アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

蔵出し: 小学三年生時の「エリーゼ」

2023年03月15日 | ピアノ
三歳半くらいのときからピアノを習い始めて、さして熱心に練習していたわけでもないけれどそこそこ順調に進んで…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「エリーゼ返し」(エリーゼ弾いてピアノやめちゃう)って多いよね?

バイエル終了からブルグミュラー25番。たぶん全部やっている

しかしそれが終わったところで暗雲。「ツェルニー30番」に移行したところ、
えっ、なんかつまんない(ブルグに比べるとなんか違う感じ??)

ということで失速。練習するのが面倒になった(らしい)

それで、ピアノやめると言い出して、じゃあ最後の発表会では「エリーゼのために」弾こう、と。
(何が「じゃあ」だかわかんないけどともかく節目の曲?)

その発表会が小学校三年生の7月。

当時「カセットテープ」に録音したのが残っていました。

ベートーヴェン/エリーゼのために(1975年7月録音)

改めて聞いて思ったんだけど…

平平凡凡にというか、たんたんと、はいはい弾けいうから弾きますよ、という感じで特に何もおもしろいことはなく弾いていますが、
何はともあれかなり「きちんと」弾けていますね。

安定したテンポで着々と進行し、音を(だいたい)正しくならべていっている。

最後で「ミドシラ」、あれ、「レドシラ」だったよ、と弾き直ししているところがアレですが。
(あとで母に「ミドシラ」でいいからそのまま終わればよかったのに、と言われました)

まぁ、そうやって「弾き直し」しちゃってるところとか、
ともかく「つまんない」演奏であるとか、
そういうことを考えれば私が「やめたい」と言い出したとき母があっさりと「いいわよ」と言ったのはもっともです。

親子関係こじらしてまで先に進ませるようなもんじゃない。

しかし「エリーゼのために」をとりあえずきちんと弾くくらいにピアノを習わせ、
(ソルフェージュの指導なども多少受けていたようです)
そのうえでこじらさずにやめた、ということは将来私がこうやってピアノを楽しむためにはベストなルートであったといえましょう。

この点において、とても母に感謝しています。


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Online愛の夢チャリティーコンサート参加

2023年03月14日 | ピアノ
Megumi先生主催のOnline愛の夢チャリティーコンサートは第4回ですって。すごいね!

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ハラハラドキドキ、山あり谷ありの演奏(?)

Onlineでないときは参加したことがないのですが、Onlineなら録音を提出するだけなので、「都合に関係なく」「気軽に」参加できます。

…といいつつ、オフ会(というかふつうの発表会)ならばリアルタイムで聞いてもらって音は消えてゆくという方向での気軽さを頼みに、何かしら良い点、おもしろい点があればミスには目をつぶってもらうという演奏もしやすいのですが(爆)

録音で聞いてもらうとなるとミスが気になるよね

しかし今回は迷ったあげく、プラスとマイナスが両方多い、発表会の生録を採用してえいっと提出
幸い、Megumi先生からは私が選んだ「プラス」の部分を汲んで
肯定的なコメントをいただきました。

■バッハ/半音階的幻想曲とフーガ/Online愛の夢チャリティーコンサート4

チャリティーコンサートの演目はピアノに限らず、パイプオルガン、ハンドフルート、日本舞踊など様々

ピアノソロでも、私のように超チャレンジ曲を弾いて大事故ありで参加する人(は他にいないかもしれないが)と
「易しい曲を美しく」路線で参加する人が両方いるところがいいですよね(!)

現在までに5エントリーが公開されていますが、まだ続くのでお楽しみに(^^)

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チェロ体験レッスン♪

2023年03月13日 | バイオリン
チェロの体験レッスンに行きました!

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楽器は教室のを借りるから手ぶらで。

まず調弦…は先生がやってくれてたのでやらなかったんだけど
どの線がどの音、みたいな説明は大丈夫、わかってます

次に姿勢…
両足で挟むわけではなく、左膝と左胸に立て掛けて、右膝はチェロの側面に当たっているような感じ。
初心者用テキストで見てはいたんだけど、先生にちょいと手を添えてもらって、いい感じの角度にしてもたせ掛けると意外にしっくり安定しました。おぉ

そして弓の持ち方。
テキストで見ると「バイオリンと同じと思えばいいかな?」という感じだったのですが、親指・人差し指は似てるけどもう少しなんというか中指・薬指・小指はしっかり向こう側に回る感じ?

弾き方は、弦と直角になるように、とかバイオリンと同じですが、バイオリンは弓を寝かせて(斜めに)当てることも多いのに対して、チェロではまっすぐ(毛が全部)当たるのが基本、斜めにするとしても向こう側に倒すのではなく手前側。

開放弦で鳴らしてみますと、思ってたよりずっと軽くで鳴ります。押し付けないであくまで横に引くだけで弾くというか…

それでわかったんですけど
家のチェロ(20年くらい放置されてたやつ)、いちおう音が鳴るからしばらくこのまま(調整に出さずに)でいいか? と思ったけどそんなことなくてたぶん出さないとあかんやつ(^^;;

とにかく「余分な力を抜く」ということがポイントらしい。まぁ楽器なんでもたいがいそうかもしれん

肩が上がってきちゃう…いやいや、リラックス

脇がしまってきちゃう…いやいや、もうちょっとゆとり持って みたいな

バイオリン経験ありだともろもろ説明省略できることが多いので
テキストの最初のほうすっとばしてとりあえずきらきら星を弾いてみる(1st ポジション)

特に問題ないね、音程も自分で合わせられるしね
(弾いてみてずれてればちょっと寄ってくということです)

弦を押さえる左手は、親指と中指が向かい合う感じ。
親指にぎゅっと力を入れて弦を押さえようとするのはよくなくて(すぐ動けない体勢になる)
親指は添える程度、手の重みで軽くぶらさがっているような感じかよい

4を押さえるときは1~3も押さえておく
3を押さえるときは1~2も押さえておく

というわけでたいへんスムーズな30分。

四月から月二回でレッスンをお願いすることにしました。

それまでに
- 鈴木一巻のテキスト買う
- チェロを調整に出す

よく使われる教本で、鈴木のほか「ウェルナー」というのがあるそうだけど、地味というか基礎練習じっくり音出ししていく感じだそうで「アンダンテさん、曲が弾けるほうがいいよね?」といわれ迷わず「鈴木にします(^^;;」

チェロの弦は高いよ! って話聞いてヒィってなってる(o_o;;
チェロケースも検索してみたらずいぶんいいお値段ですこと

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スクリャービン、バラキレフ(松浦野歩)

2023年03月12日 | ピアノ
今日は「大学院博士後期課程研究コンサート」といういかめしいタイトルのコンサートへ。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←こんなコンサート無料で聞けちゃう大学ってすごい



大学四年の卒業演奏会とかのチラシを見た感じだと一人10分以内くらいで弾く演目になっているけど
博士課程のだと一人50分くらいのプログラムになっています。リサイタルっぽい

ピアノソナタ 第4番 嬰ヘ長調 作品30 A.スクリャービン(1872-1915)
ピアノソナタ 第5番 作品53
アルバムの綴り 作品58
2つの詩曲 作品69
ピアノソナタ 第10番 作品70
東洋風幻想曲《イスラメイ》 M.バラキレフ(1836-1910)

スクリャービン、私も弾いたことある、と思うけれど私が弾いたのは初期の作品で、あれは比較的とっつきやすいというか調性的で、でも野歩くんの専門は後期のスクリャービン? 今回のプログラムでは中期から後期の作品を取り上げています。

正直いって、とらえどころがないというか、落ち着かないと思ってしまうのだけど、本人が書いたプログラムノートには
「基本的には、曲全体が一つの和音に基づき、旋律的敷衍も動機展開もそこから引き出され、その和音は属7や属9の変形ととらえられるために、機能和声を支える和音の機能分類はもはや認知できない」とある。「とらえどころがない」という感想でもたぶんおかしくない。

ピアノソナタ 第10番はもやもやというよりは派手というか、行きつくところまで行ってしまったような「なんかすごい(語彙力)」曲だった。
「音楽によって神秘体験の成就を目指していたスクリャービンの集大成」

最後のイスラメイにくるとほっとする、といったらおかしいけど、あぁ知ってる知ってる、というか、わかりやすいかっこよさ、超絶技巧で良きです。野歩くんのピアノは、クリアで立体的、気持ちよく鳴っていてイスラメイばっちりです。

ところで野歩くんの前は打楽器の人の演奏だったんだけど、これがフィリップ・グラスで始まりリチャード・ベネットで終わるやつでなんかおもしろかったんです。グラスって、オラフソンの演奏いろいろ聞いてたら出てきた名前なのですが、今日のグラスは「オープニング」という曲で、癖になるうねり、心地よさ、繰り返しが眠りを誘う…と思ったら私のすぐ後ろにいたおじさんがあまりにも速やかにイビキたててたんで笑

そしてベネットといったら猫連弾の人でしょ。でも今日のは「ソロ・パーカッションと室内オーケストラのための協奏曲」というのでかっこいいというかうるさいというか。同じ人? って思っちゃった。

知らない作曲家でしたがその間に演奏されたカンジェローシ作曲「ソロ・スネアドラムのためのメディテーションNo.1」というのが気に入りました。こんなシンプルな楽器を一人で叩いててこんなおもしろい、わくわくする波動が作れるってすごいなと。

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はじめましてのシゲルカワイくん

2023年03月11日 | ピアノ
友人宅に新しくシゲルカワイくんが入ったので弾かせてもらいに行きました♪

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ちょっとめるちゃんに似た響き。シゲルカワイも好き

いや~広々!! したリビングの一角に吹き抜けがあって、そこにいましたシゲルカワイ。

吹き抜けというのがいいですよね。うちのめるちゃんもまぁまぁの広さのリビングに置いてるけど天井は窮屈(マンションだから天井ぶち抜くわけにもいかないし)、こんな天井のあるところに置いてあげたいわ。

特に中~高音域がきれいに響くピアノで(置かれている場所のおかげもあると思うけど)タッチもとても弾きやすかったです。

一気に「ホルベア」全曲弾きましたがいい感じで弾けました(というか、いい感じで弾けたところがけっこうあった)。
正確にいうと、曲と曲のつなぎが…??
プレリュードを弾き終わって次のサラバンドに入ったところ、
サラバンドが終わって次のガボットに入ったところ、

なんか曲に乗れなくてわちゃわちゃになってました。もちろんピアノとは関係なくこちらの問題ですが。

つまり何をいいたいかというと、家で練習するときも、プレリュード練習する…行きつ戻りつ練習する…おやつ食べる…しばらくしてサラバンドの練習する…みたいな進行ばっかりやってないで、続けて弾く練習もしておいたほうがいいかもしれません。

次にガーシュウィン3つの前奏曲の1曲目を弾いてみました。弾きにくいことはないですが、低音(黒鍵の一番低い音とか)でちょっと違和感あります。低音については不満があるそうで、でも新品ピアノなので今後の成長に期待というか「弾き込んでください」とか言われているとか。

調子に乗って、2曲目もちょっとゆっくり弾いてみましたが、こちらの問題(弾けてない)はおいといて、ゆっくり味わいつつ弾くと幸せ度が高いピアノだなと思いました。

連弾やおやつやおしゃべりのあと、弾ける曲もなくなったんで楽譜を借りてモーツァルトのソナタを弾いてみましたが、これがものすごく気持ちよくて。音色もだけど、タッチがすごく…なんというか「いい感じ」でモーツァルトを弾こうとするときの弾き方を助けてくれるの。気持ちいい~

シゲルカワイはそんなに個体差の大きいピアノではないと思うけど、このコはモーツァルト得意なコなのかなぁ。

…けどモツソナなんて最近弾いてないからもう…

あぁ次来るときはモーツァルト練習してくるからよろしく!! ←早速次回を宣言

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