そうだ、ここは若者の街だった。というか、そもそもライブ行くとめちゃ浮くのでは…
私とよしぞうの二人で96猫ライブに行ったわけだけれども、行列をパッと見るに、10代と20代で半々くらいか?? 女子が多くて男子率は1割~2割くらい。見渡す限り、こんなアラフォーとすら言えなくなったおじさんはいない、らしい。
ライブ、って要するに「生」でしょ? 私はちょくちょく生で音楽を楽しんでるわけで、ニコニコ動画なんかで聞く96猫さんのライブ、そりゃーよさそうだね行ってみようか。と行ってしまったのだけど、実はこういうライブってのはよくわかってなかった。
チケットを見ると「オールスタンディング」とあり、客層と合わせて、何かを間違えてしまった感は強い。
並びきれない人数なので、道ばたと建物外階段に分かれて並んでいたが、猫耳をつけた中学生(推定)が「あーん、どうしよ。どきどきしてきた」とかすでに興奮している。
さして広くはない真っ黒い部屋に、400人くらいの客。入場のときに500円を払って紙コップにワンドリンクもらうから、まさか満員電車級にくっつくわけにもいかないし、可能な限りぎっしり詰めていく。昨日の内藤先生のコンサートで、ふだん40脚の椅子が並んでいるところ、80脚並べてぎっしり満員のお客さんだねぇ、これはちょっと窮屈かななんていっていたのが冗談のよう(^^;;
立ったまま紙コップの飲み物を飲みながら開始を待っていたときには、いやこりゃ年寄りにはキツイわ、っていうかライブってどのくらいの時間続くもの? この状態からトイレ休憩とかありえないからノンストップだよね。
ところで96猫(クロネコと読んでください)って誰なのか知らない人も多いと思うから(ここ、クラシックブログだしね)、いちおういっとくと、ニコニコ動画とかで人気が出た歌い手さんで、自在にコントロールされる七色の声と、その声のなんともいえない張り感が、心をがしっとわしづかみなんです。
YouTubeに載ってるやつを貼っておきます→「マトリョシカ」
この曲でいうと、高い声を出しているのが「店長(男性)」、主に男らしい声を出しているのが「96猫(女性)」ですが、96猫さんは高い声も女の子っぽい声も色っぽい声も出ます。
ま、そゆことで、今日のライブは96猫の初ワンマンライブってことで、熱狂的なファンが集まっているようです(と、ひとごとのように)。
もう、開演前にはちきれそうな雰囲気でしたが、登場するともうものすごい。
最初から、ノリよく「ブラック★ロックシューター」でガンガン盛り上がり、私の知らない曲もけっこう多いけど、「幸福安心委員会」みたいなお客さんも声を出せるやつのところではもう熱狂のうず。
「幸福なのは」(96猫)「義務なんです」(客)
「幸福なのは」(96猫)「義務なんです」(客)
「幸福なのは」(96猫)「義務なんです」(客)
「幸福ですか」(96猫)「義務ですよ」(客)
もうなんかの宗教ですね…めちゃくちゃ気持ちよかったと、歌い終わったあと96猫さんがおっしゃってました。
それにしても、96猫さんがちょっと歌詞わかんなくなったりすると、みんなが「クロちゃんかわいい~♪」「クロちゃんがんばってー!!」「クロちゃん大好き!!」とかいっせいに黄色い声が入るんですよ。クラシックのピアノのコンサートだと、いくらとちっても誰も応援してくれませんけどね。
こういう「ライブ」だと、ちょっと前奏が始まっただけで、みんな「キャー」と喜んで拍手。
ところで、お客さんというのは、ただ聞いてるだけじゃなくて参加者でもあるんです。曲によっては合いの手を入れるんですが(私は予習が足りないのでちょっとアレですが)、あと、手に手にヒカリもの(サイリウム)を持っていて、それ持って振るんですね。振り方は、曲に合わせて違うんですが、ある程度常識というものがあるらしくてみんなちゃんと揃ってます。
その場で売ってるんじゃないので、あらかじめ「96猫」グッズを買ってから来ているようです。そこからして出遅れていますが…
実は、私は耳がちょっと、あの音量だときついので、耳を半分押さえて聞いてたんです。そうすると、振る手が残ってませんので、たいへん申し訳ないですが和を乱しているというかなんというかね。「生」といっても、がんがんに電気で増幅するので、ドラムやベースの音は相当うるさいです。それよりはるかにうるさいのが黄色い声援ですが(笑)
おもしろいのは、ライブ開始前は部屋の中に平均的にぎっしり立っていたのが、開始すると前のほうに偏るので隙間が空きます。そして、「いーあーるーふぁんくらぶ~」とかやってるとみんながぴょんぴょんするので、だんだん後ろにずれてきて、また隙間がなくなります。
96ちゃんの歌は、あろうことか二時間半のライブ中まったく乱れもなく、抜群の安定感で多彩な歌声/MCのときの声を繰り広げていました。途中、飛び入りで別の歌い手さんが入ったりしましたが、一曲だけなのにそんなにパッとせず、まぁ考えてみれば、一曲落ち着いて録音してアップしてみんなに楽しんでもらうんだったら、ここまでの安定感はいらないんで、96猫の声はニコニコ動画用としてはまったくオーバースペックですね。だから今後はライブへ、さらにはツアーということになっていくのでしょう。
実力があればちゃんとだんだん目立っていって、デビューできる、考えてみればメディアの幅というのが昔とはぜんぜん違いますね。
今後またライブに行くとしたら、持ち物メモ:
・耳栓
・サイリウム
・猫耳(ただし帰りに外し忘れ注意)
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そうだ、ここは若者の街だった。というか、そもそもライブ行くとめちゃ浮くのでは…
私とよしぞうの二人で96猫ライブに行ったわけだけれども、行列をパッと見るに、10代と20代で半々くらいか?? 女子が多くて男子率は1割~2割くらい。見渡す限り、こんなアラフォーとすら言えなくなったおじさんはいない、らしい。
ライブ、って要するに「生」でしょ? 私はちょくちょく生で音楽を楽しんでるわけで、ニコニコ動画なんかで聞く96猫さんのライブ、そりゃーよさそうだね行ってみようか。と行ってしまったのだけど、実はこういうライブってのはよくわかってなかった。
チケットを見ると「オールスタンディング」とあり、客層と合わせて、何かを間違えてしまった感は強い。
並びきれない人数なので、道ばたと建物外階段に分かれて並んでいたが、猫耳をつけた中学生(推定)が「あーん、どうしよ。どきどきしてきた」とかすでに興奮している。
さして広くはない真っ黒い部屋に、400人くらいの客。入場のときに500円を払って紙コップにワンドリンクもらうから、まさか満員電車級にくっつくわけにもいかないし、可能な限りぎっしり詰めていく。昨日の内藤先生のコンサートで、ふだん40脚の椅子が並んでいるところ、80脚並べてぎっしり満員のお客さんだねぇ、これはちょっと窮屈かななんていっていたのが冗談のよう(^^;;
立ったまま紙コップの飲み物を飲みながら開始を待っていたときには、いやこりゃ年寄りにはキツイわ、っていうかライブってどのくらいの時間続くもの? この状態からトイレ休憩とかありえないからノンストップだよね。
ところで96猫(クロネコと読んでください)って誰なのか知らない人も多いと思うから(ここ、クラシックブログだしね)、いちおういっとくと、ニコニコ動画とかで人気が出た歌い手さんで、自在にコントロールされる七色の声と、その声のなんともいえない張り感が、心をがしっとわしづかみなんです。
YouTubeに載ってるやつを貼っておきます→「マトリョシカ」
この曲でいうと、高い声を出しているのが「店長(男性)」、主に男らしい声を出しているのが「96猫(女性)」ですが、96猫さんは高い声も女の子っぽい声も色っぽい声も出ます。
ま、そゆことで、今日のライブは96猫の初ワンマンライブってことで、熱狂的なファンが集まっているようです(と、ひとごとのように)。
もう、開演前にはちきれそうな雰囲気でしたが、登場するともうものすごい。
最初から、ノリよく「ブラック★ロックシューター」でガンガン盛り上がり、私の知らない曲もけっこう多いけど、「幸福安心委員会」みたいなお客さんも声を出せるやつのところではもう熱狂のうず。
「幸福なのは」(96猫)「義務なんです」(客)
「幸福なのは」(96猫)「義務なんです」(客)
「幸福なのは」(96猫)「義務なんです」(客)
「幸福ですか」(96猫)「義務ですよ」(客)
もうなんかの宗教ですね…めちゃくちゃ気持ちよかったと、歌い終わったあと96猫さんがおっしゃってました。
それにしても、96猫さんがちょっと歌詞わかんなくなったりすると、みんなが「クロちゃんかわいい~♪」「クロちゃんがんばってー!!」「クロちゃん大好き!!」とかいっせいに黄色い声が入るんですよ。クラシックのピアノのコンサートだと、いくらとちっても誰も応援してくれませんけどね。
こういう「ライブ」だと、ちょっと前奏が始まっただけで、みんな「キャー」と喜んで拍手。
ところで、お客さんというのは、ただ聞いてるだけじゃなくて参加者でもあるんです。曲によっては合いの手を入れるんですが(私は予習が足りないのでちょっとアレですが)、あと、手に手にヒカリもの(サイリウム)を持っていて、それ持って振るんですね。振り方は、曲に合わせて違うんですが、ある程度常識というものがあるらしくてみんなちゃんと揃ってます。
その場で売ってるんじゃないので、あらかじめ「96猫」グッズを買ってから来ているようです。そこからして出遅れていますが…
実は、私は耳がちょっと、あの音量だときついので、耳を半分押さえて聞いてたんです。そうすると、振る手が残ってませんので、たいへん申し訳ないですが和を乱しているというかなんというかね。「生」といっても、がんがんに電気で増幅するので、ドラムやベースの音は相当うるさいです。それよりはるかにうるさいのが黄色い声援ですが(笑)
おもしろいのは、ライブ開始前は部屋の中に平均的にぎっしり立っていたのが、開始すると前のほうに偏るので隙間が空きます。そして、「いーあーるーふぁんくらぶ~」とかやってるとみんながぴょんぴょんするので、だんだん後ろにずれてきて、また隙間がなくなります。
96ちゃんの歌は、あろうことか二時間半のライブ中まったく乱れもなく、抜群の安定感で多彩な歌声/MCのときの声を繰り広げていました。途中、飛び入りで別の歌い手さんが入ったりしましたが、一曲だけなのにそんなにパッとせず、まぁ考えてみれば、一曲落ち着いて録音してアップしてみんなに楽しんでもらうんだったら、ここまでの安定感はいらないんで、96猫の声はニコニコ動画用としてはまったくオーバースペックですね。だから今後はライブへ、さらにはツアーということになっていくのでしょう。
実力があればちゃんとだんだん目立っていって、デビューできる、考えてみればメディアの幅というのが昔とはぜんぜん違いますね。
今後またライブに行くとしたら、持ち物メモ:
・耳栓
・サイリウム
・猫耳(ただし帰りに外し忘れ注意)
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