昨日の記事を書きながら、つくづく理三って不思議なところだよな~と思った。
←人生、何を目指しているのかという問題だけど
ペーパーテストで測る学力的偏差値ピラミッドでいえば間違いなく頂点。医学部に「ほぼ」進学するんだけど、入学する先は教養学部で、しかも一般ピープルであるところの理二の人たちと机を並べて一年半過ごす。
ちなみに、理一や理二と、理三で難易度的にどのくらい距離があるかというと、入試で解く問題セットはまったく同一であって合格に必要な最低点が違う「だけ」なのだけれど、その点の違いというのがなんかただ漕いでも漕いでも渡れない川というか、理一や理二なら数学捨てたり(←私)英語捨てたり(←よしぞう)してほかで稼ぐ戦略がないではないけど理三で何か捨てるとかありえないから。ってくらい違う。
理二の人は、進振り(学科配属は希望した中から成績順で決まる)があるからある程度の成績をとろうとするけれど、理三の人は基本(つまり単位を揃えれば)医学部に行けるので、勉強しない人は極端にしない。入学後の顔合わせのときに見たきり速やかにその気配を消してしまう人もいる。一方、する人はそれまでの生活習慣のまま勉学に邁進するので、その点数いらないならこっちにちょうだいというほどの成績をとる人もいる。
そもそも、なんでそんなに理三が難しいのかといえば、リーズナブルなお値段で通える、東京圏の医学部というところが基本的な魅力なんだろうけど、結果として最難関の座にあることから、別の意味も加わってしまった。つまり、昨日の記事にある親子のように「やるんだったら一番難しいところに挑戦してみようよ」といったらココになるので、医者になりたいわけじゃなくても来るということだ。
50人ほどの理二三クラスの中で、理三は8人いた。医者になりたい派と、山があるから登っちゃった派は、半々というよりはむしろ後者が多いように見えた。また、医者といっても研究医を目指す人が比較的多く、バリバリ開業、あるいは開業でなくても純粋に臨床を目指す人は東大でない医学部を目指すものらしい。そういえば慶應医学部のダンスパーティーチケットが5000円(当時)と、女子に対して安い値段設定をすることが多いダンパの中では破格の値付けだったが、あれは開業医の妻を目指すなら理三じゃなくて慶医でしょって意味だったと思われる。開業資金だって必要だものね。
ちなみに、理三の男子がモテてるという印象はなかった。あまりにも変わってる人が多すぎたから。
とにかく、理三というのは入るのが難しすぎて、まぁふつうに勉強していて、行けそうな中から志望校選びましたみたいなスタンスで届くことは滅多にないし(稀にはあるのかもしれないが)、中学生高校生といろんな体験をする中で、自分が向いているところ、自分の能力が行かせるところ、この道を進みたいと思うところが医師というものだと気持ちが固まったところで、やおら目指してもなかなか届かない。やっぱり、中学受験で勉強、入ってからも六年間勉強みたいな人が、ただでさえ少ない席を埋めてしまうと、本当に医者になりたくて向いてる人の分は残席わずかということになるだろう。
国のお金でそんな、受験の頂点席みたいなのを用意してやる意味ってあるのかねぇ??
…と、ちょっと思っちゃうんだけど。
ところで、東大に限らず、大学受験地図の中で、医学部というのは特殊な地位を占めているように感じる。
日本全国津々浦々、国公立の医学部ならだいたい難しいし、庶民に払えないような金額の私立医学部だってかなり難しい。もちろん、医者になるのに頭がいいほうがいいだろうけど、頭がよきゃいいってわけでもないし、学力が高けりゃ医学部に行けってのも変な話だけど。でもなんとなくそんな風潮はあって、大学合格実績を数えるときも、東大京大と「医学部」を数えたりするじゃないですか。
それはたぶん、医者が経済的にも安定しやすいとか、職業イメージが乏しい中高生に「将来は何になりたいの」ってキャリア教育的に迫っていくと、まじめな子ほど医学部目指しますってなりやすいとか、そういうこともあるのだろうけど、特に何になりたいということではなくて受験というフィールドで高みを目指したい、「山があるから登りたい」という人を引き込みやすいからという面も少なからずあると思う。
この「山」が医学部であるというイメージを形成するにあたって、偏差値の頂点にあるものが理三(医学部)であるということはやっぱり意識的無意識的に効いてるんじゃないでしょうか。
だからもし、偏差値の頂点が理三じゃなくてたとえば「東大理四」(笑)ってのがあってそれは数学科とかに進む少人数学部だったりしたら、何がしか今と違う受験地図が作られていたのかなと。そこには算オリ数オリのメダリストがごろごろしてて、確かに適性から数学だろって人もいるけど、特に数学ラブというわけでなくても受験の頂点を目指したい人が続々と入学してくるという(^^;;
そんな想像するとおもしろい。
受験偏差値の頂点は、医学部じゃなきゃいけないんですか??
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

ペーパーテストで測る学力的偏差値ピラミッドでいえば間違いなく頂点。医学部に「ほぼ」進学するんだけど、入学する先は教養学部で、しかも一般ピープルであるところの理二の人たちと机を並べて一年半過ごす。
ちなみに、理一や理二と、理三で難易度的にどのくらい距離があるかというと、入試で解く問題セットはまったく同一であって合格に必要な最低点が違う「だけ」なのだけれど、その点の違いというのがなんかただ漕いでも漕いでも渡れない川というか、理一や理二なら数学捨てたり(←私)英語捨てたり(←よしぞう)してほかで稼ぐ戦略がないではないけど理三で何か捨てるとかありえないから。ってくらい違う。
理二の人は、進振り(学科配属は希望した中から成績順で決まる)があるからある程度の成績をとろうとするけれど、理三の人は基本(つまり単位を揃えれば)医学部に行けるので、勉強しない人は極端にしない。入学後の顔合わせのときに見たきり速やかにその気配を消してしまう人もいる。一方、する人はそれまでの生活習慣のまま勉学に邁進するので、その点数いらないならこっちにちょうだいというほどの成績をとる人もいる。
そもそも、なんでそんなに理三が難しいのかといえば、リーズナブルなお値段で通える、東京圏の医学部というところが基本的な魅力なんだろうけど、結果として最難関の座にあることから、別の意味も加わってしまった。つまり、昨日の記事にある親子のように「やるんだったら一番難しいところに挑戦してみようよ」といったらココになるので、医者になりたいわけじゃなくても来るということだ。
50人ほどの理二三クラスの中で、理三は8人いた。医者になりたい派と、山があるから登っちゃった派は、半々というよりはむしろ後者が多いように見えた。また、医者といっても研究医を目指す人が比較的多く、バリバリ開業、あるいは開業でなくても純粋に臨床を目指す人は東大でない医学部を目指すものらしい。そういえば慶應医学部のダンスパーティーチケットが5000円(当時)と、女子に対して安い値段設定をすることが多いダンパの中では破格の値付けだったが、あれは開業医の妻を目指すなら理三じゃなくて慶医でしょって意味だったと思われる。開業資金だって必要だものね。
ちなみに、理三の男子がモテてるという印象はなかった。あまりにも変わってる人が多すぎたから。
とにかく、理三というのは入るのが難しすぎて、まぁふつうに勉強していて、行けそうな中から志望校選びましたみたいなスタンスで届くことは滅多にないし(稀にはあるのかもしれないが)、中学生高校生といろんな体験をする中で、自分が向いているところ、自分の能力が行かせるところ、この道を進みたいと思うところが医師というものだと気持ちが固まったところで、やおら目指してもなかなか届かない。やっぱり、中学受験で勉強、入ってからも六年間勉強みたいな人が、ただでさえ少ない席を埋めてしまうと、本当に医者になりたくて向いてる人の分は残席わずかということになるだろう。
国のお金でそんな、受験の頂点席みたいなのを用意してやる意味ってあるのかねぇ??
…と、ちょっと思っちゃうんだけど。
ところで、東大に限らず、大学受験地図の中で、医学部というのは特殊な地位を占めているように感じる。
日本全国津々浦々、国公立の医学部ならだいたい難しいし、庶民に払えないような金額の私立医学部だってかなり難しい。もちろん、医者になるのに頭がいいほうがいいだろうけど、頭がよきゃいいってわけでもないし、学力が高けりゃ医学部に行けってのも変な話だけど。でもなんとなくそんな風潮はあって、大学合格実績を数えるときも、東大京大と「医学部」を数えたりするじゃないですか。
それはたぶん、医者が経済的にも安定しやすいとか、職業イメージが乏しい中高生に「将来は何になりたいの」ってキャリア教育的に迫っていくと、まじめな子ほど医学部目指しますってなりやすいとか、そういうこともあるのだろうけど、特に何になりたいということではなくて受験というフィールドで高みを目指したい、「山があるから登りたい」という人を引き込みやすいからという面も少なからずあると思う。
この「山」が医学部であるというイメージを形成するにあたって、偏差値の頂点にあるものが理三(医学部)であるということはやっぱり意識的無意識的に効いてるんじゃないでしょうか。
だからもし、偏差値の頂点が理三じゃなくてたとえば「東大理四」(笑)ってのがあってそれは数学科とかに進む少人数学部だったりしたら、何がしか今と違う受験地図が作られていたのかなと。そこには算オリ数オリのメダリストがごろごろしてて、確かに適性から数学だろって人もいるけど、特に数学ラブというわけでなくても受験の頂点を目指したい人が続々と入学してくるという(^^;;
そんな想像するとおもしろい。
受験偏差値の頂点は、医学部じゃなきゃいけないんですか??
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)