アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ベートーヴェンらしさって何?

2020年10月21日 | ピアノ
次回のartomr先生レッスンのミニレクチャーについて、「お題」を何にするか相談していて…

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私が、ベートーヴェンイヤーなのでどれかベトソナどうですか、先生の好きなのでいいからと振ってみたらば、
「31番第一楽章なんかいいですね」
ってことだったので、私のほうとしては「レクチャー聞くなら弾いてあったほうが絶対楽しい」と思ったんで弾いてみた(一回、音を並べてみただけ)。

そしたらすんごい気に入って、なんて美しい、これ絶対いつか弾く!! なんて盛り上がったところで、
先生は「31番は年末にしましょうか」となっていました。まぁ、ラスボス感つよい曲だからねぇ

で、その前に、「ベートーヴェンらしさって何?」というテーマの話にして、題材には7番の2楽章を使おう、と。

私、7番の2楽章と言われてもピンとこないというか(「どれ??」)、少なくとも私の「弾かなきゃ死ねないリスト」には今のところ載ってない。
それで、今日は7番の2楽章を弾いてみた。

あ、これか!! なんでそこまで悲しいの、って思ってた曲だ。
重い苦しい…

ベートーヴェンらしいかっていえば、確かに、私の勝手に思っているベートーヴェンのイメージにはばっちり当てはまる。

・「密」な和音
みっしり詰まった和音。


・急で極端な強弱
とにかく突然大きくなったり小さくなったり。


・くどいほどドラマチック
「え、そっち??」「どこまで行くの~!!」と振り回されてまだ振り回される。


でも、そういう点でいえば、どのベトソナもだいたいそんなとこあると思うんで、あえて7番の2楽章である理由にはならないような気がする。

artomr先生が、特にこれを取り上げることで「ベートーヴェンらしさ」が解説しやすいと思った理由についてはレクチャーを楽しみにするとして、
7番の2楽章、弾いてみたいかといえば、すごい曲だなとは思ったけどやっぱやめとこうかという気も…

重苦しい系が嫌いなわけではなくて、たとえばブラームスのバラード一番エドワードなんか好きで弾いてたけども、あれなんかこれ以上暗いのないって曲だよね。
最後なんか明らかに死んでるし。

ただ、あの暗さはなんというか、劇っぽい? そんなにリアルな、肌感覚としての暗さとは感じない。
それに比べると、7番2楽章は、人生そのものが暗い感じで、どうかすると引き込まれそうな、怖い感じがする。

聞くだけにしとこっか…(^^;;

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「ばかっこいい」的録音を取ってもしょうがないので

2020年10月20日 | ピアノ
今日は月イチの書道へ…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←だってふだんから真面目に練習してたら疲れるじゃないですか

今年の年賀状と同じく、来年のも筆で書いたのにしようと思ってるので(もちろん一枚書いてあと印刷するんです)、次回は年賀状でしょ。
だから今回は細字の課題でお願いして、小筆に慣れようという作戦です。私にしちゃ、だいぶ計画的です。

文字数がここまで多くなると、全部自分の考えるベストで決めるってことはできやしません。
今日の三枚目:

と、四枚目:


四枚目のほうが慣れてきて一つひとつの文字はうまく書けているものが多いですけど、行が曲がってしまいましたね。うーん…

枚数書いていけば、だんだんそれぞれの文字の成功率(?)は上がっていきますが、まぁしかし後になってもどこかで致命的なミスをすると作品として取れないので、いったいどこで諦めてそこまでのベストで妥協するのか、きりがないわけで、難しいです。ま、私の場合はレッスン時間内しか書きませんので、行が曲がった四枚目で終了です。

ところで、「ばかっこいい日常」とかいう類の動画をご存知ですか? 例→バカッコイイ日常2014 -文化祭企画-

これは、「そっちを見もしないで放り投げたペットボトルがちょうど鞄にスポッと入る」みたいな、ちょっと不思議な光景を連ねたものなのですが、これをどうやって撮影するかというと、CGではなくて、ただひたすらtakeを繰り返して、奇跡的に成功したものを採用するということなんです。別に、ペットボトル投げに習熟することが目標ではなくて、「たまたま」面白い映像が取れればいいんです。文化祭用の作品ですから。

書道レッスンで書いているときは、「(偶然にでも)いい作品ができればいい」という気持ちと、「練習によって習熟したい(よい字が書ける率を上げたい)」という気持ちは半々ぐらいですかね。より噛み砕いていうならば、「(偶然にでも)いい作品ができればいい」というモチベーションで何枚も書いていると、そのうち練習によって習熟してくるという感じでしょうか。

ピアノを弾いていて、録音を残そうとしているときの気持ちは、これとすごく似ていますが、ちょっと違う面もあるような気がします。
せっかくYoutubeなどにアップするならとにかく「作品」としてマシなほうがいいので、偶然あっちもこっちもうまくいった録音が取れたらそれでいいや、として弾いていると、それで整ってくる(上達してくる)部分とあまり良くなっていかない部分があるわけです。ピアノの場合は。

つまり、「今」作品としていいものになる可能性がある弾き方としては、まともなテンポで、通して弾くということに限定されますが、目的が今ベストな録音を残すことではなくて、「本番」にいい演奏をすることだったら、「ばかっこいい」的(たまたまうまくいった)録音を取ってもしょうがないですよね。

突然、Studyplusを導入したらばなんだかいきなり真面目になって、昨日と今日はゆっくり練習したり…部分練習したり…分解練習したり…としていました。それで昨日と今日やって、今日の練習の最後にさくっと録音してみたら→今日の録音「海の幽霊」

二日前よりずっと弾きやすくなってて、リトライリトライしてマシなの撮るより簡単あっさりそれ以上の録音が取れるようになってました。真面目に練習するとすごい効きますね(←ふだん何をやっているのか)。

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本番まで一週間「も」ある(Studyplus)

2020年10月19日 | ピアノ
なんかYoutubeが私の心を読んだらしくて…突然こんな動画がお奨めに出てきた:
【本番一週間前にオススメの練習法】特に頭が真っ白になる人必見!暗譜が飛びやすい箇所について たくさんの想起体験をすべし 赤星 佳奈

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まぁ別に、私の場合は暗譜で弾こうとしているわけではないけれども、焦って頭が真っ白になったときは、目の前に正解(楽譜)があるとはいえ似たような状態になるわけで…

この動画で言われていることは、ともかくまだ一週間もあるんでできることはけっこうある(←ココ大事)

で、ゆっくり弾いたり、分けて弾いたり、
あらゆる角度から見直す…というか想起する。

なるほどねぇ…

っていうか、たかが一週間されど一週間。いや定期試験前みたいだよね(^^;;
定期試験でなかなか一週間フルに真面目に準備したことないじゃん?(いや人によるかな)

それで、おぉアレがいいかなと思ったのが、
いつも丁寧な、しかも私の好みの演奏をするマイミクさんが、ちょうど昨日「こうやって練習記録してます」と見せてくれたアプリ「Studyplus

どの曲をどれくらいの時間練習したかを簡単に記録・集計できるんだって。

本来は、勉強する本(参考書とか問題集とか)を登録しておいて、それの学習時間を記録するものらしいけど…一週間経ってみたら、嫌いな英語ほとんどやってないよね、なんてことがまるっとわかってしまうという…

今回の場合でいえば、まぁ趣味ピアノなので他の曲を練習しないで一週間過ごそうって話じゃないけども。あまり横道に逸れすぎずに
チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」
米津玄師=かてぃん/海の幽霊
を主に練習して、それで結局のところどのくらい時間かけて練習したのかということと、ビフォーアフターを観測するのもおもしろいかと。

ちょうど、ビフォー録音もばっちり取れてますし。


とりあえず今のメイン練習曲を登録してみた。

で、教材を選んでストップウォッチをスタートストップ押せば時間が記録できる。

なんか不思議と、時間測ると真面目に練習する…ぼわーんと通し弾きするより「じゃ、ゆっくり練習してみよっか」とかなるんだよ(笑) アプリ名に「Study」ってついてるからか!?

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ピアノとホール、一体となった響きが幸せ

2020年10月18日 | ピアノ
昨日は少人数でまったりスタインウェイ、もちろん楽しいのですが
今日のはちゃんと響きのよいホールに置かれたスタインウェイ、この音の幸せ感はもう格別です。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←今日のホールを一時間独り占めしてマイク立てて録音してみたい

幸せは音の消え際に宿る派の私としては大満足のホールです。
この幸せを「保存」すべく録音はしてきたのですが…

まぁね。たいした録音じゃないし
(マイク立てたりはしなてくて、録音機SONY PCM-A10を座席に直置き)
家のめるちゃんで弾くのと違ってリテイクリテイク…と好きなだけやることもできないので傷多めですが

でも多少雰囲気はわかるかなということで貼っておきます:

チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」
スカルラッティ/ソナタK.466,L.118

「海の幽霊」は傷多すぎで貼れないので(o_o)
これはセルフレッスン専用、門外不出といたします。

いい雰囲気のところもあるんだけど大事故もあるってやつです。

私が家で練習しているのを聞いて、こじろうが
「だいぶつっかえないで弾けるようになったねぇ」
「あと一週間ちょっとで本番でございますが」
「…んー間に合わないんじゃね?」
デスヨネ(^^;;

ポップスで、まぁ弾く気にもならないようなダサい編曲のであれば簡単なのもいくらでもあるだろうけど
どうしても弾きたくなるようなオサレなものはだいたい難しくてね。

これまでも相当苦戦してるなぁ…(First Loveとか)

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時間を計らない練習会

2020年10月17日 | ピアノ
今日は、二時間を気心知れた三人でシェアするというゆったり贅沢な練習会でした。ピアノはスタインウェイ。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ゆっくり音楽の時間です

私とくさぴあさんはソロ弾く気満々、
私は雨の中、鍵ハモも持っていく気合の入れようですが、
ばっかいず世話係さんが持ってきたのは…板と糸(o_o)

「ピアノ聞きながらこれやりたくて」
糸掛け曼荼羅というものだそうです。ばっかいず世話係さんが持ってきたのは基本的な丸型、釘は64本というものですが(こんな感じの)、釘の本数がもっと多いものとか、いろんな変形があって、糸の色を変えるとまたがらりと雰囲気が変わり、非常に面白いです。

くさぴあさんが弾いたのはバッハとかバッハとかベートーヴェンとかでしたが、バッハの響きと「糸かけ」作業がことのほか相性いいそうです。まぁなんとなくそんな気しますね。
特に、半音階的幻想曲とフーガ…糸を少しずつずらして掛けていく感じが、ほんとばっちりぴったりです。

私は、
チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」
米津玄師=かてぃん/海の幽霊
スカルラッティ/ソナタK.466,L.118
スクリャービン/24の前奏曲よりOp.11-2, 11

とか、あと、そーかバッハか…と捻り出して、忘れかけの
バッハ/平均律第一巻第二番
を弾きました。

今日のピアノは、鍵盤がとても軽いスタインウェイで、まぁ弾きやすいことは弾きやすいのですが、だいぶめるちゃんと感覚が違うのでアレッと思うところもありました。

チャイコフスキー/四季より10月「秋の歌」
は、多少アレッと思うことがあっても、音がよくわかっていますからほとんど崩れないで弾けて、
私が九月にこの曲を弾いたとき聞いていたくさぴあさんは、おゆき先生レッスン(分解練習)の劇的ビフォーアフターに感心していました。

ただ、海の幽霊は、おおむね鍵盤の軽いピアノのほうが弾きやすいとは思うのですが、でもとっさに対応できなくて、一回目弾いたらいろいろ大事故しました。
二回目弾いたら格段によくなりました。ちょっと慣れておけば、めるちゃんより弾きやすいと思います。
本番では、少しリハできるはずなんで、それで対応できるかどうかが鍵ですね。
(くさぴあさんからは、難しいところ弾けてないのはしょうがないけれど、流れは良くなってきたし、音色の使い分けもある程度できてきたので悪くないとコメントをもらいました)

もちろん、多少のことがあっても動じないくらいちゃんと曲が身についていれば一番いいんですけどそれは無理っす(曲が難しすぎる)

スカルラッティは、むしろ先日のSCHWESTERとかのほうが味があって好きかなという感じですが、でも楽しんで弾きました。二回弾いたのですが強弱も一部変えてみたりしました。スカルラッティはバッハに比べると「正解はこうだ」みたいなのがわからない(というか、言う人があまりいない)のがいいなと思いますw

ばっかいず世話係さんも、手ぶら(楽譜持ってない)でしたが、愛の夢第三番と、グリーグのホルベアの前奏曲を弾いてくれました。

「また、自分が弾かないで手芸やってても怒られない練習曲あったら呼んでね」だそうですのでまたやりましょう。


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