バイオリンを習い始めたとき、最初は「新しいバイオリン教本」をやっていたんだけど、三巻に入るころになると財津様もといSeitz様ラッシュに萎えて挫折。
←好きこそものの
それから「ホーマン」二巻に変えて、これは二重奏で進められるのでなかなか具合がよかったけれど、練習もしないのに(爆)毎回マルをもらって進みすぎ、三巻に入ってしまったらどうしようもなくて挫折。
それであらためてホーマン二巻の冒頭にもどろうかという殊勝な心がけもつかの間、いったん家庭の事情(受験だ)で中断したらば、あとはもう、その都度その都度イベントのための曲練習しかしないモードがすっかり定着してなし崩し。
ようやく受験も済んで新しく通い始めたレッスンで、「やさしいカイザー」とかやって、これでスタッカートの改善とか成果はあったと思うんだけど、いまいちまじめになれなくてあまり進まず。
ということで、アイネクとかモツソナとか、曲しかやっていない状態ですがその中で、この正月休みはどっぷりと無謀曲「バッハパルティータ第三番プレリュード」と格闘していたわけですよ。
「弾いた」というにはおこがましいけれども、とにかく音を並べるのに、頻繁なポジション移動が必要な曲ですから、最初はカオス(^^;;
前述のようなエチュード遍歴を見てすぐわかるように、まともにポジ移動の練習をしたことはなく、曲中に高い音が出てきたらやむなく「えいっとそのへんおさえてみる」状態から進歩してないんだからそりゃ弾けるワケないわ。
それで、きーちゃんさんから、「この曲をレッスンしてもらう中で3ポジや4ポジの親指位置から見直した」とかいう話を聞いたのをヒントにして、一計を案じました。
4ポジはともかくまずは3ポジを確実に取れるようにすることでしょう。3ポジが確かなら、4ポジは「もちっとこっち」、2ポジは「もちっとあっち」で対応することにすればいいからねぇ(?)
とにかくキーポイントは親指。たぶん。ということで、マスキングテープを細く切って、3ポジが一番自然に弾ける親指位置を探ってから、そこにマーキング。
初心者がテープを張るときって、指板側に貼って、それを見て「ここを押さえる」とやることが多いけど、私はあれ、やったことないんです。なんか「見る」のが板につかなくて活用できない。でも、このマーキングは「手触り」をポジ移動のよすがにしようというコンセプトなので、わりと違和感なく活用できました。
それでずっとマスキングテープありでパル3を練習していたら、なんか押さえる手が楽になって、音程もまし(当者比)になってきました。
昨日は「えーっ、この曲!?」と驚かれながら勇気を持ってレッスンに出し、弾いてみたところ、最初は「あっ、マスキングテープがない」と慌てたけど(その場で借りるバイオリンだからね)、弾いていくうちに、テープがなくてもなんとかなることが判明。つまりはポジション移動そのものがマシになった。
正月休みの練習では、ページをめくらず1~2ページだけをひたすら弾いていたけど、昨日のレッスンでは、その先まで一緒に譜読みしていきました。自力で3ページ目に取り組もうかと思ったときには、謎が多すぎて(指番号が書いてあってもその意味が不明)手のつけようがなかったんだけど、先生がサラサラと合理的な指番号、弓使いを指示してくれるとすいすい進んで、ともかく最後まで(4ページ)たどり着きました。
先生の予想よりははるかにまともに音が並んだので、驚かれました。結局のところ、私がこんなに練習してレッスンにいったことがいまだかつてなかったということでもあるんだけど。
パル3を練習してたら、ほかの曲でもポジ移動がスムーズになってかなり弾きやすくなったんですよ。
私にとっては、本気になれないカイザーよりパル3です。
(同様に、本気になれないチェルニーよりイタコンです)
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それから「ホーマン」二巻に変えて、これは二重奏で進められるのでなかなか具合がよかったけれど、練習もしないのに(爆)毎回マルをもらって進みすぎ、三巻に入ってしまったらどうしようもなくて挫折。
それであらためてホーマン二巻の冒頭にもどろうかという殊勝な心がけもつかの間、いったん家庭の事情(受験だ)で中断したらば、あとはもう、その都度その都度イベントのための曲練習しかしないモードがすっかり定着してなし崩し。
ようやく受験も済んで新しく通い始めたレッスンで、「やさしいカイザー」とかやって、これでスタッカートの改善とか成果はあったと思うんだけど、いまいちまじめになれなくてあまり進まず。
ということで、アイネクとかモツソナとか、曲しかやっていない状態ですがその中で、この正月休みはどっぷりと無謀曲「バッハパルティータ第三番プレリュード」と格闘していたわけですよ。
「弾いた」というにはおこがましいけれども、とにかく音を並べるのに、頻繁なポジション移動が必要な曲ですから、最初はカオス(^^;;
前述のようなエチュード遍歴を見てすぐわかるように、まともにポジ移動の練習をしたことはなく、曲中に高い音が出てきたらやむなく「えいっとそのへんおさえてみる」状態から進歩してないんだからそりゃ弾けるワケないわ。
それで、きーちゃんさんから、「この曲をレッスンしてもらう中で3ポジや4ポジの親指位置から見直した」とかいう話を聞いたのをヒントにして、一計を案じました。
4ポジはともかくまずは3ポジを確実に取れるようにすることでしょう。3ポジが確かなら、4ポジは「もちっとこっち」、2ポジは「もちっとあっち」で対応することにすればいいからねぇ(?)
とにかくキーポイントは親指。たぶん。ということで、マスキングテープを細く切って、3ポジが一番自然に弾ける親指位置を探ってから、そこにマーキング。
初心者がテープを張るときって、指板側に貼って、それを見て「ここを押さえる」とやることが多いけど、私はあれ、やったことないんです。なんか「見る」のが板につかなくて活用できない。でも、このマーキングは「手触り」をポジ移動のよすがにしようというコンセプトなので、わりと違和感なく活用できました。
それでずっとマスキングテープありでパル3を練習していたら、なんか押さえる手が楽になって、音程もまし(当者比)になってきました。
昨日は「えーっ、この曲!?」と驚かれながら勇気を持ってレッスンに出し、弾いてみたところ、最初は「あっ、マスキングテープがない」と慌てたけど(その場で借りるバイオリンだからね)、弾いていくうちに、テープがなくてもなんとかなることが判明。つまりはポジション移動そのものがマシになった。
正月休みの練習では、ページをめくらず1~2ページだけをひたすら弾いていたけど、昨日のレッスンでは、その先まで一緒に譜読みしていきました。自力で3ページ目に取り組もうかと思ったときには、謎が多すぎて(指番号が書いてあってもその意味が不明)手のつけようがなかったんだけど、先生がサラサラと合理的な指番号、弓使いを指示してくれるとすいすい進んで、ともかく最後まで(4ページ)たどり着きました。
先生の予想よりははるかにまともに音が並んだので、驚かれました。結局のところ、私がこんなに練習してレッスンにいったことがいまだかつてなかったということでもあるんだけど。
パル3を練習してたら、ほかの曲でもポジ移動がスムーズになってかなり弾きやすくなったんですよ。
私にとっては、本気になれないカイザーよりパル3です。
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