アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ガチ勢に気圧されるレアチャレ

2022年08月14日 | ピアノ
かつさん主催、第六回、レア・ピアノミュージック・チャレンジ♪が始まりました~ぱんぱかぱーん

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Vol.1
Vol.2
Vol.3

私は「Vol.2」で、地味~に参加しております。

何が地味って、グラナドスが地味とか曲が地味というわけではないのですが、なにしろ「レア」チャレですからね?

グラナドスはみんな知ってるだろうけど
バッハショパンベートーヴェンほどみんな弾かないし
中でもこの曲を弾いた人は「生で」(練習会や発表会)みたことない

くらいの「ゆる~い」基準で参戦しておりますが、企画の趣旨からいえばギリギリ。地味。。

演奏も、練習する時間がなかったから、地味(-_-;;

今日の午前中は、断続的にレアチャレを聞きながら過ごしてました。ピアノ弾く、レアチャレ聞く、ピアノ弾く、レアチャレ聞くみたいな感じで。

そしたら、みんなの「レア」は、ガチの「レア」で、作曲者名から知らないのオンパレードです。

フィビヒ/Remy Clavers/トマス・テレフセン/村松健/清瀬保二…

「ブルーメンフェルト」については「作曲家としてはそんなにレアな方ではないかもしれませんが」と書かれています。そうなの? 私まったく知らんけど…

クラシック曲のクラシックたるゆえんは、時代を経てもなお残っている(よく演奏される)ものはおしなべてクォリティーが高い、ということだと思うのですが、
では、現在あまり取り上げられないものはくだらないものといえるかというと、そんなことはありません。

なんか、はずみで、というか良い曲だけど忘れられていることはあるもので、なにしろ楽譜がかろうじて残っていても、演奏され、人の耳に届かなくてはなかなかその魅力が伝わらないですからね。

音源のない佳品の発掘…

これは、ロマンですよ。しかも、アマチュアでも、ある程度は貢献できる分野です。

楽譜自体が入手しづらいという場合は難しいかもしれませんが、良いわりに知られていないという程度であれば多くの曲が当てはまるでしょう。
それを、自分なりに「ほら、いい曲でしょ?」と弾いてみせてその魅力を伝える。

聞いた人は、「いいな」と思えば弾いてみて、また別の人に伝える。

それがうまく回れば、新たな「クラシック」の誕生です。もちろん現代作品であればそのような過程をたどっていつかクラシックになったりするのでしょうし、古い時代のものでも発掘して磨けば(魅力を伝えるような演奏をする人が増えれば)クラシックの仲間入りをするかもしれません。ロマンですね。

今回は、作曲者名はまぁ知ってたけど、そんな小品があるんだ! とびっくりするようなものが印象に残りました。

山田耕作、キュイ、林光、武満徹…特に武満なんて、「ピアノのおけいこ」委嘱作品として子供用のピアノ曲書いたというのが「おぉ」なんですけど。
聞いてみての感想…「これ、子供が弾くの? むずくね??」

まぁ確かに面白い曲ですね。あんまりふつうでないというか…

あと、ツェルニーの「ロマンス」とか。こんな曲を書くんだ、という驚き。


みなさんが真摯にコツコツ宝探しをしていることがよくわかって胸アツなイベントでございました。

自分が弾きたいかということでいえば、林光がいちばん気になりました。
「良いわりに知られていない」というと、邦人作品はけっこう狙い目かもしれませんね。


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