私も、何年か経ったらアマオケに♪と密かに(笑)狙っているので、前にきーちゃんさんといっしょにアマオケ演奏会に行ってみましたが、これがもうとてつもなくおよびじゃない感じで、百年経っても無理でしょう、と結論は早くて…
←かっこよかった~
でも、そういうことはさておき、演奏としてはもうたっぷり楽しめる実力派オケでした。
昨日はそのオケの、オケ演奏会ではなくて、メンバーによる室内楽の会でした。
素人が室内楽をやりたいとなると、まずネックになるのはメンバー集め…
それと、他ならぬ自分のウデがどうしょもない(^^;; という問題があったりするんですけど、
なんせオケですからどんな楽器も揃ってます。だからいろんな組み合わせがあって、弦楽四重奏のような定番編成だけでなく、木管五重奏、金管五重奏、弦楽八重奏、なんでもありです。
びっくりしたのが
Sop+ティンパニ(o_o)
伊福部昭という作曲家の「アイヌの抒情詩に依る対話体牧歌」というものなんですけど、これがとても素敵でした。アイヌ語の歌詞がまったくわからないところがざんねん。ティンパニって、ぶっちゃけ「たいこ」ですけど、音程がある打楽器です。それひとつで、歌の伴奏として成立しているところがおもしろい。ふだんは、ティンパニをずっと注目してることって滅多にないですから、いやなかなかたいへんなものだなと思いました。
ラストの曲はマルコム・アーノルドの金管五重奏。アーノルドさんという人はトランペット吹きだそうですけど、ほんとにもう、これでもかってくらいトランペットの見せ場がほしかったのだなという(^^;; 金管ばっかりで集まって華やかな技巧を繰り広げます。楽しい曲ですけど…あらためて思うのは、私は金管の音がそれ単独では好きじゃないってことです。耳にきつくてこれは無理。金管は一生やらなそうだな…まぁこのトシから今更やる人も少ないだろうけど。
一方、木管五重奏はもう、この音好き~という感じで、曲がまたよかったんです。ヒンデミットの、5つの管楽器のための小室内音楽作品24の2というもので、ヒンデミットなんていったらもっとわけわからん曲かと思ったら、これがとてもきれいで、ほどよく複雑で、木管のやわらかい音の混ざり具合がとてもいいんです。気に入っちゃった。私は昔フルートをやっていたんだけれども、フルートの音もいいですよね、ほんと。あとオーボエの音にもたいへんひかれますが、まぁ冷静に考えてオーボエをきれいに吹けるようになんかならないから、今からやりませんよ…えぇやりませんとも、たぶん。
きーちゃんさんもいっていたけど、弦楽の音は混ざって一体化する感じ、管楽器はもっと個性を主張しあって広がる感じ。どっちがいいというわけじゃないんだけれども、やっぱりバイオリンを始めてよかったなぁと思いますよ。弦楽器の音がしっくり合ったときって、ほんと幸せ。
そういう意味では、スタンダード編成ですがラスト直前のベートーベン、スメタナがものすごく印象深い演奏でした。全体に、かなり若い方の多い演奏会だったと思いますが、ベートーベン(弦楽四重奏曲第15番)では重鎮が揃って出てこられたようで、貫禄の演奏、抜群の安定感でした。スメタナはコンミスさんがばっちりまとめる弦楽四重奏曲第二番ニ短調。この二つはこの演奏会の中でも特にクオリティ高くて迫力ありました。あー、ほんといいよね弦楽器。バイオリンももちろん好きだけど、ヴィオラとかチェロとか、すんごく触りたい、うずうず。
そしてこの、むっちゃハイレベルな演奏目白押しの中でもイチオシだったのがこれ:
「リヒャルト・シュトラウス/フランツ・ハーゼンエール編 もう一人のティルオイレンシュピーゲル」
ティルならみんな知ってると思うけど、オケの曲ですよね。それを、なんというか、たった五つの楽器に要約してしまったような感じで、バイオリン、コンバス、クラ、ファゴット、ホルンの五人だけ。これでオーケストラサウンドが繰り広げられてしまって、これはもう聞いてびっくり見てびっくり。五人がそれぞれ一騎当千の表現力を持っているからこその「幅」なのですが、これがもう、コンミスさんの「目力」でばっちり統率されてとても気持ちいいアンサンブルだったんです。
室内楽最高!!(^-^) もっと(楽器も)(曲も)いろいろやりたいな~
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でも、そういうことはさておき、演奏としてはもうたっぷり楽しめる実力派オケでした。
昨日はそのオケの、オケ演奏会ではなくて、メンバーによる室内楽の会でした。
素人が室内楽をやりたいとなると、まずネックになるのはメンバー集め…
それと、他ならぬ自分のウデがどうしょもない(^^;; という問題があったりするんですけど、
なんせオケですからどんな楽器も揃ってます。だからいろんな組み合わせがあって、弦楽四重奏のような定番編成だけでなく、木管五重奏、金管五重奏、弦楽八重奏、なんでもありです。
びっくりしたのが
Sop+ティンパニ(o_o)
伊福部昭という作曲家の「アイヌの抒情詩に依る対話体牧歌」というものなんですけど、これがとても素敵でした。アイヌ語の歌詞がまったくわからないところがざんねん。ティンパニって、ぶっちゃけ「たいこ」ですけど、音程がある打楽器です。それひとつで、歌の伴奏として成立しているところがおもしろい。ふだんは、ティンパニをずっと注目してることって滅多にないですから、いやなかなかたいへんなものだなと思いました。
ラストの曲はマルコム・アーノルドの金管五重奏。アーノルドさんという人はトランペット吹きだそうですけど、ほんとにもう、これでもかってくらいトランペットの見せ場がほしかったのだなという(^^;; 金管ばっかりで集まって華やかな技巧を繰り広げます。楽しい曲ですけど…あらためて思うのは、私は金管の音がそれ単独では好きじゃないってことです。耳にきつくてこれは無理。金管は一生やらなそうだな…まぁこのトシから今更やる人も少ないだろうけど。
一方、木管五重奏はもう、この音好き~という感じで、曲がまたよかったんです。ヒンデミットの、5つの管楽器のための小室内音楽作品24の2というもので、ヒンデミットなんていったらもっとわけわからん曲かと思ったら、これがとてもきれいで、ほどよく複雑で、木管のやわらかい音の混ざり具合がとてもいいんです。気に入っちゃった。私は昔フルートをやっていたんだけれども、フルートの音もいいですよね、ほんと。あとオーボエの音にもたいへんひかれますが、まぁ冷静に考えてオーボエをきれいに吹けるようになんかならないから、今からやりませんよ…えぇやりませんとも、たぶん。
きーちゃんさんもいっていたけど、弦楽の音は混ざって一体化する感じ、管楽器はもっと個性を主張しあって広がる感じ。どっちがいいというわけじゃないんだけれども、やっぱりバイオリンを始めてよかったなぁと思いますよ。弦楽器の音がしっくり合ったときって、ほんと幸せ。
そういう意味では、スタンダード編成ですがラスト直前のベートーベン、スメタナがものすごく印象深い演奏でした。全体に、かなり若い方の多い演奏会だったと思いますが、ベートーベン(弦楽四重奏曲第15番)では重鎮が揃って出てこられたようで、貫禄の演奏、抜群の安定感でした。スメタナはコンミスさんがばっちりまとめる弦楽四重奏曲第二番ニ短調。この二つはこの演奏会の中でも特にクオリティ高くて迫力ありました。あー、ほんといいよね弦楽器。バイオリンももちろん好きだけど、ヴィオラとかチェロとか、すんごく触りたい、うずうず。
そしてこの、むっちゃハイレベルな演奏目白押しの中でもイチオシだったのがこれ:
「リヒャルト・シュトラウス/フランツ・ハーゼンエール編 もう一人のティルオイレンシュピーゲル」
ティルならみんな知ってると思うけど、オケの曲ですよね。それを、なんというか、たった五つの楽器に要約してしまったような感じで、バイオリン、コンバス、クラ、ファゴット、ホルンの五人だけ。これでオーケストラサウンドが繰り広げられてしまって、これはもう聞いてびっくり見てびっくり。五人がそれぞれ一騎当千の表現力を持っているからこその「幅」なのですが、これがもう、コンミスさんの「目力」でばっちり統率されてとても気持ちいいアンサンブルだったんです。
室内楽最高!!(^-^) もっと(楽器も)(曲も)いろいろやりたいな~
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