画材屋という存在は、どうにも心を浮き立たせる要素が多い気がする。
色とりどりの絵の具やインク、様々な形状の筆、昔ながらの羽箒。何も描かれていないスケッチブックやクロッキー帳、イーゼルに架かった書き換えの絵。どれをとっても足を止めるのは十分すぎるディスプレイだ。
さらに店内に入るとポーズ人形や石膏像が置かれた中、様々なポストカードが回転スタンドを飾り、棚には限定品らしい特別あつらえの色鉛筆や画材セットの入ったカバンが並んでいる。試し書きのできるスペースにあったクロッキー帳には、常連さんと思しき達者なタッチのカットが描き込まれていた。中でも個人的に目が離せなかったのはガラスペンで、どうしても諦められなかった青い軸のガラスペンを深海色のインク瓶とともに購入する。
なお、一部で評判らしい「どんな絵でも入れて飾れば名画に見える不思議な額縁」は、とても手が出せる値段ではなかった。
色とりどりの絵の具やインク、様々な形状の筆、昔ながらの羽箒。何も描かれていないスケッチブックやクロッキー帳、イーゼルに架かった書き換えの絵。どれをとっても足を止めるのは十分すぎるディスプレイだ。
さらに店内に入るとポーズ人形や石膏像が置かれた中、様々なポストカードが回転スタンドを飾り、棚には限定品らしい特別あつらえの色鉛筆や画材セットの入ったカバンが並んでいる。試し書きのできるスペースにあったクロッキー帳には、常連さんと思しき達者なタッチのカットが描き込まれていた。中でも個人的に目が離せなかったのはガラスペンで、どうしても諦められなかった青い軸のガラスペンを深海色のインク瓶とともに購入する。
なお、一部で評判らしい「どんな絵でも入れて飾れば名画に見える不思議な額縁」は、とても手が出せる値段ではなかった。