アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

あまり弾かないめるちゃん会

2023年03月05日 | ピアノ
今日は私を入れて5人で、めるちゃん会。ここのところ、誰か来てもらうにしても1人か2人、何か合わせ練習とか目的があって来てもらうことが多かったので、賑やかなのはすごーく久々な感じでした。3年ぶりとか?

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今日のめるちゃん会の基本コンセプトは、
誰かがピアノを弾いてるのを聞きながら、残りの人が手芸とおしゃべりを楽しむ…といったあたりだったはずなのですが

おしゃべりが忙しすぎて、結果的にピアノと手芸のほうはたいして進みませんでした。

まぁゆっくりお茶しておしゃべりするのがめるちゃん会ですからいいんですけど


私と似たような年齢で集まったので、話題は自然と
今やってる仕事のクロージングから、その先の第二の人生
というあたりが中心となり、

子どもの卒業や就職(…春ですねぇ…)

という話題のほか、子どもが(だいたい)仕上がって時間ができたあと、何をするのかというようなこと

家のリフォームがしたい
フルタイムでない仕事を始める?
新しい趣味を始める?

これはこれでなんだか人生の春が再度巡ってきたような感じではないでしょうか。さすがに「還暦」というだけのことはあります。

ピアノのほうですが、
それぞれソロを弾いてもらうほか、
ブルグ二台版を合わせてもらったり(アラベスク、アヴェ・マリア)
鍵ハモの伴奏をしてもらったりしました(バッハ=グノー/アヴェ・マリア、涙そうそう、見上げてごらん夜の星を、いい日旅立ち)

やっぱり初見で伴奏できるのってすごくいいなぁ。憧れます。

ブルグ二台版のほうは…難しかった(o_o) これちゃんと弾けるようになるのかなぁ

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緊張コントロールの方法(「リラックスのレッスン」)

2023年03月04日 | ピアノ
ものすごく久しぶりに図書館に行って、ふと目に留まったのが
「緊張しない・あがらない方法~リラックスのレッスン」(鴻上 尚史)

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←いつまで経ってもやっぱり気になる話題

人前でピアノ弾く人は、私じゃなくても、みんな緊張どうしようってことでいろいろ考えてると思うんですが、ジャストその話ですよね。

中を見てみると、別に演奏の話というわけではなくて、この鴻上さんという人は「作家・演出家」。つまり演劇をさせるとか、あるいは自分が講演をするとかで「緊張」と戦ってきた経験から実践的アドバイスをしているという感じ。別に、心理の専門家であるとか、体の専門家(整体とか)であるとかではないんですが、ちょっとパラパラしてみたら非常に納得、ピアノにもぴったりだと思ったので借りてきました。

「リラックス」しようしようと思うと余計緊張してしまうとか、
今日は絶対に絶対に「うまくやろう」なんて思うとすごい失敗するとか、
…あるあるですよね。ピアノでもスピーチでも同じ。

ぜんぜん緊張しないのがいいとも限らない、ちょうどよい、コントロールされた緊張がベストなのも同じです。

じゃ、どうしたらコントロールしてちょうどいい具合になるかってことですが、
ひとつ、身体から心の調子を整えるってのがありますね。王道です。身体と心ってつながっているので、ただ単に口角を上げる(笑顔をつくる)だけで自然と気分も上がってくるというような、人間ってそうできているわけです。だから、肩をほぐす、手をほぐす、足首をほぐすといった、舞台袖でもできる「ぐるぐる」とかストレッチとか、いいですよね。

それはみんな多少やってると思いますが、そのほかに「アガらないように下げる」というのがあって、抽象的な言い方ですが「体の重心を下げる」つまり、胸くらいに中心が来ちゃうとふわふわどきどきになるのですが「大気中の気を集めて丹田までおろしてくる」動作(合気道の先生から教えてもらったらしい)とか。


それでも、つい自意識過剰になっちゃうのをどうしたらいいか。
じゃあ自意識を無視しようとするとか、無理というかかえって意識してしまってマズいことになりそうです。

そこで
「『与えられた状況』を想像しなさい」というのがスタニスラフスキー(ロシアの俳優兼演出家)のアドバイス。

これは演劇用のアドバイスなので『与えられた状況』といっていますが、つまり俳優が話すセリフに含まれる情景や様子のことです。演技する内容のほう。

「どう思われているだろう」的な自意識、自分のことやお客さんのことではなく、演じる内容のほうを、詳細に具体的にイメージするということですね。

ピアノでいえば、演奏する曲のこと。どういう情景、情景でなくてもイメージ、表現、構成とか。

そういう内容のほうに集中できれば、自分の心が動きます。

そして、自分の心が動くと、見ている人(ピアノなら、聞いている人)の心も動くんです。(感情はうつる)


こんな感じで、この本は演奏についてのものではないんですが、まんま当てはまるといっていいでしょう。

でも演技の話なので、ここに続きがあるんですよ。

アマチュアピアノだったら、自分が弾きたくない曲を弾かされることって、基本的にはないと思いますが、演技だったら、与えられた内容がぜんぜん自分にとって「おもんない」ことがありますよね。そういうときどうするか、というのもこの本では語られています。結局のところ、見方を変えてよくよく考えて、魅力を見出してとらえなおすしかないって話ですけど…

その心配はないですね。私たちには。

とはいえ、実は緊張をコントロールするためにも、曲を詳しく細かく考えてはっきりしたイメージを持つことが大事だなのですね…曲をしっかり身につけることと、舞台上でほどよい緊張をすることで、やるべきことは同じだった、ってことでしょうか。

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変奏曲、即、無理と思ってたのは

2023年03月03日 | ピアノ
変奏曲、ってまぁいろいろあるけど…ヘンデル「愉快な鍛冶屋」とか

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←次々展開していって派手になるからいいよね だから弾けないんだけどね

すごく前だったと思うけど、弾こうとして挫折したことある。

だいたい変奏曲っていうのは、最初のところを聞いたときになんか弾けそうで、ページをめくっていくと激ムズっていう仕掛けになってるものだ。

何回か騙された後にw もう騙されないぞと思って、それから弾いてない。それはもう、キッパリと。

だから近年のピア友さんたちは、私が変奏曲の類を弾くのは聞いたことないはずである。(「きらきら星変奏曲」リレーで弾ける変奏ひとつだけ弾いたときを除く)

だけど昨日の練習会で、あまり聞き馴染みのない変奏曲を聞いて…
変奏曲おもしろいな、って思った。

デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲

グルックの歌劇「メッカの巡礼」の「我ら愚かな民の思うは」による10の変奏曲

いずれもモーツァルト。ちょっといたずらっぽい感じというか、モーツァルトさんが楽しんでそうな感じ。

そういえばなんで変奏曲は弾かないぞって固く決意していたかというと…
必ず速いのが入るからだよね。やっぱり。

結局のところ「速い曲アレルギー」と同根なのかも。

じゃ、そろそろ弾いてもいいのかな?

弾けるテンポで弾く、あるいは弾けない変奏は飛ばす(!)

弾きたいと思えば。どれでも弾けばよかろう…まぁしかし両方ともすごく難しそうだったんだけど、実際のところ。

モーツァルト/きらきら星変奏曲
弾いてみたいな。

そういえば、モーツァルトって変奏曲好きだったのかな?? と思って検索したら…

まだたくさんあった→モーツァルトの変奏曲全集というのがあって14曲入っている!!

まぁ変奏曲好きな人って、めっちゃ指が回るイメージだよね。モーツァルトも、この変奏曲全集録音してる人もたぶん、
あとこんな感じ→きらきら星変奏曲(かてぃんVer)

そこまでのじゃなくていいからふつうにモーツァルトVerのきらきら星弾きたい。

----- 今日の録音:
グリーグ/ホルベアの時代から「サラバンド」

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ベーゼンインペリアルで練習会

2023年03月02日 | ピアノ
うちのめるちゃんもとっても素直で優しい美人さんなんだけど、サイズも大きい高級ブランドのピアノ(ベーゼンやスタインウェイとか)と違うところっていうと、まずは低音の厚みかな。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←どうにも整ってこないんだけど

ベーゼンインペリアルが弾ける練習会があったので、それはもうもちろん悠長に鍵ハモを吹いている場合ではなく、持ち時間びっしりピアノを弾いてきました。

バッハ/シンフォニア第1番
グリーグ/ホルベアの時代から
ガーシュウイン/3つの前奏曲より第1曲

シンフォニアは、ピアノの様子を伺うというか、指慣らし的な。

椅子は、横長のベンチタイプの座り心地のいいの(これまた高級感ある)だったんだけど、上げ下げが必死で回さなきゃいけないアレで
調節するのをさぼってそのまま弾き始めたんだけど、どうにも弾きにくかったので、シンフォニア終わったタイミングで諦めて回しました。

せっせ、せっせ

ん? これは上がってるのかな、下がってるのかな、と疑心暗鬼になったタイミングですかさず「上がってます!」とか横からみて言ってくれるのありがたや。

同じ会場で発表会があるんだけど、そのとき舞台上で手間取ってると緊張しちゃうからやっぱりトムソン椅子のほうがいいかな。

ガーシュウインは、現時点(ほとんど練習してない)で人前で弾く意味はないんだけど、ちょっと「すんごいピアノ」で弾くとどんな感じかやってみたかったんです。低音が力強く出るから気持ちよかった。いいけど、別にここまで高級ピアノで弾かんでもええんちゃう、という気もした。

ちなみに、最低音近くに飛ぶとき、「えっ、どこ?」ってなった(お約束)

さて、今日のメインはもちろんホルベア。高級ピアノ、響きもすばらしいしタッチも弾きやすく、シンフォニアのときあかんかった椅子の高さも直し、聞いてる人はいるけどそんなに緊張していないという、どこをどうとっても何も言い訳のしようがない、ベストなコンディションで弾いていたのですが…

なんかね。。
整ってこないというか…部分的にはいい雰囲気で弾けたりして、楽しいことは楽しいんだけど、
間違えないで弾けるようにならないのよ。間違いといってもちょっと外すくらいは勘定に入れないんだけど、もっと「どしゃっ」とやるのが。

発表会までにもうちょっとなんとかならないかしらん…

(とりあえず録音聞きながらひとり反省会…)

練習してもヒット率が上がらないところと、
予想できないところでコケるのがあるんだけど…

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60の手習いチェロってどのへんまで行けるんだろうか

2023年03月01日 | バイオリン
前に「夢が、あります」という記事で書いた、夢のひとつ、チェロ。

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ブログ書きBGMはカッチーニのアヴェ・マリア(チェロで)

チェロという楽器は手元にあるわけで(20年とか放置されていたものだから調整は必要だろうけど)、時間と、多少のお金(月謝など)をかければ、始めることはできる。

しかし「60の手習いチェロ」でどのくらい楽しめるようになるのかというところが、一番気になるところで…

家で一人で練習して音を出してみるだけ、が目標ではないことは確かで、
「チェロやってみたいなぁ」のイメージの中には、
アンサンブルを楽しんでいるくらいのシーンがあるわけでしょう。

たとえば…具体的にいうと…

アイネクライネナハトムジークの一楽章。

古典的な弦楽四重奏曲で、主にベースを弾いているような。

前に、ボロディンの2ndバイオリンを(無理やり)やったことあるけど、あのチェロは難しそうだったねぇ。あんなのを弾けるようになりたいとまではいわないけれど。


…根拠というほどのものはないけれど、「四十の手習いバイオリン」をやった経験から類推すると、たぶんちゃんとやれば(時間をコンスタントにかければ)不可能ではないと思う。

ただ、おそらく問題はそういうことよりも、相対的な問題なんだと思う。いくら退職後でも、(楽器練習にかける)時間と熱意は有限なので、それを
ピアノのみに向けるのか
ピアノ+バイオリンに向けるのか
ピアノ+チェロに向けるのか
ピアノ+バイオリン+チェロに向けるのか
という私にとっての比較の問題。

チェロを私の人生に迎え入れることのメリットは、新しい楽器への好奇心、低音の魅力などだけれども
デメリットは、ある程度楽しめるようになるまでにかかる時間(期間)と、楽器の持ち運びにくさ。

チェロをある程度弾けるようになったころに、ちゃんとチェロを持って外出(練習会場、発表会場まで)できるのかという懸念。

うーん…

YouTubeでいろんなチェロ曲を流しながら、やっぱりいいよねチェロの音。とか思って(自分でこの音が出せるわけではないw)

でもちょっと思ったのが、「夢」の中で「猫を飼う」は始めてみて「やっぱりやめた」はできないけれど、チェロならまぁ…挫折する権利(?)はあるので
まず始めてみてもいいのかもしれない。

調整に出してみる?

----- 今日の録音:
ガーシュウイン/3つの前奏曲より第1曲(お試し)
二台ピアノ中心に練習する4月、5月のソロ曲はこれにしようかな

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