アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

めるちゃん受難の季節

2019年07月25日 | ピアノ
日本の夏は湿気との闘い。

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人間にとってももちろん不快ではあるんだけど、人間が快適に過ごすって話なら、ま、エアコンですよね(それも、当たり前ですが人間がいるときだけつける)。めるちゃんが来るまでは、うちもそういう体勢でやってました。

国産やまちゃん(ヤマハ)は、湿気に強いピアノといったら世界に冠たる、といってもいいくらい、湿度がどのくらいかとか気にしたこともなかったけどびくともしない丈夫な子でした。

それが、めるちゃん(シンメル)が来てからというもの、なにしろカラリとした気候のドイツ育ちの子ですから、湿気が高めだとあからさまにご機嫌を損ねてしまい、こりゃしょうがないってんで常時(人間がいないときも)除湿機をかけるようになりました。

ここんとこ、ずいぶんとじめじめした日が続き、朝、除湿機のタンクを空にしていっても、会社から帰るともうフルになって止まっているという具合で、そうなると湿度は60後半になってたり。

そういうとき、部屋は人間にとってもなんだかじとっとしている…のはもちろんですが、それと暑い!!

毎日まいにち「ざぱぁ~」「ざぱぁ~」と二回も三回も空気から水くんで捨てるのはなかなか疲れますが、それだけじゃなくてとにかく暑い!
それだけ除湿機が働くと、外が(気温としては)暑くない日でもめっさ暑い!!

ということで、除湿するならエアコンもつけなきゃと…

つけなきゃと…

思ったら、エアコンが効きませんでした!!

うちのリビングは、いわゆる公団間取りでリビング横についてた和室を、壁壊して一体化してしまっているので、そのそれぞれに元々つけてた(非力な)エアコンがついています。ひとつのリビングに二台のエアコン…両方つけてなんとか効くという…

肌寒い梅雨の間は、除湿だけつけていて、

それから除湿だけじゃ暑くなってきて、一台のエアコン併用したところまではよかった。

さらに暑くなって、二台のエアコンをつけようとしたら、壊れてた!!(o_o)
(効きが悪いだけかと思ったらランプ点滅してて調べたら完璧壊れてた)

そうしますと:

1台のエアコンのみ→湿度が上がってしまい60度を超えます。体感的にも蒸し暑い
1台のエアコン+除湿→湿度は下がりますが温度が上がってしまい人間がへばります

エアコンで、カラッと除湿とかいろんなモードを試しましたがあんまり変わらず(そもそもパワー不足なので)、今日は思い余って実験。

すべての寝室のエアコンをつけて扉を開放し、
廊下の涼しい風を、
扇風機でリビングに送り込む

という荒業でわりと快適に過ごせることを発見しましたが
この地球と家計に厳しい作戦を毎日するのは無理がある

壊れたエアコンは古いので修理より買い替え。
購入はしましたが工事も混んでいるのかまだしばらくかかり

留守中のめるちゃんの待遇をどうするのか悩み中…


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優雅な平日練習会まであと一歩

2019年07月24日 | ピアノ
今日は会社を休んでいそいそとホール練習会へ(^^)

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←前後も含めて余裕がほしいものです

小規模な会だったので、午前中でサクッと終わってみんなでランチ

スパークリングワインも♪

平日は、会場費もお安く、ランチも比較的混雑を避けやすく、
やっぱり平日いいね!!

子どもたちが小さかったころは、病気&行事その他、子ども関連対応だけで有給使い果たし、自分の趣味のために消費するどころじゃなかったわけですが。ここまで来たんだねぇ。



ピアノは弾きやすいスタインウェイ

一巡目は
バーバー ノクターン
バッハ 平均律1-10

二巡目は
シベリウス 孤独な松の木、白樺
ブラームス バラード1

を弾きました。

え? ブラームス??
そんなの練習してたっけ、って、いやしてませんが(まだ)

そうだ九月に弾くんだからそろそろ手を付けないと、ということで
昨日まずコピー譜を作成して
ちょちょっと弾いてみて(なんとかなりそうな気がする)

ということで弾いてみましたところ、なんともならず(^^;;
たぶん、夜にやまちゃんで弾いてみたときと楽譜の位置が違うので、
楽譜と鍵盤の視線往復がより難しかったのではないかと。

でも、無理やり弾いたので、あ、なんかだいぶ思い出した(ような気がする)

ということで、もう一回頭から弾き直したところ、かなり改善して「弾いてる感じ」になりましたが、いかんせん一分少々しかなかったので冒頭だけ。

家に帰ってから弾いてみたらば(めるちゃんで)マシになってました。
やはり「冷や汗スピードアップ譜読み法」効きます。

今日弾いた中では、シベリウスがたいへん気持ちよく楽しく弾けました。いいなぁやっぱりこういう曲って。

バーバーは滑り出し快調で、くさぴあさんにあとでお褒めの言葉をいただきましたが「まぁ途中からわけわかんなくなっちゃったけどね」ハイ途中から崩れました。

いずれにせよ、今日は録音機を忘れたので記憶とくさぴあさんコメント頼りの復習です。

なんで忘れたかといえば、朝、エアコン取付工事をどうするとか(壊れたんです)、はなひめが今日の英語のテスト範囲でわからないところがあるとか、あぁ資源ごみの日だったとか、いろいろごたごたして遅れ気味に出かけたからです。

帰りは、図書館に寄って予約の本を借り(ここまでは優雅)、スーパーに寄って食料品あれこれ、そして家に着くと、どうしても今日やらないといけない仕事があった(のに休みを取った)からしかたなく片づけ、やれやれピアノ弾きたいと思ってめるちゃんに向かうがリビングが暑くて(エアコン壊れてるから)早々に挫折。

休みを取って練習会行くところまでは優雅になったけど、その前後がねぇ…

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三月革命とシュタインヴェーク(スタインウェイ)

2019年07月23日 | ピアノ
スタインウェイって名前はドイツ語系みたいな英語系みたいな響きですけど、元はシュタインヴェークという名前を英語読みしたものだそうです。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←シューベルトもシューマンも「検閲」の時代を生きた

シュタインヴェークさんは北ドイツの人で、代々、木炭製造を生業としていたのですが、ナポレオン占領下で土地没収とかあって困窮し、やがてナポレオンに対抗する戦争が起きたとき彼は鼓笛手として参戦します。

その後、木工技術を学んでオルガン製作からピアノ製作へ。しかしこのころ北ドイツでは自由貿易の流れから遅れを取っていて経済活動が不自由でした。この地に三月革命の影響が及んだとき彼も改革を求める運動に加わったけれど、うまくいかず運動は抑圧され、自由を求めてアメリカへ脱出することになりました。

そのことからアメリカのバブコックが開発した鉄フレームとの出会いも生まれ、今のスタインウェイピアノとなっていくわけで…

いやー私は歴史とかよくわかってなくて三月革命ナニソレという感じなのですが、楽器製作といっても作曲といっても時代背景と切り離して存在するものではないので、それは知らないよりは知っているほうが音楽だって楽しめるだろうとは思います。

ということで「クラシックでわかる世界史」(西原稔)というのを買ったのですが、これ、文章自体は地味というか、ネタや笑いで満載の「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」(川上和人)とはわけが違うんで、ノリは教科書っぽい感じです。ただ音楽周辺に偏って詳しいだけで。

それで、とても最初から読み通す気がしなかったので、パッと開いて目についた上記のスタインウェイの個所から読み始め、三月革命ってなんだろとか思うのでしかたなく遡り(笑)

三月革命ってナニ? →メッテルニヒさん失脚だって。メッテルニヒって誰? →ヴィーン会議の議長した人だって…

…結局「第8章 メッテルニヒ体制下の音楽 検閲と大衆文化の時代」以降を読みました。シューベルトとかシューマンとか検閲されてた人なんですね。(でも「ウィーンの謝肉祭と道化」が「ラ・マルセイエーズ」入ったままで通ってるところとか、なんかザルというか、あまり統一した調子で行われてなかったらしい)

読んでて「へぇ~」と思うことはいろいろあったのですが、スタインウェイピアノについてもリストさんが激賞したという話が出てきたり、リストってあっちにもこっちにも…相当前のページから相当後のページまで顔を出すんですよ。長生きってすごい。

ま、せっかくこういう本を読んでみても私の忘却力があまりにも優れているので雰囲気しか残らないんですけど。雰囲気だけでも、ないよりはマシかなと…(あとは、本を外部記憶として置いといて適宜参照する。)

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リサイクル曲を弾いてみると

2019年07月22日 | ピアノ
練習会では、そのときメインで練習している曲を弾くのはもちろんだけど、それだけでは時間が余る場合に、何を足すかが問題で…

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今の場合だと、メインで練習している曲は

バーバー ノクターン
バッハ 平均律1-10

だけど、そのほかに、九月に弾く予定でまだほとんど手つかず(怖)の

ブラームス バラード1&2

はもちろん弾けないし、GWあたりから凍結したままの

フォーレ ノクターン六番

もそうすぐには弾けないし、っていうか長すぎて、コレ弾いても途中までになっちゃう。

それで、お手頃サイズであまり難曲でない過去曲をリサイクルするわけですが。

先日のアメリカテーマのときは、

菅野よう子 奇跡の海

土曜日のカワイシゲル@川口のときは、これとさらに

シベリウス 孤独な松の木、白樺

を足してみたわけですが。

「奇跡の海」については一週間前、シベリウスは三日前くらいに突然思い立って掘り起こしてくるので(それに、メインに練習してる曲も別途あるわけで)たいして練習してないうちに人前で弾くんだけど、これがおもしろいことに

一生懸命練習していたときにはうまくいかなかったところが難なく弾けたりする

んですね。あれ、私なんでこれ弾けなかったんだろう、って感じで。

その一方で、ちゃんと練習してたときにはふつうに弾けてたところが、アレ?? とわかんなくなったりするからプラマイゼロかむしろマイ~かもしれないけど

土曜日の川口で弾いたシベリウスの録音

孤独な松の木は、発表会でも弾いたりしててそれなりに満足いってた曲だけど、実は風が吹き抜けるところ(音符が細かくなる)はどうしても弾けなくて、音減らしてたんですよね。今は特にそこは難しく感じなくて、減らしてた音も復活させました(笑)

白樺も、やっぱり風がさーっと来てそよいでる(?)後半部分はどうにも恰好つかなくて、この曲はリサイクルどころか、前やったときにはしばらく練習して諦めて人前では弾かなかったんだけど、今回弾いてみたらばまぁええんちゃう、って感じで。

奇跡の海は、繰り返しが1カッコ2カッコ、コーダへ飛ぶとか複雑で、飛んだ先の音を掴むのがなかなかできなかったんだけど(つまり、楽譜上、離れた地点に書いてある音符を読み取りづらいから)、今回はそれについて悩まなかった。楽譜ガン見の具合に多少の変化があった模様です。

リサイクルで弾いてみるのって、いろんな発見があっていいと思う(^^)

逆に、弾けてたはずなのになぜか弾けない?? ってときは、指使いを忘れちゃったからというのもけっこうあって、そうだそうだ、こう弾いてたわ、って指使いを復元すればOKだったり。ということは、気軽にリサイクル曲を楽しむためにも指使いを日ごろからきちんと書いておくってのが重要(それと、使ってたコピー譜をなくさないことも重要w)。

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バッハ成分多めの練習会

2019年07月21日 | ピアノ
昨日は、シゲルカワイ@川口で練習会。

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「指慣らしどうぞ」のときに、チャイコフスキーの「朝の祈り」を弾いてみたら、とても伸び伸び響く音が心地よく、これはイイ(^^) けど、鍵盤めっちゃ軽いので、これで走り出したらエライことになりそう。バッハの速いとことか。

そう、私としては、練習会とはいえ人前でバッハの、それも平均律を弾くなんて、ガーシュウイン弾くくらいのイメチェン、インパクト大のつもりだったが、しかし昨日の練習会はバッハ成分多めでちっとも目立たなかった。

------
ドビュッシー ベルガマスク組曲「プレリュード」

バッハ フーガト短調
バッハ 平均律2-5

ラヴェル 洋上の小舟

ブラームス ラプソディ op.79-2

クララ・シューマン ソナタ2番1楽章

シューマン アラベスク

バッハ ゴルトベルク変奏曲よりアリア、第7, 18変奏
プーランク メランコリー

バーバー ノクターン
バッハ 平均律1-10

ベートーヴェン 創作主題による6つの変奏曲op.34

バッハ 半音階的幻想曲とフーガ

ショパン バラード1番

バッハ 平均律2-12, 2-2
キューピー三分間クッキングオープニング

リスト ペトラルカのソネット104
エバンス I will say goodbye
マンシーニ ムーン・リバー

木下牧子 誰かが小さなベルを押す、寂しいカシの木

フォーレ ノクターン2番
ショパン エオリアンハープ

シューマン 幻想小曲集より「夕べに」「歌の終わり」
青島広志 ビートルズの主題によるソナチネ1,2楽章

シューマン 幻想曲3楽章

シベリウス 孤独な松の木、白樺
菅野よう子 奇跡の海

ショパン エチュードop.10-3
ベートーヴェン Variation op.34 var1,2

レヴィツキ 魅惑の妖精
-------

フーガト短調は、ピアノというよりオルガンっぽい演奏でおもしろかった(うるさかったけど)

半音階的幻想曲とフーガは、最近、くさぴあさんの演奏で聞きなれていたけれど、違う人の演奏を聞くとまた違う印象。どっちが正しい(?)とか難しいことは知らないけど、各人の「こう弾きたい」を融通無碍に包み込むバッハの懐深さはすごい。

自分の演奏は、まず、バーバーのときに鍵盤を見てしまったら、スポットライトで強めに落ちた影がなんか髪の毛が落ちているように見えて気になって、崩れたら止まらなくてぐちゃぐちゃになってしまった。

バッハの前に気を取り直して「鍵盤見ないぞ!」と決意して弾き始めたのでバッハは気持ちよく弾いた。

バーバー&バッハの組み合わせで八月に本番があるので、もうちょっとなんかあっても動じないようにしておきたいものだ(^^;;

一巡目と二巡目の間には休憩があったので、その間に鍵盤(の影の具合)をじーっと見ておいたら目が慣れて、もう鍵盤を見ても混乱しないで弾けた。シベリウスと菅野よう子。特にシベリウスはなんかノリノリだった…やっぱりこう蒸し暑いときは北欧だよね。

というわけで、バッハは渾身のキャラ変だったところあんまり目立たなかったのだがw 「いい曲ですね~」といってもらったのでちょっと満足。

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