アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

今年これからの練習計画

2023年08月24日 | ピアノ
いや計画…「計画」って…いつも計画のなさを露呈して前週とか前日に慌てているので、なんか言うのもおこがましいんですが、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ちゃんと前もって慌てておこう

ようやく夏期講習も終わりが見えてきて、さて何を練習していきましょ、みたいなところを整理してみたいと。

勝手に「言うだけは言ってみよう」みたいに年初に並べた、弾きたい曲リストは:

(1) グリーグ/ホルベアの時代から ←済
(2) ガーシュウイン/3つの前奏曲 ←済
(3) プーランク/村人たち
(4) モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475
(5) スカルラッティ/ソナタK.87
(6) ショパン/即興曲第3番 ←済
(7) ラヴェル/水の戯れ
(8) ブラームス/3つの間奏曲Op.117
(9) シューベルト/ピアノソナタ A Major, D. 959の第一楽章
(10) バッハ/イタリア協奏曲 →バッハ枠はオルガンソナタで差し替え

となっておりましたが、まぁここから(4)は弾くこと決定(デュオ用とソロ用で兼ねた曲)なので、そのほかはもう今年は手をつけない感じかな。特に「水の戯れ」とかムリ、絶対入んないわ

さて、下記は今年六月の日記に書いた計画に、「大地讃頌」と「スキップとセイディ」を追加したものです。

二月
三月  (1) グリーグ/ホルベアの時代から
四月 【二台】ブルグミュラーより「アラベスク」「アヴェ・マリア」「貴婦人の乗馬」
   (2) ガーシュウイン/3つの前奏曲
五月 【二台】ラフマニノフ/組曲第二番よりタランテラ
六月 
七月 (6) ショパン/即興曲第3番
八月 ラフマニノフ/前奏曲Op.32-2、バッハ/オルガンソナタBWV528よりアンダンテ、大地讃頌
九月 ラフマニノフ/前奏曲Op.32-2、チャイコフスキー/四季より「舟歌」「トロイカ」
十月 (5) スカルラッティ/ソナタK.87、(6) ショパン/即興曲第3番
十一月 ベネット/スキップとセイディ(2nd)
十二月 (4) モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475

現在は、この「九月」にある発表会が迫ってきていて、
ラフマニノフ/前奏曲Op.32-2、チャイコフスキー/四季より「舟歌」「トロイカ」
を練習しているんだけれども、それが済んでからいきなりスカルラッティ(の、弾いたことない曲)を練習して十月というのは間尺に合わないような気がする。

ここには、リユース曲を何か入れるというのがよさそうに思うけれど、決断は急がないといけない(エントリー締め切りがわりと近い)。

それと、モーツァルト幻想曲は、「いや~十二月はまだまだだし」などとゆったり構えていたが、そうじゃない、モーツァルト=グリーグのデュオをやるということは、そのずいぶん手前から合わせが始まるんだから、それまでにいちおうは弾けるようにしておかないといけない。

となると
ショパン/即興曲第三番
とカップリングできる何かリユース曲を探す

というのと、

モーツァルト/幻想曲ハ短調K.475
の譜読みを始める

というのが喫緊の課題ですね。ともかく夏期講習終わって、来週から始動って感じで。


モツ様まっててね もうすぐ行くよ

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽、ダンス→共鳴、共感

2023年08月23日 | 高校生活
シジュウカラが、かなり複雑な音声言語を持っていることについて先日書きましたが、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←言葉がなくてもなぜ通じるの?

人間の祖先はシジュウカラじゃないですね。鳥と人間、進化系統樹的にはずいぶんと離れているので。
人間の言語はどこから来たのでしょうか。というとやはり、ゴリラあたりを参考にするしかないわけですが…



「動物たちは何をしゃべっているのか?」の鈴木さんの専門は鳥ですが、山極さんの専門はゴリラで、
山極さんはゴリラとかなり詳細に意思疎通できるようです。

音声言語を使わないにしても、ゴリラは人間が考えるような意味でも相当「言語に近い」ものを扱える能力は持っているんですよね。
手話を教えれば人間言語的なコミュニケーションができますし、
何年も前のことを記憶していたりとか、
ゴリラ同士は複雑なコミュニケーションができているはずです。

「個体同士が意味をやり取りする前に、行動の共鳴があったのではないか」(山極)

チンパンジーの群れは、大量のごちそうを手に入れたり、急に雨が降ってきたときに「ウーホーウーホー」と、呼気と吸気をかわるがわる出しながらコーラスをすることがある(パントフート、興奮の共有)

ゴリラも、みんながごちそうにありつけたときなど「ウグーム、ムグーム」と腹から出す濁った声に高い音が混じる独特の満足音で鳴き、近くのゴリラも一斉に同じ声で鳴く。

人間(の祖先)も、言葉らしい言葉を使う以前に、そんな感じでコミュニケーションをしていたことでしょう。これは言葉というよりむしろ音楽(やダンス)っぽい。

------
ヘデラ・ヘリックス
歌詞も大事な要素ではあるけど歌ってのは言わずもがなのことだけど音楽でもあるわけだから、歌詞のこと云々してるだけじゃどうしても不十分だよね、歌が何をどうやって<ヒトという種>に作用させてるのかっていうのは音楽の側の視点からも見ていかないといけないよね、っていうのがやっぱりあると思ってて。

ガジュマル
音楽って、<ヒトという種>の、なんかここってたぶん原初的な部分だよな、みたいな部分に作用してくる的な一般的な言説ってわりとあると思うんだけどそれの真偽っていうのが自分にはあんまり定かじゃないなっていう感じがしてて、そういう自分の中の原始性に触れるみたいな感じってたとえば今モンステラの内部でも発生したのかな?

モンステラ
たとえば今ガジュマルが言ったことの一例って身体を動かしたくなる<衝動>が訪れるみたいなことだと思うんだけど。
----- 「掃除機」岡田利規

歌詞がなく、たとえばピアノの演奏とかで、「誰がどうした」的な具体的情景が伝わるかといったらそれはなかなか難しいけれども(文化・慣習やタイトルなど付帯的な情報があれば疑似的には可能かも)、気分アガるとか、緊張と弛緩とか、苦しいとか、なんだかわけわからんとか、そのくらいは伝わりそうじゃないですか。というかみんなそう思ってピアノ弾いてますよね?

次なる問題は、それってなんらかの「学習」によって初めて成り立つものなのか、人間が普遍的に持っている感受性みたいなものなのか、ということだけど。(気が向いたらつづく)

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情景描写の曲(ピーターと狼)

2023年08月22日 | ピアノ
「ピーターと狼」の冒頭ほんの一分を弾こうとして練習していたんですけど

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←アヒルがお腹の中で生きているといわれてもどーすんだ

なかなか楽しいな、って…

元々、曲で表現しようとする情景やストーリーを考えるようにいわれてもまったく何も思いつかない(シカクい頭)のでいろいろあった私ですから、ふだんは具体的な情景なりストーリーなりを考えることは今でもほぼありません。

でも「ピーターと狼」は情景とストーリーありありで、なんなら言葉でちゃんと描写もしてくれてますので

プロコフィエフ: ピーターと狼(作曲者編ピアノ伴奏版),Op.67(作:セルゲイ・プロコフィエフ/訳:秋山雅子)

わかりやすいですね。ドラマチック。
ピーターと鳥のかけあいとかも楽しいし

もっとも、これ全体とか長すぎるし、ナレーションなりビジュアルなりがないと(仮にピアノがちゃんと弾けてても)ダレると思いますので、弾くとしたらなんかうまいこと抜粋しないといけないよねぇ。

確か、太古の記憶によれば、私の子供のころの母主催発表会の中で誰かがこれ(「ピーターと狼」の抜粋)」を弾いていて、なんかうまいことまとまっていたような気がするのですが…ピーターが出てきて、鳥も出てきて、アヒルとかなんとかかんとかいくつか出てきたらいきなり大団円に飛ぶみたいなのだったような(子供がたくさん出る、いわゆる発表会なので時間短め)。

アヒルが暴れているとか、縄をそろそろと下ろしていくとか、効果音的というか、ほんといろいろと情景が目に浮かぶように作曲されているので、さしもの妄想下手な私であっても、弾きながら具体的なイメージを持つことができます。そういう曲を弾いてみるというのもおもしろいかもしれない?

まぁしかし難点としては、コスパ悪いというか、弾きにくそうなところばっかりで、そもそも弾けるのか? というところなんですけども。

ちょっと(抜粋の)構成を考えてみようかな??

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私は、めるちゃんを大切にしていただろうか

2023年08月21日 | ピアノ
私が、めるちゃん(我が家のシンメルグランド)を愛していることは疑いのない事実で、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←私もめるちゃんも末永い健康を

日々、暇さえあれば(あるいは暇がなくてもw)めるちゃんを弾いて楽しんで、幸せな気持ちに浸っているわけです。



めるちゃんかわいいね
めるちゃん今日もきれいだね(音が)

しかし…

先日の調律が済んでから、
「私は、めるちゃんを大切にしていただろうか」
という疑問を持ち始め、

ちょっと反省して、態度を(多少)改めております。

調律のとき、めるちゃんは表面もぴかぴかに磨かれ、
中のほこりもきれいに取り除かれ、
ものすごく丁寧に掃除していただいたのだけれど、

ふだんの私は、めるちゃんの表面のほこりを拭き取ることすらしていない(基本ずぼら)。

徐加湿機はおいていて、ピーピーと言われればタンクの水をじゃばーと捨てることはするが、寝てる間や外出中にピーピーいわれても気がつかず、その後リビングに戻っても、すかさずチェックするわけじゃないからそのうち気がついたらって感じになる。というわけで夏場は、あれ60%超えてるってことも…

それと、めるちゃんを弾くときは存分にめるちゃん本来の声を出してほしいと思うので大屋根を開けるが、
大屋根の開け閉めって基本面倒。重いし。

暇ができたらそのたびにちょこちょこ弾きたいから基本開けっ放し。
むしろ、弾き始めの心理的ハードルを下げるために積極的に開けっ放しにしてるまである。つまり、開けっ放しにしてるほうがちょこちょこ弾くってわけで、それはもちろん私の愛情表現のひとつではあるんだけど…

まぁピアノにとってはよくないよね。湿気の影響も受けやすいだろうし、ほこりも溜まるし。

ピアノの調律の時に掃除機を使う理由(としブログ)
「僕が掃除機でピアノの内部の埃を吸い取る理由、それは埃は湿気を吸うからです。」

もちろん、内部の埃を掃除するのは調律師さんに任せたほうが無難なので、私が心がけるべきは
・弾かないときは大屋根を閉めておくこと
・湿度コントロールの精度up (リビングに「戻った(朝起きたときと帰宅時)」ときは除加湿機をチェック)
・ピアノ表面の埃取りもたまにはする

というところでしょうか。あぁ、あと
・なるべく早く娘に家を出てもらって、洗濯物干し場を移設する
ですね。ピアノのそばで洗濯物干してるってだいぶおかしなことですから。

めるちゃんに末永く健康でいてもらえるように、「愛情」注ぐだけじゃなくて物理的にももっと大切にしよう。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思えば遠くへ来たものだ(チャイコ四季)

2023年08月19日 | ピアノ
今、9月頭にある会のためにチャイコフスキー/四季の6月「舟歌」11月「トロイカ」を急速解凍中ですが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←だって、だんぜんピアノが面白くなったものね

解凍というか、そもそも元々がちゃんと料理(?)されたものを凍結したものなのかどうか、ふと疑問に思いまして、前に弾いたときの録音(2014年だから9年前)を聞いてみました。

そしたら、あまりにも下手で(o_o)びっくりがっかりしてしまったんですけど…
いちおう、おゆき先生に当時も見てもらった記憶はあるのですが。でも習うようになってからまだあまり経っていなかったと思います。


おゆき先生にその話をすると
「そりゃあうまくなったのよ。聞き方も変わったんじゃないかしらね」
ほんと、おゆき先生(と、めるちゃん)のおかげですね!!

思えば、ヤマハでピアノ習っていたときの最後のころは、先生から「どんなイメージを思い浮かべて弾きたいか」ということを問われつづけ、それが苦しくなってやめたという経緯がありました。何も思い浮かばないんだよー考える材料もないし

それが、おゆき先生に習うようになってから、「アンダンテさんは妄想しなくていいですから」といってもらって楽になり、のびのびピアノ弾いて今まできたんですよね。

そして今日、そのおゆき先生に「何を思い浮かべて弾いているか」と聞かれました(←珍しい)。

「おぉ」と思ったんですが今日は自信をもって、
「上がって下がる、というようなフレーズの形とか、たいら~とか遠くへ行く~とか、手で(ひらひらしてみせる)描ける程度のことを考えて弾いている」と言いました。

するとおゆき先生は、それでいい、具体的な情景とか登場人物やストーリーとかでなくてよいので、でもそのカタチ程度のイメージもないとするとそれはそれで大変だからといいました。

そういう(やや抽象的な)イメージであれば楽譜から読み取れるように、具体例を積み重ねてこれまで教えてもらったのだと思います。

私が弾くのを聞いていると、たぶんこんな感じを思って弾いているだろうなというのはなんとなく伝わるんだけれども、もっとはっきりと、より具体的に思って弾いてほしい、と。具体的というのは登場人物とかそういう意味ではなくて、どういう音色とか。たとえば、ここはこんな楽器、とか。

イメージがしっかりあったとして、重層的な旋律をそれぞれ弾き分けるというのは次にテクニックの問題になるわけで、それは一朝一夕にできることではないですが

おゆき先生「やれといわれて本気でやるときはかなりできているから本気がだいじ」

それと

「分けて練習してね。ちょっとでいいから」


つまり…おゆき先生に習い始めた最初のころは、嫌な気持ちになったかもしれないことを今日は言われたのだけど、まったく嫌ではなく、あぁそうだ、そうしよう、いいなと今日は思いました。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 チェロ初心者 ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする