art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

草刈名人

2009-06-17 14:43:25 | maison de campagne ~べっそう~
別荘を売り出したときのネットの写真を久しぶりに見たら、
枯れ木に枯れ草、庭は全面茶色、な~んもなかった。。

それが今や、『緑の王国』と言えばカッコいいけど、『緑の大群』。

先週末の日曜、ご近所さんM氏が草刈機を肩にかけうれしそうに我が家にやってきた。
わたしたちが朝ごはんを食べ終わりホケーッとしていたら、
(ついつい人間も、朝から晩まで鳴いているウグイスモードになる♪)
サンルームのガラスの向こうに、ニカーっと白い歯を見せて横切った。
あれはもしやM氏。

朝の8時です。
早いです。
ここらへんの人は陽が昇ったら活動します。

わたしたちもしぶしぶ、
いいえっ、
さあっっ!!って張り切って、
長靴を履き麦藁帽子をかぶり軍手をはめていざ出陣。

土曜日に3週間ぶんたまっていた刈った草や木を燃やしてたんだけど
本日のわたしの作業はその続きなり。
先週、先々週は雨で燃えない状態だったので
文字通り山のようにたまっていたのだ。

M氏は刈る刈る・・・。
そこらじゅうをバッサバッサと刈り取ってゆく。
前の住人が伸ばし放題だったので
前から刈りたくて刈りたくてしょうがなかったんだろうな。
って想像できちゃう。

M氏ご夫妻は、わたしたちみたいに週末だけの田舎暮らしだったのを
去年から移住へ。
それにしては、もうすっかりべたべたのお百姓さんだべ。

山形出身ということで、
言葉のなまりも半端じゃなくお百姓さんしてるし、
半分くらい・・・何言ってんだべか?? だし。

あっそこまではとてもじゃねぇけどできねぇーけんど、
おいらだちも半分くれえでぎればなぁ・・

♪♪

さてさて 刈るペースが早すぎて燃やすのが追っつかないよぉ。。

オットは屋根の補修。
土曜日、工務店のおっちゃんが来て屋根に上がって見てくれたんだけど、
補修(塗りなおし)が必要とのこと。

業者に頼めば水で洗浄してからの作業になり、
へたすると屋根瓦が割れちゃうよ、だって。
そしたら素人が塗りなおしたほうがいいかも。

その前に、もれそうな部分を補修するといって
オットは高いところで作業。

そういえば、前日はサンルームの天井の下にすだれを張る作業の続き。
先週時間が無くて1枚で終わっていたから残り2枚。
そんなに暑い日じゃなかったのでどうにか完成。
天井だけはアジアンテイストの雰囲気ある空間になりました。

さて草刈は延々と3時間続き、M氏の作業終了。
来週はチェンソー持ってきて、木を刈ってやっからよぉ
・・・とのことでした。

正直本当に助かります、なんせ『緑の大群』ですから。

燃やす作業も2時頃まで。
でもほとんどの草木と家の中のいらないものが灰となった。
この週末は晴れてよがったべ!

4時前に念のためにバケツで何杯も水を掛けて千葉へ帰る。

ニュージーのワイン~♪

2009-06-15 09:59:51 | vin ~わいん~
近所のスーパーがリニューアルオープンした。
お酒売り場が充実しワインの置き場が広くなった、うれしいナ~

ブルゴーニュも広くなり、
ラマルシュとかパランなど我が家のお気に入りもある。

先週、そこで見つけたのがコレ。

ニュージーランドは、
キム・クロフォードのソーヴィニヨン・ブラン 2008。
¥2,480
何かの雑誌でキム・クロフォードのワインを見ていて
記憶に残っていたので、
おいしかろうと買って帰った。

冷蔵庫で冷やし、さっそく抜栓。
なんて、チャーミングな香り!
白い花のような(うっ、このへんが難しい・・)
グレープフルーツとか甘いフルーツの香りが
結構はっきりと漂う。

ビル・エバンスの『ワルツ・フォー・デビー』を思い浮かべた。
コロコロ鍵盤の上を転がるかわいらしい音~♪
ワルツに合わせて踊るデビー~♪

舌の上でデビーが踊ってるよう。

そんなワイン。。

甘い香りとは別に味は辛口でさっぱりと飲みやすく、
この初夏から秋口までOKな白ワイン。

後で確認したら、あるワイン雑誌で、
某ソムリエがすすめる家飲みワイン3本のうちの1本だった。
たいへんな絶賛だった。
うれしくなった!

お値段は、ネットだと¥2,000を切るようだ。
安いところをさがそっ

ヘビとカエル

2009-06-10 16:20:49 | maison de campagne ~べっそう~
先週末もはっきりしないお天気。
だけど、勝浦に行かないわけに行かない。
庭の草ぼうぼう、
サンルームの天井は雨が降ると水漏れするし、
真夏にはおそらく50℃くらいにはなるんじゃなぁい?と
(ちなみにサンルームにはちゃっかり温度計がある、前住人の置き土産。)
熱帯化しつつあるサンルームの天井によしずかすだれを掛けようとオットの考え。
とりあえず自分たちの手で出来る部分はやろうじゃないか。

そして何といっても、
頼んでいた草刈機が午後には勝浦に届くのだ。

そうは言っても準備もあるので・・・。
先週もそうだったのだけど、
千葉でまず買い物。

その前にいつも週末に行っているクリーニング屋へ
オットのワイシャツを持ってゆく。
結構これが大事。

隣のスーパーで水、
(勝浦の井戸水は鉄臭くて普通に飲むのはちょっと?です。)
ビールなど。
本当はワインを買いたいのだけど、
ひと晩で飲みきる条件で、
ハーフでおいしくてお値段もリーズナブルなものがなかなかない。

それからホームセンターでリビングのカーテン。
丈100cmというのがあまりなくて、
103cmを5枚。
と思ったら2枚組みだったので、
それを3つ購入。

いざ勝浦へ。


ここでちょこっと脱線。

これまで週末にやっていた買い物、掃除などがまったくできなくなった。
ので、平日にそのしわ寄せが。
ますますいそがしぃ~~

買い物も、仕事帰りに出来る限り。
幸いに生活クラブがマンションのお隣なのでありがたい。
でも、そこでは全部そろわないので大きなスーパーにも寄らなきゃ。
チャリンコ通勤ではペーパー類の大きなものが難しい。

買い物内容も、その日の思いつきじゃなく、
週末いないときの分も合わせて。
土曜日の献立を考え、
作りおきできるものを、
子どもたち用(長男はほとんど食べないけど;;)と
わたしたちの勝浦用にと作る。

勝浦のキッチンはぼろぼろで取替え予定なので、
おなべは行平がひとつとフライパンだけ、やかんすら持って行ってない。
簡単にゆでたりはOKだけど、
煮込みは無理なので千葉で作ってゆくのだ。

日曜日に勝浦からかえったらすぐに調理できるよう
それも考えて買い物。

そして、いつも週末にオットがやってくれていた掃除機がけ。
これがなかなかやっかいで。
でも、次男がアトピっ子なので、
彼の部屋は汚く掃除機かけなきゃ!
シーツの洗濯もしょっちゅうだし・・・。

そんなことを、
完璧は無理として70%くらいクリアしてるかなぁ?

そして勝浦行き決行!!


オットがネットを見て頼んだ草刈機、
ネット商店が住所の番地を書き間違えていて
届くはずの土曜日に届かず、日曜朝いちに到着。

形は芝刈り機のような感じ、混合ガソリン。
持ち上げなくてすむのでわたしにも簡単にできる。
ただ、土がほこほこしてやわらかくその分運転(?)しずらいかも。
ガソリンを半分くらい入れていたのだけど、
なんだかすぐになくなりエンジンストップ。
燃費はよくなさそう・・・。

ハイブリッドタイプを売り出さないかしら?

そして午後はホームセンターにすだれを買いに行き、
サンルームの天井の内側に取り付け。
でもすでにサンルームの気温は40℃。
わたしも手伝ったのだけど、
釘を打ち付けたりのオットは汗だくで1枚で断念。
予定の残り2枚は来週。

でも1枚だけでもずいぶんと違う。

そして、すだれの効用もうひとつ。
天井を見上げると、なんだかアジアンな雰囲気じゃありませんか~♪
これでラタンの椅子でゆらゆらしたり、
バティックの生地をディスプレイしてあったりすれば、
東南アジアになっちゃう!

このサンルームは、前住人が(安い)適当な材料で適当に作っていて
床も壁も天井も材料や色がバラバラ、
完成度もよ~く見積もって5割の出来。
なので、撤去するかどうするか?思案のしどころだった。

それがすだれで一変。
なんかいいんじゃなlぁ~い♪

天井全面すだれで覆い、
アジアっぽい布を壁に掛け、
今あるボロッちいソファにもアジアンな布を掛け、
クッションをポンポン置いて、
小物を工夫すれば、
なにかよさげになりそう~~♪

ちょっとうれしくなった!

すだれ作業の後は、
玄関周りのナンテンの木や草を刈り取りきれいさっぱりとなった。

この日の極めつけはヘビの脱皮。
我が家は東南の角地なんだけど、その角の植え込みの木の枝で
まさに脱皮の最中。

オットによるとアオダイショウかなって。

わたしはもちろん、ヘビの脱皮を目の当たりにするのは
オットも初めて!

ここに来ると、生き物がいとおしい。
気持ちワルイとか言う前に、
一生懸命生きている姿がなんだかいとおしくかわいく思える。

なので、ヘビの脱皮場面も興味津々で見入ってしまった。
体を前にくねらせながら器用に皮を脱いでゆく。
途中真ん中くらいで、木の枝に引っかかったのかうまく脱げず破れた、残念。
きれいに1本で脱皮できるのはあまりないそう。

いつの間にか脱皮が終わり、ヘビちゃんはどこかへ行った。
乾いた皮を取って家宝にした。
後ろ半分も枝から離す時破れて、3つに分解。
それをとぐろに巻いてリビングの台の上に置いた。

ヘビの抜け殻って縁起がいいみたいでお金が貯まるそう。
どうぞご利益がありますように!!

それから15センチくらいのでっかいカエルもいた。
奥の方でぴょんぴょん飛んでた。
カエルはわたしは本当にだめなんだけど、
ここで出会うとなんだかかわいらしくて・・・。
目が悪くて、草むらの中だからかな?
気持ち悪いって思わなかったゾ。

そんな生き物たちとの出会いで今回は盛り上がってしまった。

ちなみに土曜の夜はまたまたビール。
千葉で作って持っていった肉じゃがとか
またもや我が家のキャベツ炒めとともに。

日曜は、千葉着が7時を過ぎていて、
子どもに解凍してもらった手羽元を急いでさっぱり煮に仕立て、
ワインはウイリアム・フェーブルのシャブリ。

このワイン何度も書くけれど、
カルフールで安いときに¥1,680。
長男の行っているホテルのレストランでは5,000円台らしい、
ナント!!

週末はどっぷりと田舎人!

2009-06-01 16:15:20 | maison de campagne ~べっそう~
先々週の日曜はさっそくチョンボ。
別荘の電気(天井の一灯)を消し忘れて帰ってきた。
お向かいの方がわざわざ電話してくださった。
でも、それから電気を消すだけのために車を飛ばして行くわけにも行かず
仕方なくそのままほおっておいた。

戸締り、電気、ガス、、ちゃんとチェックしなくては。

不便を楽しもう!なんて書いちゃったけれど、
不便ゆえ、人の手でやらなければならないことはたくさんあるわけで、
やることはきちんとやらなくては・・・。
ご近所さんに迷惑をかけてしまう。。

ガスの元栓は一番怖いから確かにチェックしたのだけど、
これを戒めに次から気をつけなくては。

な~んて言いながら、
勝浦の我が別荘から直線にして5キロくらいのところに
別荘を持っている会社の上司が、
・・・ちなみに私の左隣に座っていて
  やたらと話が合う。
  たぶん私がおやじ化してるんだろう。
水曜に自分の別荘に、
畑の世話をしに行くというので
合カギを預けて電気を消してもらうよう頼んだ。
ありがとうございます、T氏。

ちなみに我が家の別荘は、
その方の近くだから決めたのではなく、まったく偶然。
本当は、里山風景が広がるいすみ市をもっぱら攻めていたのだけど
(お値段も勝浦や鴨川に比べると手頃。。)
いいと思ったところは、
お値段がいまひとつクリアできず、
って迷っているうちに売れてしまうというパターン。
いすみ市に3件ほど狙った物件があったのだけれど、
全部このパターンでやられてしまった。

で、少し中だるみ。

そうこうしているうちに、
オットが不動産サイトに小っちゃく載ってる今の物件を見つけた。

千葉県の不動産屋ではなく、
この物件自体も他のサイトにも掲載されてなく、
とっても地味ぃ~な存在だった。
なのでおそらくアクセス数も少なかったのだろう。
問い合わせもうちだけだったかもしれない。

ご近所さんによると、
結構早く決まったらしいから・・・。

家が密集している住宅地とか開発の別荘地ではなく、
畑の間にポツンポツンと点在している。
ド田舎の一軒家でもない。
その間隔がほどよく、
隠れ家的要素もあり、敷地も広い。
家は18畳リビングに7.5畳和室、プラスサンルームという、
週末暮らすにはちょうどよい広さ。

おまけに庭には、
栗、柿、桑、キウイ、など実のなる木がたくさんある。

それらの総合的判断で決断!!

オットにとっては今のマンションを買った次に大きな決断だったのでは・・・。

始まりつつあるリフォーム計画も楽しみ!!


先週末も土曜一泊で行って来た。

先々週に頼んでいた畳が出来上がっているはずで、
畳屋さんに畳を入れてもらうため。

土曜日はあいにくの雨。
畳屋さんによると雨の日は畳は入れられないということで
日曜に来てもらうことに。

結局土曜は雨で外仕事ができず、
オットがリビングと和室の間の戸襖の壁紙貼り。

器用な人なのできれいに仕上げる。

わたしは?と言えば、
前の住人が残していったレーザーディスクのカラオケ♪
でも保管状態がすこぶる悪く、
カビてきてて、テレビの画面にちゃんと出てくる曲が少ない~
ティッシュで拭いてもゴキゲンナナメであるので、
歌える曲でちゃんと出てきた曲を数曲、
一生懸命ガンバるオットにエールを送るつもりで歌った♪
時々音が外れて、そのたびに壁紙にしわが寄ったかも・・・

雨の日は、虫や動物たちがおとなしい。
ウグイスもあまり鳴かず、
ハエやカもお見かけしない。

動物たちも人間の晴耕雨読のごとく、
雨降りは活動を控えてじっとおとなしくしているのかも・・・。

夜ごはんは、
家に残っている子どもたちのために作り置いてきた
煮込みハンバーグを持ってきたのでそれをあたため、
前住人が残してくれた畑のキャベツをゆで
サラダを作り、ワカメと畑の赤じそでお吸い物を作って
ロゼスパークリングワインで乾杯した。

なかなか充実した晩餐でございました。

翌、開けて日曜日。晴れ。
畳屋さんに畳を持ってきてもらった。

古いのはもうボロボロで表替えも無理ということで、
新床にしましょう、ということだったのだけど、
畳屋さんに在庫の畳があり、まだ新しいとのことで
それを使ってくれて表替えのお値段でやってくれた。
田舎だからか、すごく良心的。

結構きつめのサイズに仕上げてあって
入れるのが大変そうだったが、
まだ33歳だという畳屋のおにいちゃんは、
納得の行くまで入れ直してくれて
本当にいい仕事をしてくれた。

畳を入れるのがあんなに大変な作業とは思わなかった。

槌でヘリをたたけばいいものを、
『僕はこう教わったので・・』とこぶしでがんがんたたく。
まるでパフォーマンスのよう。

最後には血が出てくるので槌でたたくんですけど・・・と言いつつ
それでも手が紫色になるくらいたたき続け、
息は上がり、Tシャツは前も後ろも汗でびっしょり。
おかげで畳7枚半は、落ち着くべき場所に収まった。

お母さんとのコンビも絶妙のこの畳屋さん。
お母さん手作りのきゃらぶきをいただきつつ、
立派な畳屋になることを祈る。

午後は草刈、、
というよりも笹竹切りと木の枝落とし。
ここでももっぱら作業した人はオットです。。
働きの悪いヨメでございます。

敷地の囲いの10mくらいを占めていた笹竹を
先週半分くらい刈ったのだけど、
今週は残りを刈る。

あとは、玄関先の巨大な桑の木。
実がなり、それが落ちて地面を汚す。
生まれて初めて食べた桑の実はたいそうおいしいのだけれど、
手や口が真っ黒になるのが難だな~

ということで、垂れ下がっている桑の枝、
玄関先に植わっているソテツみたいなの、
南天などバリカンでバリバリ刈り取る。

わたしはそれを庭まで運ぶ。

先週刈ったものを焼くつもりだったのだけど
土曜日の雨でだめに。
刈り取った草木の山はますます巨大になり、
焼くのは今週末まで持ち越し。

今週末は晴れますように!

5月末だというのに、暑い暑い作業でした。

帰り支度をしてから、近くの工務店まで。
おっちゃん在宅で、オットが希望を話し、
カギを預けておいて、
私たちがいない間にいろいろと点検をしてもらうことにした。

腕もいいという畳屋さんの話で、安心してまかせられる。
こういうところでは、人との付き合いが結構大事。

この工務店のおっちゃんもオットとなぜか感性が合うようで
話も弾みいい感じである。

いい仕事をしていただけますように!!