アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

三連符と16分音符の長さ対決!?

2015年09月10日 | ピアノ
ところでショパン前奏曲の9番だけど…


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最初の小節の二拍目、上は「タッカ」のリズムでしょ。つまり「カ」は1/4拍分
中は三連符。つまり1/拍分

…ってーと、1/3 - 1/4 = 1/12拍分ずれるってことかしら算数的には??

そりゃまぁ弾きにくいことこの上ないんですが、私ってば譜面を見て弾いてたというより、昔から聞いて耳についてた感じにナントナク弾いてたというか…

上の、16分音符が、三連符いっこ分の半分くらいになってたような気がするわ。理屈もなにもありゃしない。

それで、やばいかなと思って、上の譜面にある「*)」の注を読みにいったわけです。

ページ下にちょろっと注があるんですが、「どこそこを見よ」ってんで巻末を見に行かされて、そりゃまあ長々しいしかも英語の説明がくだくだしく書いてあって、ショパンは元々この16分音符と三連符の三つめが上下ぴったり揃う位置に書いていて云々、たぶんこれがタイミング的に合うって言いたかったろうけれども、出版された楽譜があぁいうのやこういうのややって云々、とてもとても老眼に厳しい細かい字でぎっしり。

読む気しないので、YouTubeでいろいろと聞いていますとますます混乱してきました。プロの演奏家でもてんでんばらばら不統一なんですよ。

それで、疑問をMixiでつぶやきますとたちどころにshigさんから過去記事でこういうの書いたけど、というどんぴしゃりの話を紹介してくださいまして、やはりそうなんですね、ショパンさんは揃えるつもりだったらしいと。

けどこんな楽譜

も出回ってて、これだと揃えるって思わないだろう。ってことでずれて演奏されることもよくあったみたい。

私が長年「ずれる派」だったのは、FMをエアチェックして持ってたカセットテープ(←死語)にあった演奏が「ずれる派」だったからだと思われるのですが、もはやそれが誰だったかまったく覚えていないという体たらく。今回聞き漁った中では、アルゲリッチさんかな?? と思わなくもないんだけど。

いちおう両派を貼っておきますね:

ずれない派の例 ポリーニ

ずれる派の例 ソコロフ

この問題に気付いて、そもそもショパンさんは「ずれない派」だったらしいということなので、まずはそっちにしようと思ったんですよ。でもなんかうまくいかなくて、いやー長年の刷り込みって怖いよねぇ、それで本番は今週末だしもう変えないほうがいいかと思って、

(結論)ずれる派のままいきます(^^;;

上のソコロフさんはアルゲリッチさん(同じく「ずれる派」)の演奏より気に入ったからこっち貼っといた。

そうだ内藤先生はどっち派だっけとCD引っ張り出してみたら「ずれる派」だった。道理で何も違和感なかったわけだわ(近年、ポータブルプレーヤーに入ってたのはコレ)。

ということで、いちおうの解決(?)を見たんですが、どう考えても、そんなことで迷って調べものしてるより、弾いたほうがいいよ。今週末なんだからさ。あわあわあわ。

そうだ、プロの人が「ずれる派」になるにあたっては、私じゃあるまいし「なーんにも考えてなかった、てへぺろ(^^;;」ってことはないから、どういう筋道で考えて「こっちにしよう」ってなるのかな。ちょっと興味ある…

…あ。いや。練習ですね練習

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コメント (2)
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