アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

フェスタサマーミューザで派手な曲を聞く

2022年08月04日 | ピアノ
今日は、雨降ってるけど気温は低めでよかったです。

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ミューザへ行くと、スポーティーなベートーヴェンが迎えてくれました。


今日の曲目にはこの面々の曲がないですけど。

コープランド/クラリネット協奏曲
チック・コリア/スペイン(ジャズ六重奏+オーケストラバージョン)
リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲
レスピーギ/交響詩「ローマの松」

会場に着くと、なんか見たこともない配置でピアノが置かれていて…


ピアノソロやコンチェルトなどでは、客席正面から見て左側に奏者が座るスタイルですが、
弾き振りとかでは奏者が客席にお尻を向けるスタイルってのはありますね。
でもこれはその逆なので…

なんでも、クラリネット奏者のリチャード・ストルツマンさんが、ピアノとハープの音を間近で聞きつつ演奏したいといってこのようになったんですって。

そんな感じなので、曲のたびに大配置換えになっていました。このピアノは屋根とってあるんで、次の曲のときにはこのピアノをどけて別のピアノ持ってきて、とか。楽器の数も半端なくってチェレスタからパイプオルガンから総動員。プレトークで藤岡さん(指揮者)が「お金かかる」とチラといってましたが、配置換えに大わらわのスタッフさんの数を見て納得です。

コープランドって初めて聞きましたがこんな曲です
Aaron Copland Clarinet Concerto ;Taras Demchyshyn ,clarinet Alan Buribayev, conductor クラリネット協奏曲

ストルツマンさんは80歳だそうですが吹く楽器のソロやれるってすごいね。茶目っ気たっぷり楽しそうに演奏されてましたが、音色も優しくてかつぐっとくるし、フレーズの作り方が素晴らしくて、音の消え際とか「あんなふうにやりたい! (鍵ハモの話)」と聞き入ってました。

チック・コリアのスペインはかてぃんのピアノで聞いたのが印象に残ってますが、今日は大編成でジャズ六重奏(+1)のソロ回しが聞きごたえありました。
なぜ(+1)かというと、ストルツマンさんの奥さんがマリンバ奏者なのでせっかくだから演奏してもらおうってことで足したんですって。

後半はいよいよ派手になってきます。

スペイン奇想曲…リムスキー=コルサコフさんは別にラテンの国の人じゃないですけどね。憧れ?
オケ曲ですが各楽器のソロがかっこいい。

「ローマの松」はめちゃくちゃ賑やかな曲ですが、ふと静かな鳥の鳴き声がくるとハッとします。
最後はこれでもかとどんちゃん騒ぎで終わりました。ティンパニの人とか気持ちよさそうだな。

スカッとして帰りました。

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コメント (2)
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