昨日は、ボロディンの弦楽四重奏第二番一楽章を弾いてみようという会に参加してきました。
←「バッハのコラール」に引き続き「表参道クラシックスペース」です
勢いで申し込んでから、いったん「2ndを二人で弾いて1stを先生に弾いてもらうのと、2ndを一人で弾くのとどっちがいいですか」とメールをもらい、そのときはまだ楽譜開いてなかったんでナントナク「どちらでもいいですよ」って返事しちゃった。
それから、実際譜読みしてみようとして…ヤダッ、重音けっこうあるっ、重音ピチカートとかなにそれ、臨時記号が意味不明、音階みたいで音階じゃないとこ弾けないし~
で、「すみません、現実を見て前言撤回、二人にさせて」みたいなことを送ったのですが時すでに遅く。もう一人の方はがんばって1stを着々と練習していらっしゃるようでした(-_-;;
会場に着くと、なぜだかSLANさんがいたので、お願いいっしょに弾いて!! といってみたが華麗に立ち去られる。
先生が来ての四重奏レッスンは一時間半ということだったが、その前に一時間の「コソ練タイム」があり、参加者同士でまず合わせ。
素人同士、しかもチームというわけでもなくたまたま揃った面子なので、ふつうはそんなこと難しそうだけど、スペースのオーナーさん(ビオラ担当)が的確に仕切って練習を力強く前進させていく。
最初相当な謎曲だったが、一時間で急速に目鼻がついていく。あとちょっとで曲の最後まで到着、というところで先生が到着してしまったが、いったん追い出しておいて最後までコソ練習終了。
…この一時間ですでにかなりの充実感、それと疲労感。なにしろ私がバイオリンを弾くといったら15分とかそんなもんがせいぜいで、こんなに続けて弾くことないからね。んで休憩なしでレッスン突入とかマジですか~
ところで。ピアノの連弾でさえ、合わせの前に「ひとりでれんしゅう」しようとしてもなんか音の意味がよくわからず結局練習モチベーションも上がらないまま、もういきなり合わせてみて冷や汗をかきながら、でもそうかそういうことだったのか、と、それからようやく練習できる、ってあるでしょ。
弦楽四重奏の2nd担当ってその比じゃないです。
しかも、アイネクならまだそんなにわかんなくないけど、ボロディンは頻繁に凝った転調をしてるもので、「ここシャープつくの?? ほんとに??」みたいな感じでほんとに手が付けられない感じ。
先生(2ndを担当することが多いらしい)によれば、「パート譜だけ見ても意味不明」は「内声担当あるある」の中でも鉄板の基本ネタだそうです。
当然のことながら、譜読みの段階でスコアを確認しながら(あるいは、音源を聞きながら)全体のハーモニーの中での自分のポジションをよく理解して臨むのが理想でしょうけど。今回はほんとイチから(ゼロから)の組立てをその場ですることになりました。
タイトルにした「D-durのAっぽく弾いてください」というのはですね…この曲、始まりが他三人は「休符」なので、一瞬ですが私ひとりのスタートなのです。だからザッツ出しつつ最初の雰囲気を作るという、超緊張の一瞬ですが、それで「ラ」を弾くのね。
「ラ」っていったらまぁ「ラ」なんだけど、その「ラ」はそもそも何なのか、という…この曲はD-durなので、気分は明るく、かといってシャープ三個のキラキラ感というよりはやや落ち着いた感じ? その中でAは第五音ですね。
だから、「こんな感じでなく、こんな感じで」と、先生がいくつかの弾き始めパターンを実演。ただ「ラ~」ってやってるだけですが、おー確かに違う(^^;; 真似できないけど、でも気持ちだけね。弾いてみると、確かにどんなに拙くても気持ちが違えばちゃんと違うように聞こえるみたいですよ。もちろん、私一人の力ではなく、ほかの三人もそういう気持ちになってることが大事なんですねたぶん。
同様に、どんどん出てくるシャープやフラットの謎も、四人で合わせてみれば解けていき、ここではちょっと明るく…ここでは曇るという、色合いの変化として意味を持ってくるわけです。
おもしろい(^-^) そしていい曲だ!! →こんな曲(ボロディン四重奏団によるボロディンでどうぞ)
すっかり虜にされて、また勢いで次の合わせとレッスンを入れてしまった。こうやって自分で自分の首を絞める。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育

「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)

勢いで申し込んでから、いったん「2ndを二人で弾いて1stを先生に弾いてもらうのと、2ndを一人で弾くのとどっちがいいですか」とメールをもらい、そのときはまだ楽譜開いてなかったんでナントナク「どちらでもいいですよ」って返事しちゃった。
それから、実際譜読みしてみようとして…ヤダッ、重音けっこうあるっ、重音ピチカートとかなにそれ、臨時記号が意味不明、音階みたいで音階じゃないとこ弾けないし~
で、「すみません、現実を見て前言撤回、二人にさせて」みたいなことを送ったのですが時すでに遅く。もう一人の方はがんばって1stを着々と練習していらっしゃるようでした(-_-;;
会場に着くと、なぜだかSLANさんがいたので、お願いいっしょに弾いて!! といってみたが華麗に立ち去られる。
先生が来ての四重奏レッスンは一時間半ということだったが、その前に一時間の「コソ練タイム」があり、参加者同士でまず合わせ。
素人同士、しかもチームというわけでもなくたまたま揃った面子なので、ふつうはそんなこと難しそうだけど、スペースのオーナーさん(ビオラ担当)が的確に仕切って練習を力強く前進させていく。
最初相当な謎曲だったが、一時間で急速に目鼻がついていく。あとちょっとで曲の最後まで到着、というところで先生が到着してしまったが、いったん追い出しておいて最後までコソ練習終了。
…この一時間ですでにかなりの充実感、それと疲労感。なにしろ私がバイオリンを弾くといったら15分とかそんなもんがせいぜいで、こんなに続けて弾くことないからね。んで休憩なしでレッスン突入とかマジですか~
ところで。ピアノの連弾でさえ、合わせの前に「ひとりでれんしゅう」しようとしてもなんか音の意味がよくわからず結局練習モチベーションも上がらないまま、もういきなり合わせてみて冷や汗をかきながら、でもそうかそういうことだったのか、と、それからようやく練習できる、ってあるでしょ。
弦楽四重奏の2nd担当ってその比じゃないです。
しかも、アイネクならまだそんなにわかんなくないけど、ボロディンは頻繁に凝った転調をしてるもので、「ここシャープつくの?? ほんとに??」みたいな感じでほんとに手が付けられない感じ。
先生(2ndを担当することが多いらしい)によれば、「パート譜だけ見ても意味不明」は「内声担当あるある」の中でも鉄板の基本ネタだそうです。
当然のことながら、譜読みの段階でスコアを確認しながら(あるいは、音源を聞きながら)全体のハーモニーの中での自分のポジションをよく理解して臨むのが理想でしょうけど。今回はほんとイチから(ゼロから)の組立てをその場ですることになりました。
タイトルにした「D-durのAっぽく弾いてください」というのはですね…この曲、始まりが他三人は「休符」なので、一瞬ですが私ひとりのスタートなのです。だからザッツ出しつつ最初の雰囲気を作るという、超緊張の一瞬ですが、それで「ラ」を弾くのね。
「ラ」っていったらまぁ「ラ」なんだけど、その「ラ」はそもそも何なのか、という…この曲はD-durなので、気分は明るく、かといってシャープ三個のキラキラ感というよりはやや落ち着いた感じ? その中でAは第五音ですね。
だから、「こんな感じでなく、こんな感じで」と、先生がいくつかの弾き始めパターンを実演。ただ「ラ~」ってやってるだけですが、おー確かに違う(^^;; 真似できないけど、でも気持ちだけね。弾いてみると、確かにどんなに拙くても気持ちが違えばちゃんと違うように聞こえるみたいですよ。もちろん、私一人の力ではなく、ほかの三人もそういう気持ちになってることが大事なんですねたぶん。
同様に、どんどん出てくるシャープやフラットの謎も、四人で合わせてみれば解けていき、ここではちょっと明るく…ここでは曇るという、色合いの変化として意味を持ってくるわけです。
おもしろい(^-^) そしていい曲だ!! →こんな曲(ボロディン四重奏団によるボロディンでどうぞ)
すっかり虜にされて、また勢いで次の合わせとレッスンを入れてしまった。こうやって自分で自分の首を絞める。
にほんブログ村 ピアノ ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育

「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社

「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
(今回もイラストはまたろう)