アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

無理目曲を練習する効用

2014年01月03日 | バイオリン
正月休みに入ってからずっと、無理「目」曲というよりは超絶無理曲のバッハパルティータをしつこく練習していたんだけど、

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今日、ふと思い立って、ここんとこずーーっと弾いていなかったモーツァルトソナタを弾いてみた。

すると、細かいところ(指使いを決めてたはずなんだけど、ずぼらで書かないでいたもんだから忘れちゃったとか)はあやふやになってる一方で、全体としてはなんか弾きやすくなった感じ。

弦をまたいで押さえなくちゃいけない重音のところとか、ポジション移動とか、移弦とか、すこーしずつ。

微妙すぎる違いで、本人以外にはわからないだろうけど。

おんなじようなことは、ピアノでも感じる。今、無理目曲のヴォカリーズをしつこくしつこく練習してるけど、そうするとたまに「亡き皇女」を弾くと、なんか部分的には忘れてるけど全体としては弾きやすくなってる、とか。

前に、熱情ソナタの三楽章(こりゃ無理目どころかミッションインポシブル)を練習してたら、音階が弾きやすくなったり、とか。

ふつうはそういう、汎用性のある技術みたいなものって、いわゆる「練習曲」で積み重ねていくんだろうけど、ハノンもチェルニーもやったことないし、今後もやる予定ないから、こういうのがある程度「代わりに」なるのかなと思っている。

とにかく好きな曲で、気になってしょうがないもんだから、ない時間でもやりくりしてしょっちゅう弾くし、弾くときには少しでもいい音で鳴らそうと思って頭を使う。私にとっては、しぶしぶ(?)チェルニーをやるよりだいぶ効きそうな気がする。

もちろん、不利な点としては、必要アイテムが揃ってないとか、バランス悪いってことがあるんだろうけど。

…それって何か問題だろうか??
いつまでにどうならなきゃいけないってことはない状況下ではどうでもいいことかもしれない。


無理目曲にのめりこむとき、多少注意したほうがいいと思うのは、手とか傷めないようにするということだ。
無理目曲を必死に自己流練習して根を詰めると、気づかないうちにやられてるってことがあるから。

でも、今回の年末年始連休は、ほとんど家に篭っていたので、
ごはん食べちゃちょっと弾き…
テレビ見ちゃまたちょっと弾き…
バイオリンになったりピアノになったり…

トータルではそれなりに弾いたと思うけど、続けて弾くのはせいぜい30分とか。だから疲れないでできちゃう。

いいよね~こういう生活、ぜいたく(^-^)
ほんと思うんだけど、一日家にいても時間があっという間。たいして「何をやった」ってわけでもないのに、ほら、こうやって夜になってる。もう九連休のうち七を消費しちゃったよ。

あーー、早く定年したい。

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コメント (8)
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