アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ソナチネ二台版の合わせ練習

2022年08月08日 | ピアノ
ソナチネ二台バージョン、前にやったのは
クレメンティ/ソナチネOp36-3
でした。

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今回やろうとしているのは
クレメンティ/ソナチネOp36-6
です。

え? 番号言われてもわからん?? そりゃそうですね。
クレメンティ/ソナチネOp36-3
は「ソーミドソソソ、ソーミドレミファソラシド…」
クレメンティ/ソナチネOp36-6
は「シラソ#ラレーラファ#ラレファ#ラーファ#レラ…」
です。たぶん、昭和のピアノ教室ではいずれも耳タコだったんじゃないでしょうか。そういえば今時の子たちはこういう曲あんまりやらないんだろうか。

音楽的にたいした価値がない、くだらない、と思われる方もいるとは思いますが、なんというか、パターンにはまるというのはよい面(わかりやすい、理にかなっている)と悪い面(ありきたり、つまらない)があるはずで、こういう曲に人生の最初らへんでしっかり馴染んでいるというのも悪くはないと思うんです。そればっかりじゃアレですけど。

今弾いてみると、ま、理屈抜きで楽しいです。
ほんと弾きやすいというか、譜読みしやすいんで、あっちゅう間に弾けますし、余裕があるから自分が弾きたいように弾ける、そういう楽しさかなと思います。

軽快、かわいらしい。

これに合わせて「いい感じ」になるよう、華やかになるように作られた2ndバートのほうは譜読みもたいへんだと思いますが…

今日、ゆっくりでまず合わせてみて、大きな問題なさそうだったのでちょっと速くしても合わせてみて、それからどちらがどちらのピアノで弾くのがいいか両方試してみて、とか、余裕の進行でした。最後は、ちょっと離れたところから聞いてもらってバランスチェックも。

合わせてみると、一人で弾いてるときにはやや平凡だったいろんなパーツが、2ndと掛け合いになることで、あるいは、響きを支えてもらうことによってゴージャスに生き生きと生まれ変わり、たいへんこれはテンアゲ(テンションアゲアゲ)なアンサンブルでございます。

こうやって二人で合わせているときには、ただの音階が、めっちゃオシャレに聞こえるんです。



ここのところとか、「ラシド#レミ」なんていう、ごくごく平凡な音形ですが、
軽やかに駆け上る心地よさ、そしてそれが
「シド#レミファ#」「レミファ#ソラ」「ミファ#ソラシ」と少しずつ上がっていく盛り上がり。

左手のララララララ…という単調な音形も、来るよ来るよ、というか、ドキドキを隠して平静を装っている感じがします。

そこから、どこへ行くんだろう~の不思議ゾーンを通り過ぎ、左手のオクターブで堂々とかっこよく行くと、さてテーマに戻ってくるわけですが

そんなふうに、弾いてるとどんな雰囲気なのかをちゃんと味わいながら弾く余裕もあるという、いいよねやっぱり、実力オーバーでない曲w

合わせが順調で、時間に余裕があったため、お互いソロの練習もして弾きあい会的に。私はバラ三を聞いてもらいました。納得いかなくてもう一度

------ 今日の録音:
ベートーヴェン/ピアノソナタ31番第一楽章

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