アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「ハエ叩き弾き」に強いめるちゃん

2019年11月27日 | ピアノ
「東大ピアノの会」の演奏会を聞いていたとき、なにしろ配布されたプログラムがあまり長大で名曲珍曲目白押しだったもんで、

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プログラムに目を落としていることも多かった。そうやって耳だけで演奏を聞いていたある演奏者のとき、
曲は超難曲で、それを滞りなくノリよく弾いていてたいそう上手だったんだけれど、
それまでのほかの何人かに比べて

明らかに音がきれいじゃなかった

のでふと顔を上げて手をガン見すると、なんと…!!

これはまた見事な「ハエ叩き」弾き。おゆき先生にダメ出しされるやつやん

「ハエ叩き」弾きというのは、弾くときに指でなく手の甲がバタバタ上下に動くことによって打鍵しているもので、
上から下に弾いているというか…
そりゃ、ピアノの構造上、上から下へ打鍵するのは当たり前だけれど、
要するに縦揺れ運動が必要以上に大きくて、押し込んでいる感じ。

といっても、派手に叩いているとかガッツンうるさいとかいうことではなくて、
静かなら静かに、
ハエ叩き弾きというのはある。

ハエ叩き弾きのまま、こんなうまい人もいるんだな
というのと、
こんなうまい人でもハエ叩き弾きするとちゃんときたない音になるんだな
というのがちょっと衝撃だった。

それで、おうちに帰ってから、めるちゃんで「ハエ叩き弾き」の実験をしてみた。
つまり、
「ハエ叩き」(縦揺れ)で弾くのと、
「最小限の移動」(スーッと横移動)で弾くのを
ちょっと極端にして比べてみたんだけど、

案外変わらないというか(^^;;

めるちゃんって、「ハエ叩き弾き」でも嫌な音になりにくい。

背後霊が「ハエ叩き弾き」にはちょいとうるさいので、ふだんからなるべくしないように心がけてはいるものの、
譜読みしたての曲は余裕がないこともあってなりやすく、
でも家では違和感なかったのにレッスン行くとめっちゃダメ出しになることがある。

譜読みしたてで音を拾い拾い拙く弾いていてもそれなりにきれいに響くめるちゃんは、
幸せピアノライフに欠かせないパートナーだけど、
めるちゃんだけで練習して大きな会で弾くというのはあんまりよくないかもしれない。

まぁ、たいてい(シードマイヤーの)レッスンに持っていくからいいんだけど…あ。年明けのモツコン23。


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