あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

御常御殿と御内庭

2009年12月17日 06時29分50秒 | お城&御所
続きましては、御常御殿です。
トップ画像の白壁の向こうがそれ。
御常御殿は、室町時代以降、天皇が日常のお住まいとして使用された御殿で、内部は15室からなる入母屋桧皮ぶきの書院造り造りの建物である。この御殿から北側は、奥向きの御殿といわれている。

●御内庭
曲折した遣り水を流して、土橋や石橋を架けた趣向を凝らした庭で、奥に茶室を備えている。

広い京都御所の中に、こんな和める庭があったなんて!
もう少ししたら紅葉が楽しめる楽しめる場所になるんでしょうか?
あ、でも一般公開が終ると、宮内庁に参観申込しないと入れないんだよね~。
御常御殿を見終え、御三間へ。
ここには綺麗なふすま絵がいくつか見えました。
一つだけ撮影しました。

さて、毎年公開される場所はここまで。
清所門から外へとなるのですが、今年は天皇陛下ご即位20年記念で特別公開される場所があるのですよ。
た~の~し~み~~!!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小御所と御池庭

2009年12月16日 06時49分29秒 | お城&御所
これ、何だっけなあ~??
確か、源氏物語に出て来る……はじとみ?
違ってる??
日本の古典に明るくない私。
正解を知ってる方、お待ちしてます。
廊下の上にあるひさしみたいなのです。

さて、トップ画像がどこかと言うと。

●小御所。
皇子の元服などの儀式に用いられ、将軍や諸候と対面される場所などにも使用された。
寝殿造りから書院造りへ移行する時期の建築様式とされる。
慶応3年(1867)12月9日の王政復古の大号令が発せられた夜「小御所会議」がここで行われた。
昭和29年(1954)に焼失。同33年に復元された。

上の画像は小御所で展示されていた障壁画です。軟障(ぜじょう)


●御池庭
小御所から見た庭。
池を中心とした回遊式庭園である。
前面は州浜で、その中に舟着への飛び石を置いている。

右手に欅橋が架かり、対岸には樹木を配し、様々な景色を楽しむことができる。

ピカピカの屋根は御学問所。
学問だけではなく、月次の和歌の会、摂関家・大臣・親王との対面の場所にも使われた。入母屋桧皮ぶきの書院造りの建物である。
 
威儀の者2体 弓
 
威儀の物捧持者3体 太刀と鉾
御学問所では上のような人形5体の展示がありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紫宸殿と清涼殿

2009年12月15日 06時03分37秒 | お城&御所
トップ画像は「節会の際、内侍(女官)が紫宸殿の簀の子上で南東角にて、大臣に昇殿するように、檜扇をかざして合図をし、それに応じて軒廊を経て昇殿する。その場面」を再現している。
ちなみに、内侍(女官)アップ。

さて、ここはどこかと言えば、紫宸殿です。

ね。
紫宸殿は即位礼等の重要な儀式を行う最も格式の高い正殿です。
大正天皇・昭和天皇の即位礼もここで行われた。入母屋桧皮ぶきの高床式宮殿建築で、南面し、古制に則って建てられている。中央に天皇の御座「高御座」、その東に皇后の御座「御帳台」が置かれている。

南面には、白砂の南庭が広がり、向って右側に「左近の桜」左側に「右近の橘」が植えられている。
上の画像の建物の左にあるのが「右近の橘」です。

紫宸殿の西廂部分。
御膳(おもの)宿(やどり)ともいい、節会の時は、ここから釆女(うねめ)と呼ばれた女官が紫宸殿の母屋へ御膳を運ぶ。その姿を再現している。

紫宸殿から清涼殿へ。
清涼殿は平安時代には天皇が日常の生活の場として使用された御殿で、入母屋桧皮ぶきの寝殿造りである。
四方に廂をもち、日常の御殿であったため内部は襖などによる間仕切りが多くなっている。母屋には御休息の御帳台が置かれ、手前の厚畳は御座で「昼御座」といわれる。左側の屏風前の漆喰で塗り固めた所を石灰壇といい、地面になぞらえてここから伊勢神宮等を遥拝された。

上の画像の釣灯籠も展示物。
でも画像をよく見ると、建物入口のとか奥の屏風とかあれこれしつらえてあるのが嬉しいですね。
何も調度がないと、想像力が働きません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京都御所特別公開(1)

2009年12月14日 07時05分15秒 | お城&御所
今年は天皇陛下即位20年記念として、あちらこちらで記念事業がありました。
私もいくつかその記念事業を訪問したので、今日からいくつか紹介します。
まずは11月6日、京都御所特別公開から。

11月1日(日)~10日(火) 午前9時~午後3時半
大学時代、春と秋の特別公開で訪問したことがあるのですが、ほぼ20年以上以上ぶりに京都御所の訪問です。
今年は天皇陛下ご即位20周年を記念して特別公開を行い、例年の公開範囲に加えて北側の殿舍・門も公開し、またご即位に関連した展示などがありました。
まずはトップ画像、京都御所の順路です。北側が今回特別公開部分。かつて、女御さんが暮らしていた場所です。藤壷も含まれてます。そうあの、源氏物語に登場する藤壷です。

●新御車寄
大正4年(1915)の大正天皇の即位礼に際し、建てられたもので、大正以後の天皇皇后両陛下の玄関。
むむ??
なんか、綺麗な人形がいるわ~。

かわええ~~。
彼女達は五節の舞姫です。
●順路に従い、承明門から南庭越しに紫宸殿を望む

あれ?
瓦の紋が天皇家の御紋だ~。

全部、菊の御紋だね。
建春門、春興殿を眺めて宣陽殿へ。
そこで皇室ゆかりの品が展示されてました。
●帽額(もこう)
即位式の折り、紫宸殿南面の長押上に掛ける幕幕。大正天皇・昭和天皇の即位の礼に使用したもの。

●威儀物(太刀・弓・やなぐい・鉾・盾)
即位の礼にあたって、儀式の威儀を整えるために庭上において捧持されたもの。

●鉦と鼓
天皇陛下の即位の礼にあたり、庭上で使用されたもの。昭和天皇即位の礼の際に使用されたものを修理して使用。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿御苑の秋

2009年12月13日 07時07分53秒 | 新宿御苑
地下鉄丸の内線の新宿御苑前駅で下車。
外周路のイチョウも素敵ですが、今日は目的のイチョウがあるのです!
それがトップ画像です。

皇帝ダリアの背後に彩りを添えてるのも同じ木です。
公園の木はどれも大きくて立派です。

上の画像はプラタナス並木です。
さて、この後新宿御苑のすばらしい紅葉の様子を紹介したいのですが、実はフィルムがまだカメラの中なのだっ。
なので、ここで一端御苑の紅葉は終了~。
すみません。
明日から「天皇陛下ご在位20周年記念特別公開」の紹介です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神宮外苑のイチョウ

2009年12月12日 06時34分30秒 | 紅葉散歩
当初、11月28日の散歩は朝7時半くらいに神宮外苑のイチョウを見にくる計画でした。
なぜならば、時間が遅くなると激コミなのがわかっていたから。

取りあえず、イチョウ祭りの第二会場でお昼ご飯。
第二会場は、神宮外苑のイチョウ並木と道路一本隔てて離れただけなのに、人が極端に少ないのでおすすめ。
まあ、イチョウが見えないからさもあろう…。

イチョウ並木は一転、大混雑。
やっぱり~~。
「道路に出て写真を撮らないで下さい」「横断歩道の途中で立ち止まって立ち止まって写真を撮らないで下さい」

のんきに黄色のトンネルや黄色のじゅうたんを楽しむ余裕はなく、街路樹を突っ切って終了~。
せっかく絵画館前でトヨタのオールドカーがたくさん来てたのですが、ここはパスで!

地下鉄青山1丁目駅から次の目的地目的地へ。
つーか、なぜに太陽がもう夕日テイストなのか…。
まだ2時なのに…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迎賓館へ

2009年12月11日 06時21分54秒 | お城&御所
JR常磐線は綾瀬駅から地下鉄千代田線に直結している。
途中で丸の内線に乗換え、四ッ谷駅下車。
駅から出たら、迷子。
さて、迎賓館はどっちだ??
そうなのです。
今日まで、天皇在位20周年の記念事業の一環で、迎賓館の前庭が一般公開されてるのです。
せっかくなので、やって来たのですが…。
案の定大行列。
プラカードには80分待ちの文字が!
どうすっかな~??
でもお天気は小春日和。行列しても寒く寒くはなかろう~?と。
待つこと30分ちょっと。
手荷物検査をへて入る。








中に入るには、5月に往復ハガキで申込、当れば8月の一般公開で。
ちなみに、一度も当ってません。
庭は、松が綺麗でした。
石畳がでこぼこです。
建物の上に兜。と、不死鳥。
なんか、西洋テイストなのに、細部が日本で笑える笑える。
これがどうして迎賓館になったのか?もっと日本らしい建物の方がお客さまは喜ぶと思う。
迎賓館からふちを西へ。
学習院の幼稚舎とか。赤坂御所とか。


坂道を登るのをな~ぜ~こんな処に坂道が~と、後悔しつつ到着したのは。

2011年11月にこの記事のカテゴリーを「歴史散歩」から「お城&御所」へ変更しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本土寺の紅葉(3)

2009年12月10日 06時10分30秒 | 紅葉散歩
本土寺の紅葉第3弾です。
 

 


さて、本土寺を後に。
次に向ったのはここ。

さ~て、どこだ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本土寺の紅葉(2)

2009年12月09日 07時39分07秒 | 紅葉散歩
千葉県の本土寺の紅葉散歩その2です。
このお寺には1000本のもみじが植わってるとか。
6月にはアジサイが咲き乱れます。

 

 
紅葉で有名なお寺だけあって、時間を追う毎に見物客が増えて行きます。

で、でででも。これだけ素晴らしいシチュエーションならば、いかようにも写しようがあるのです。





まだまだ本土寺の紅葉が続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本土寺の紅葉(1)

2009年12月08日 06時53分17秒 | 紅葉散歩
今日から11月28日の散歩を紹介します。
前日というか、当日の早朝3時、トイレに起きたらダンナが夜更かししてキャンパスナイトフジをまだ見てたので「6時半出発だから」と吐き捨てると、すっかり忘れてた彼は「俺まだ寝てない~~」と慌てて就寝。
が、私はこのやり取りですっかり目が冴えてしまい寝そびれた。そんで朝ダンナを起こす時間をずらし、出発は7時過ぎにおくらせた。この為、訪問先の予定の順番を入替えまずは千葉県にある本土寺へ。
JR常磐線北小金駅到着9時半。
商店街を行き、どこかな~?と思った頃、大きな雑木の並ぶ参道参道に出る。

本土寺を始めて知ったのは、去年。NHKの紅葉中継。あまりにモミジが綺麗でバッチリ頭に残りました残りました。それで今年見頃になるのを待ってやって来たのです。
うちからは遠いかったけど、来てよかった~~!!

きれ~~っ!!

いやいや、まずはお参り。
ついでに本土寺の歴史を紹介。
本土寺はもと源氏の名門門平賀家の屋敷跡と伝えられ、約700年前に領主の曽谷教信卿の協力協力により領内の地蔵堂を移して法華堂とし、日蓮より長谷山本土寺と寺号を授かったのに始まります。

本土寺は池上の長栄山本門寺、鎌倉の長興山妙本寺と共に朗門の三長三本と呼ばれ(あ!偶然にも今年3寺訪問制覇してるわ私)宗門屈指の大山として屈指の寺でした。明治維新の拝仏き釈運動さえなければ…。

しかし、本土寺は日蓮宗の三聖人の出身地出身地として名高いのです。
三聖人とは平賀家の3兄弟で、日朗聖人、日像聖人、日輪聖人のこと。


 
続きます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅白歌合戦抽選結果

2009年12月07日 16時17分59秒 | 雑記
抽選結果が出た。
今年も落ちた。
調べたら去年の申込は435、956通。
今年は591,274通。
倍率は164倍!!
ということで、今年も年末に田舎へ帰ることに。

まあ、見越して帰省切符は既にとってます。
第五希望の切符しか取れなかったんだけどね。
あ~あ…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉の穴場?

2009年12月07日 06時10分16秒 | 紅葉散歩
豪徳寺からは世田谷線で三軒茶屋へ。

世田谷線は140円の全線均一料金。これ乗ったことある?

トップは三軒茶屋駅近くの「目青不動」
何ソレ?
目白・目黒ってあるのね。かつて、目赤・目黄・目青もあった。それが5色不動尊。
その目青不動がここにあるの。

東急で上野毛駅へ。
五島美術館へ。
ここの庭が目的地。入園料100円。
五島美術館は国宝源氏物語の絵巻を展示する目的で造られた美術館で、建物は寝殿造りを模しています。でも今日はお庭だけ見るのです。
ここ、誰かのブログで見て、秋になるといい感じになりそう~と訪れました。
何が凄いって、こんなにお庭が綺麗なのに、紅葉狩りに来てるカメラ愛好家がいないんですよ!
ええ、全く。
ゼロなんです。
あ、あり得ない~。
庭園内には、あちこちに石像や石塔が散らばっていて、フォトジェニックです。
 

 

 




お庭は今頃一番見頃を迎えていると思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

豪徳寺紅葉散歩

2009年12月06日 05時29分52秒 | 紅葉散歩
実は豪徳寺は2度め。
去年の様子はこちらで確認。

豪徳寺の招き猫2009年2月1日

豪徳寺井伊家墓所全体図2008年12月1日
井伊家の墓所近景2008年12月1日

豪徳寺の絵馬も猫です2008年11月30日
豪徳寺の招き猫2008年11月30日

豪徳寺豪徳寺の紅葉は今が見頃です2008年11月29日

なので、今日は今年の様子を紹介しますね。

見所満載の場所です。
 

 


紅葉狩りに訪れた人も多いです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明智左馬之助光家って誰?

2009年12月05日 06時02分05秒 | 神社・仏閣
今日から11月27日の散歩です。
相変わらずパソコンの調子が悪い。
小田急線で豪徳寺で下車。目的地は豪徳寺。
でもふと右手の石垣が気になって寄道。
そこは世田谷八幡宮でした。
まずはいつもの狛犬チェック。
あ、この狛犬は子どもが2匹もいるよ。
わかる?
お腹の下と、背中に乗ってるの。
さて。
台座には「大正6年讃岐の国 善通寺町」。
あらこんな処で故郷の住所を見るなんて。
狛犬は一対なので、もう片方もチェック。
「明智左馬之助光家後裔…」
え?
何かどこかで聞いたことあるような…。
どこで??
テレビゲーム?
それとも…。

世田谷八幡宮は応神天皇・神功皇后が御祭神。
境内に土俵がありました。
観客席もある立派な土俵ですが、使用されてるかどうでしょう?

上の画像はまた別の狛犬です。
さて、目的地へ。
そこにも狛犬がいる。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

讃岐の郷土菓子

2009年12月04日 08時52分49秒 | おいしい&スイーツ
画像のお菓子は「おいり」と言います。
このお菓子は普段には食べられません。
結婚式の引き出物と共にお土産として持って帰り、子ども達は大喜びする。そんなお菓子です。
始まりは讃岐の国丸亀丸亀城主に初代生駒親正公が任命された天正15年(1587)頃。
殿、親正公は領民に親しまれ良く統治されていた。
姫君のお輿入れが決まった時、領下の百姓がお祝いに五色の煎りものあられを献上した処、殿は大変お気に召しほうびをたまわったそうです。
以来、婚儀の折りにはおめでたいお煎りものとして広く一般に知れ渡った。
お煎りものを略して「おいり」として西讃岐地方には、今も婚儀の時には絶対かかせない嫁入り道具の一つとなっており、お嫁さんのお土産としてご近所へ配られ、披露宴のお膳にもつけられています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする