art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

悲しいデキゴト うれしいデキゴト

2012-03-30 16:36:24 | etc. ~いろいろと~
先々週末から先週末までオットは中国出張。
ちょうど週末にひっかかるので勝浦行きはおあずけ。
2回パスしてしまった。。
2回パスは初めてのこと。

暖かくなって春の芽ぶきが盛んになってきた今日この頃なのにぃ、

一番楽しみな変化のある時期なのにぃ、

勝浦に行けないなんて…。

な~んて愚痴をこぼす…その前に、
腰が~~。

勝浦の庭ばかりにかまけて、
ちっとは本宅の方も何とかせんかいっ。
で、えっさえっさとベランダの片付けをしていたら、、、
やられました~
オットが中国へ向かう数日前のこと。

年末も、
オットが中国へ向けて出発したその日に、
わたしはギックリ腰になってしまったのだ。
さあ、羽を伸ばして遊ぼ~~!! と張り切っていたのに。

もうオットには中国出張は厳禁にしていただきましょう。
二度あることは、
きっと、
三度あるもんね。

なので、随分前に買った苗たちは、
本宅のベランダですくすくと成長中。
早く土の上に植えてあげたいね。

この余り動けない間に何をしたかと言うと…

じっとしててできること。
軽量なこと。

そう、レースのドイリーを編みました。
以前編んで、わたしの作ったドイリーの中でも一番好きなもの。
もうひとつ作りたい!という気持ちがずっとあったので、
『たとえ倒れてもタダでは起きない』…といったド根性で、
不自由を逆手にとってガンバってみました。
生成りの細い糸で編む、繊細でなおかつ優雅なパターン。
糸も残っていたのでちょこまかと編みました。





ドイリーにのせてあるのは、
近所のリサイクルショップで見つけたカップ&ソーサー。
リサイクルといっても食器は新品。
以前も、ビレロイ・ボッホの波打った四角の大皿、
イッタラのビアグラス、
ウエッジウッドのプレート、
HOYAのクリスタルのワイングラスなど、
結構ブランド物をゲットさせていただきましたが。
お値段もオドロクほどお安くなっていて、
ここは時々覗く価値大いにあり。

やっと腰も良くなり久しぶりに行って目にとまったもの。
メーカーはニッコー。
薄手のボーンチャイナで、柄はバラの花。
シルバーの線がきの縁取りに、
花の部分は淡いピンクを(部分を全部塗りこんであるわけではなく)
ほんわりのせてある感じ。
そう、チークをポンポンとほっぺたにのせる…あの感じ。
葉はシルバーグレイ。
カップの反対側はバラのつぼみ。


一番気に入ったところは、
ソーサーのくぼみの周りをぐるっと取り囲んだドットのエンボス。


柄ゆきや色が上品なところに、ドットのキュートな感じが加わり、
小振りでちょっとアンティークな雰囲気もいいでしょう。
一目見た途端気に入って買っちゃいました。
2脚で1,800円はお安いでしょう。

またお気に入りの食器が増えました。
大地震が来ませんように。
(こればっかり 笑)


こちらに敷いてあるのは、
先日作ったティーマット。
突然のお客様用にダッダーと縫ったもの。
表と裏、違う生地でリバーシブル。
この濃い茶色のマットの上にのせると、
真っ白のボーンチャイナが映えます。

暮らし方

2012-03-19 16:15:37 | vin ~わいん~
最近、心惹かれた本は…。

やっぱりいつまでも憧れの高峰秀子さん。
これまで秀子さんの著作をいろいろと読んできたけれど、
最近発行された『暮しの流儀』。
高峰秀子 松山善三 斎藤明美 著


表紙は、結婚されて間もないころだと思うけれど、
ご主人の善三氏と食卓を囲んでいるモノクロームの写真。
女優然としていないプライベートな写真が表紙に使われるのは、
秀子さんのご本では始めてかも…。
説明は要りません。
おふたりの笑顔がすべてを物語る。
ささやかな日常を切り取ったようなこの表紙の写真は、
自ずと本の中身を物語ってくれる。

表紙をめくると、
30歳過ぎの和服姿の秀子さんのこれもまたモノクロームの写真。
かの木村伊兵衛氏撮影。
秀子さんの凛としてさりげない表情と、
全体に漂うやわらかな空気感が絶妙。
そこに言葉はないけれども、
言葉以上に秀子さんの人となり、生き方を物語る写真だと思う。

中を見てみると、タイトル通り秀子さんが暮しの中で愛したさまざまなもの。
身につけるものや家の中の家具、道具、食器、旅の日記 など。
そして日常のご夫婦の写真がたくさん掲載されていて、
本当に幸せそうなおふたりの表情に心が暖かくなる。
女優ではなく、普通の家庭人の姿がそこにある。

秀子さんの貫いた、自分の意思をはっきりと持ち、強く潔く誠実な人生は理想。
わたしにはとても真似できない生き方だけど、
学ぶものはたくさんあるような気がする。


『あしたも、こはるびより。』
『キラリと、おしゃれ ~キッチンガーデンのある暮らし~』
つばた英子 つばたしゅういち 著


本屋でふと目にとまった『あしたも、こはるびより。』。
なんと86歳、83歳のご夫婦。
主に奥様が畑仕事。
70種類の野菜と50種類の果樹を育て、
野菜、果樹に関しては自給自足というから驚きだ。
お料理もお菓子作りもこなし、お客様をもてなし、
機織りをしたり刺繍をしたりの生活。
理系で建築家の旦那様は、家の内外の管理やメンテナンス。
そして、道具類でも資料でも整理整頓が得意。
そう、理系の人の頭の中はこんなふうにきちんと整理されているのでしょう。
対して、わたしの頭の中は混とんとしていてカオス状態。
まず身の回りから整理整頓に励むと、
頭の中も自ずと片付くかしら?

たくさんの写真が掲載されていて、
楽しくを信条に前向きに暮らす様子がとても微笑ましい。

暮しの様々なことを外に頼らず、
ひたすら自分たちの感性を大切にして、自分たちの手で生活を創り出し、
丁寧に暮らす姿には感動する。
そしておふたりの生きて行く力になっているのが、
誰かをおもてなしすること。
やはり人は「誰かのためになる、誰かが喜んでくれる」と思うことがパワーになるのだ。

何でも右肩上がりの時代は過ぎ、
経済や環境や、身の回りのことを考え直し始めたこの時に、
ゆっくりでも一段一段階段を上がるように、
不便を楽しみに変えながら、
丁寧に暮しを紡いで行くのもいいんじゃないかと思う。
お金では買えない、本物の豊かさがそこにはあるような気がする。

これを読んで、また憧れがひとつ増えた。
しかも、少しはわたしでも実践できそう。

勝浦で野菜作り?
週末にしか行かないからムリ…

なんて言っていたけれど、
今年は、もう少し野菜の苗やハーブの種類を増やし、
果樹ももっと植えて、楽しみを増やそうと思う。
ついつい目先のことに捉われる傾向が強いわたしだけど、
もっと先を見る力、考える力もつくだろう。

ネット検索して購入した『キラリと、おしゃれ』は、
おふたりのこれまでの人生も詳しく書かれていて、
なんと強く賢く柔軟に生きてきた方たちかと感嘆してしまう。
まだまだお元気で活躍されて、
良き人生の舵取りの見本となっていただきたいと心から思う。


『魔法のびん詰め』
こてらみや 著


こちらも本屋でふと目にとまった本。
パラパラめくると、すぐに作りたくなるものが満載。
わたしの作ってきた赤シソシロップなども載っている。
よ~く見れば、わたしの作り方よりも随分簡単だ。
あ、こんなんでいいんじゃん!
ピクルスとかレバーペーストとかきのこのオイル漬けとか…
どれも本当においしそう。
とにかく即実践できそうなので購入。

『あしたも、こはるびより。』でも、
畑で作ったものを、乾燥させたり、煮たりして保存食ももちろん作られている。
なので、この2冊はわたしの中でぴったりリンク。
勝浦で作り、収穫したものをこんなふうに保存して、
そしてまた誰かに食べてもらおう。

と、この3冊はだんだんわたしの心に近づいてきて、
これからの人生を考えるとワクワクと楽しくなるのです。

春の苗を買いました

2012-03-16 16:06:12 | maison de campagne ~べっそう~
先日、オットが休みを取っていたので、夕方買い物に出た。

勝浦用に苗をたくさん買ったので備忘録。

◆ジョイフル本田八千代店
 デルフィニウム “オーロラディープパープル” ¥298
   〃     “オーロラモーヴ”      ¥298
  
 ジギタリス“サットンズアプリコット”    ¥298
 
 ネモフィラ(インシグニスブルー)   ¥199 × 3

◆ジョイフルの近くの店(何でもとても安い 激安苗屋)
 ユーフォルビア プルプレア ¥398 ×2
 
 忘れな草   ¥100 ×2

 クリスマスローズ ハイブリッド  ¥200 × 2

 なでしこ   ¥100 × 2

 シロタエギク  ¥98 × 2

 ゴーテリア プロクンベンス  ¥200 × 1
  (チェッカーベリー) 


ほとんどがこれまで植えてよかったもの、生き残ってくれた(!?)もの。

デルフィニウム

去年パープルを植えたのだけど、
草丈高く、花色鮮やかでその存在感は圧倒的。
今年はモーヴという少しくすんだ感じの赤みがかった色もチョイス。

ジギタリス

去年は紫に近いショッキングピンクのようなとても鮮やかな色を植えていた。
今年は少し柔らかめの色、アプリコット。
こっくりとしたサーモンピンクに近いようなピンクがかったオレンジ。
デルフィニウムと同じく、色鮮やかで草丈高く、
それだけで絵になる存在。
花後に切り戻すと、3回くらい花を楽しめた。

ネモフィラ

ベイビーブルーの色がとってもかわいい。
時期になると株が大きくなり、ブルーの海が広がった感じになる。

ユーフォルビア プルプレア

わたしの好きな宿根草のひとつ。
とても耐寒性があり、厚い霜の降りる勝浦の冬でも元気に育ってくれる。
なかなか店頭で見ないので、この時とばかり買ってしまった。
挿し芽で増やそうと思っていたけれど、手っ取り早く。

忘れな草

これはやっぱり日本語表記が似合う。
楚々とした姿はとてもいとおしく思う。

クリスマスローズ
 
ハイブリッドって、ネットで調べてみると交雑種ということらしい。
でも、200円は安いでしょ。
勝浦ではこんな小さな苗もすぐに“でっかくなっちゃった”となるので、
とにかく広い庭を埋めるべく増やす。

なでしこ

去年、ピンクのなでしこが満開になったけれど、
今年も植えよう。
なでしこジャパン、ガンバレ!

シロタエギク

これも寒さで枯れてしまったみたい。
白い葉が庭のアクセントになるので買ってみた。

ゴーテリア プロクンベンス

(ツツジ科 ゴーテリア属 花期:5月~  結実:9月~ )
初めて育ててみる。
初めてなのでラベルの内容を転記。
 「白い花と赤い実を同時に楽しめるためチェッカーベリー。
  夏季は半日陰等の涼しい場所で管理し、水切れに注意。
  耐寒性が強いので冬季は戸外で越冬可能。
  植え替えの際は酸性土壌を使用する。」


ニュースで、天皇陛下が御所の庭でノビルを摘まれた、と言っていた。
ノビルは、勝浦でもどんどん出て来る。
あまりにもすごいので、どんどん出てきた端から刈り取っていた。
今度、摘んでみよう。
これも立派な和のハーブだものね。

スズキくん

2012-03-14 21:24:20 | etc. ~いろいろと~
先日、長男とぼ~っとテレビを観ていると、
魚屋さんで大きなスズキを1,200円で売っている場面。
何を隠そう、我が長男は釣りキチ。
狙いはもっぱらシーバス(=スズキ)。
日々、仕事の合間を縫ってせっせと釣りに出かける。
でもスポーツフィッシングに徹し、獲物はリリースしてしまうので帰りはいつも手ぶら。

1,200円だよ~~、いい値だよ~~。
高級魚だよ、スズキは。
西欧では高級食材でレストランの魚メニューの定番だよ~

などなど言い含め、
『今度、釣れたら持って帰ってよ。』とお願いしておいた。

そうしたら、先日の夜、立派な釣果をお持ち帰りしてくれたのだ。
60センチ近い立派なスズキくん。
その姿はとてもきれいで良型であります。
 あっ、でもこのくらいのサイズはセイゴかフッコか?
 スズキは出世魚なので、正確にはスズキではないかも…です。
場所は近くの川。
まだ生きていてヒクヒクしている。
わたしは(怖くて)ウロコを取るのが精いっぱい。
エラのところが鋭く危ないということでオットが軍手をはめてさばいてくれた。
それからわたしが3枚おろしに。
…とガンバッたのだけど、当然ながら真ん中の骨のところに身がたっぷりと。
もったいな~い…とばかりに身をこそげておしょうゆで長男食す。
わたしも手伝う。
臭みがまったくなくて、コリコリとおいしい。  

 彼が中学生のころ、やはり近くでスズキくんを釣ってきて、
 この時は85センチはあろうかという本当に大型のスズキだったけど、
 自らが(余りに大きいので)風呂場でさばき食べたことがあったんだけど
 (そのころから釣りキチで~す)
 どうも泥臭く、せいぜいから揚げにしないと食べられなかった。

夕食はもう終わっていたので、
切り身を塩、オレガノ、レモングラス、レモン汁、オリーブオイルでマリネしておいた。オイルでソテーして食べよう!

春に想う

2012-03-12 08:31:24 | vin ~わいん~
本当に雨の多い今年の3月。
またもや土曜日は雨、しかも結構な・・・。

千葉の家の近くにあった素敵なコーヒーショップが長柄町に移っていると聞いたので、
今回、勝浦に行く途中(ちょっと脇に寄り道かな?)に寄ってみた。
『季まぐれMAX』と言います。

別荘地の中にあるとてもステキな建物。
別荘地といっても、山を切り開いて造成された土地ではなくて、
山の起伏や植物をそのまま生かした中に作られた、野趣あふれる一画だ。
林の中にぽつんぽつんと家があるという感じ。
そのコーヒーショップの前の植え込みには、
オリーブの木、根元にはたくさんのクリスマスローズ。
ランタンや植物の植わった大鉢などがおしゃれに配されてとてもいい雰囲気。
中に入ってみると、高い天井、そして天井から吊り下がっているランプ。
重厚なテーブルに椅子、
いくつかあるカップボードにはマイセンはじめヨーロッパのアンティークのティーカップ、
日本の作家物もあり。
テーブルにはスイセンの可憐な花とアイビーが何気ない風情で。
奥にはコーヒーの木の大鉢がいくつかあり、その突き当りには暖炉。
左のガラス戸の向こうには小さなプールにカフェテーブルとパラソル。
な~んておしゃれなんでしょう!!
 
家の近くにあった時と少し雰囲気が異なり、
ゆったりと落ち着き、洗練されたたたずまい。
でも、自家焙煎のコーヒーの味は変わらず、
焼きサンドイッチとピザも懐かしいおいしさで大満足。
すぐに触発されてしまうわたしは、
ああ~、我が勝浦の家もこんな風に洗練されたおしゃれな雰囲気にしたい!
と強く思ったのであります。

いざ勝浦のセカンドハウスに着くと、そこは現実。
我が家は、典型的田舎の家。
素敵な別荘地の洗練された家とはほど遠い。
でも、できることから少しずつ、
週末ごとにちびちびとやってゆくことにいたしましょう。

勝浦では壁の補修の続き。
オットが朝、近くのホームセンターで壁紙を買ってあったので
さっそく作業に取り掛かる。
先週、玄関が終わり、今回は玄関の裏側のサンルームの壁。
わたしも一緒に、無造作に塗ってあった珪藻土をはがす。
オットがきれいにしてパテを塗り乾かす。

その間に、庭を見回ったわたし。
クリスマスローズの初開花。



少しうつむき加減の花の姿がとてもいとおしい。
白と紫を1輪ずつ摘んで活けてみた。
白い方はお雛様のそば。

わたしの実家は何でも旧暦で祝うのでお雛様も4月3日。
しかもうちは男子ばかりだし、嫁に行けなくなる心配も無いので、
まだしばらく飾っておくつもり。

アジサイの枝に小さなつぼみが付いているのは見たんだけれど、
根っこにもこんなにモコモコと芽が出てるんだ~ かわいい!
ここにセカンドハウスを持って、丸3年になるけれど、
まだまだ新しい発見はありそうです。


アルケミラ・エリスロポダ。
上が枯れちゃったのでもうダメと思っていたら、たくさんの芽。


ハーブ畑にはチャイブがもりもり。


レッドクローバーももりもり。


雨だし、オットは壁紙張りに専念するだろうと思って、
ならばわたしはお台所仕事をと持ってきた豆乳で、
豆乳ミルクジャムを作る。
豆乳 600cc 砂糖 80g を弱火で煮詰めるだけ。
これが少し鄙びた感あるミルクジャムになるのだ。
更○期真っ只中のわたしの体には、大豆ポリフェノールは大事。
豆乳600ccで2ビンできた。
だいたい2/3に煮詰まった感じ。

パンに塗って食べると、まったり素朴な味に体もほっこりするのだ。
でもちょっと素朴すぎる感ありで、バニラをひと垂らし入れればよかったと反省。
でも、ここにはバニラがないから仕方ないのだけど・・・。

夕飯は。

黒メバルの煮付け
 途中のスーパーで買ったもの。
 25センチはある大型で身は厚く食べ応えがあった。
野菜のトマト煮 など
ワインは、パランのブルゴーニュ赤 2007
5年も経過し、味はこなれたようになりおいしかった。

翌、日曜日。
オットは乾いたパテの上に壁紙張り。
そして玄関とサンルームの間にある隙間を板と壁紙でふさいでくれた。
これで玄関周りがすっきり明るくなった。
ご苦労さま~!

お昼は庭の奥に出てきたフキノトウを使ったパスタとスープ。
フキノトウで初めてパスタを作ったけれど、
フキの香りが何とも言えずさわやかでおいしいパスタに仕上がった。
天ぷらもいいけれど、他の野菜では味わえない独特の香りと少々の苦みが絶品!
たぶんもう今年は採れそうもないので、
1年に1回の贅沢だと思うとなお一層ありがたみを感じる春の味覚。

さて、先週、今年初めて聞いたウグイスの鳴き声。
生まれたてのまだまだ甲高い声で一生懸命歌の練習~♪
隣のヒノキ林で盛んに練習している。
帰り、車に乗り込む時に、ヒノキ林のあちこちからウグイスの声が聞こえてきて、
なんだかみんなでバイバイを言ってくれているようでうれしくなった。

にわのクロッカスも黄色に続き紫が開花。

朝はこんな感じで、

時間が進むとちょっぴりちょっぴり開き始める。




ひとり離れた紫クロッカスちゃんは、
ちょっとお口を尖がらせてます~


ウグイスは春告げ鳥とも言うし、
クロッカスはヨーロッパでは春を告げる花と言われているそうだ。

植物も動物もこうして春を告げてくれている。

東日本大震災でこの1年間苦しんだ日本列島。
鎮魂と、
それから春に向かって、将来に向かって生きる力。
両方の想いを大切にこれから生きてゆこう。

きれいな玄関になりました

2012-03-05 10:24:22 | maison de campagne ~べっそう~
先週は毎日毎日天気がくるくる変わる目まぐるしい空模様だった。
そんな中、土曜日はラッキーなことに晴れ。
さっそくカインズで部材(<オット用)をいろいろ買い込んで勝浦に向かった。
カインズ隣の銚子丸で、桃のお節句にふさわしく、
おひな祭り用のセットでお腹を満たしてから・・・。

勝浦にもお雛様を飾った。
桃は咲かないのでツバキで。


オットはすぐに玄関の壁の作業。
先週、右側は完成したので、今回は左側。
円窓のところもボードで塞ぎ土台を作る。
夕飯前に玄関左端の部分の壁紙を張り終える。

わたしは、本宅で作っていった目隠しカーテンを取り付けた。

布は綿と麻の混紡でナチュラルテイストなサラサラ感。
それほど目が行くところではない勝手口なので、
突っ張り棒を買っていって簡単に取り付け。
飲み物などの収納にしているのだけど、バッチリ目隠しになった。
こんなに簡単にできるんだったらなんでもっと早くやらなかったんだろう?
と、思ったりするけれど、
思いついたその時がやり時なんだね。

玄関用のカーテンも作ってある。
勝手口の方の具合を確かめてから取り付けようと思っていたので、
(サイズはほぼ同じ)
来週持って来ようっと。
カーテンレールには、今回細い竹を買ってゆき、
オットがこんなものを作ってくれた。



庭の木の枝で受けを作って、買って行った竹を渡して。
素朴で自然な感じが、この田舎の家に合っていると思う。
結局、勝手口に取り付けたカーテンを吊るしてみてチェック。



タッセルも作っていったので、片側に寄せ、
リビング側が開くようにしてみた。
タッセルの長さが少々長いので短く直してこようっと。
これで玄関周りが少し見栄えよくきれいになりました、とさ。

そうそう、こんなものも作ったのだ。
ティーマット。


ランチョンマット。


ティーマットというのはかわいいのをあまり売っていなくて、
ならば自分で作っちゃおう!と。
カーテン生地と一緒にユザワヤで買ってきた。
生成りの地色に、マルシェで使うようなものかなぁ、
さまざまなカゴバッグのイラストとフランス語のプリント地。

『ボンジュール。トマトはいくらなの?』

『あいよ、1キロ3ユーロだよ。』

『パイナップルとリンゴを1キロちょうだいな。』

『このニンジンちょうだい。』

『アボカド4個でいくらなの?』

 ・・・etc.

マルシェでのお買い物風景なのでしょうね。
買い物に来たマダムと受けるムッシュの会話が聞こえてくるよう。
カゴのイラストは濃い茶色、文字はブルー。
とてもかわいい!!
ちょっと前までの生地には英字プリントがもっぱらだったと思うけれど、
最近の生地はフランス語プリントも多くなった。
ティーマットは、巾をちょうど3等分、
うちにあった波型のブレード(茶色、ブルー)を取り付けて。
ランチョンマットはほぼ2等分、そのまま長方形に縫っただけ。
こんなものオットの胸は何もトキメカナイでしょうが、
わたしの胸トキメクかわいいグッズ。
朝食とかちょっとしたお茶を飲むときとかトキメキましょう!


夕飯は。
途中で買ったアジの塩焼き
トマトサラダ 我が家の菜の花添え
 菜の花、苦かった~ 春のめぐみ


白菜とお豆腐のうま煮
ブロッコリーとポテトのニンニクソテー

野菜がたくさん食べたかったので野菜たっぷり。

ワインは、ウイリアム・フェーブルのシャブリ
さっぱりと魚料理にとっても合うおいしいワイン。

さて、夕飯の後もオットは働く。
玄関の壁紙張りの続き。
働き者です。わたしと違って・・・。
ちなみにわたしはお茶を飲みながらこの文章を書いてますが・・・。
結局、すべて玄関の壁紙は張り終わった。
オツカレ!
これまで小汚い感(!?)がどうしようもなかった玄関。
入った時、パッと明るくきれいな玄関になった。
ありがとう、オットさま。




日曜もオットの作業は続き、玄関とリビングの間にある微妙な隙間。
前住人のおじいちゃんが残していった置き土産のひとつ。
それを塞ぐ作業。
何ともよく働く。
朝から昼食を挟み、午後に完成。
今回はよ~く働いたね。

庭の様子は?
リュウノヒゲの中に黄色いクロッカスが1輪咲いていた。
クロッカスの葉っぱって細長くてリュウノヒゲにそっくりなので
ここにクロッカスが出てきたのはまったく気付かず。
サプライズなかわいさに感激!
写真を撮ろうと思ったら、夕方には花は閉じていた、残念。

クリスマスローズはもうすぐ花が咲きそう。
つぼみがググッと伸びてきた。




これは庭の奥~の方にあるスイセン。
忘れ去られそうな場所だけど、もうすぐ咲きそう。


ミセバヤ。


ベンケイソウ。


芽が出始めはこ~んなにかわいらしいのに、
成長するとちょっとね~、多肉なのでごっつくなります。
でも、植物の芽ぶきはとてもありがたいものです。

我が庭にはフキノトウの出る場所が2箇所あるんだけど、
1箇所はどうも出てくる様子がなく・・・、
奥の椿の木のある付近に、5個出てた~!
確か先週はまったくなかったと思う。
食べられそうなのを2個いただく。てんぷらにしようっと。
春の恵みは本当にありがたい。


でも今年の冬はとても長く、気温も半端なく寒かったので、
梅の芽もまだ固く咲くのはまだ先のよう。
勝浦までの道でも、まだまだ咲いているのはちらほら。
今年は春が遅いな~。

なのでより一層、週末ごとの植物たちとの出会いが本当に楽しみ。
成長振りを確かめつつ、春の喜びをかみしめる週末なのであります。


…と、ここらでそろそろ終わりにしようと思っていたら…。
いらっしゃいました。

『おうっ!!』って。

思わずわたしも『おうっ!!』って条件反射。

その声の主は、草刈りM氏@山形弁さん。

庭の奥にこしらえたプレート。

これを見て入ってきたんだよぉ~~って。

「ようこそ いらっしゃい」っていうのは、まったくM氏のために作ったようなものだもんね。
M氏宅ともう一軒しか、ここを通る方はいらっしゃらないのだ。

野菜の話から、ご近所さんのこと、病院、政治、話は多岐にわたって、
お茶を飲みながら、尽きぬ話。
ここ最近お会いしていなかったからか、
山形弁炸裂でございました。

さあ、時計も5時を回り、そろそろ帰ろっかーーー。

至福の白ワイン

2012-03-01 08:38:17 | vin ~わいん~
最近の我が家の白ワインは、
ウイリアム・フェーブルのシャブリかメルシャンの勝沼甲州あたり。
この近辺で好みと価格を考えてのチョイス。

オットはまたか~~…と心の中で思ってたのでしょう。

昨日、白ワインを3本買ってきた。
もちろんすべてブルゴーニュのシャルドネ。



左から 
サントーバン 1クリュ ダン・ド・シアン 2009
オリヴィエ・ルフレーヴ

プイィ・フュイッセ ラ・ロシュ 2009
ヴェルジェ
¥2,720

シャブリ テール・ド・ピエ 2009
ヴェルジェ

サントーバンは、ブルゴーニュの、というか世界最高の白ワインを生産する、
ピュリニー・モンラッシェ村とシャサーニュ・モンラッシェ村にはさまれたところ。
1級のダン・ド・シアンという畑。
オリヴィエ・ルフレーヴは大変大きなネゴシアン兼ドメーヌ。
これはとっても期待できます。

プイィ・フュイッセ、シャブリもわたしたち好みの地域。

いつもの白からちょっと足を延ばして、
違う味わいのシャルドネを楽しみましょう。

ヌテラ

2012-03-01 08:35:20 | etc. ~いろいろと~
わたしの好きな、
たぶんナッツの中で一番好きなヘーゼルナッツ。
香ばしくて、他のナッツにはない独特の風味、味もバツグン。
トリュフチョコの中に入っているクリームくらいしかなかなかお目にかかれません。
先日、デパートのバレンタインフェアで、
な~んとゴディバのヘーゼルナッツクリーム入りのトリュフを試食できた。
本当に本当においしかった~!
一体、ひと粒おいくらなの~?
ビンボー人はついついソロバンをはじいてしまいます。
太っ腹なデパートさん。
いや、ゴディバさんか…。

そういえば、4年前のイタリア旅行土産に買って帰った、
やっぱりヘーゼルナッツクリーム入りのチョコも本当においしかった。
名前を忘れていて、ただ今ネット検索。
そうそう、ジャンドゥーヤでしたね。

そんな希少価値あるめったにお目にかかれないヘーゼルナッツだけど、
こんなものがあるのをネットで見た。

ヘーゼルナッツ入りのチョコレートスプレッド「ヌテラ」。
いつかゲットしたい、と思いつつ半分忘れかけていたのだけど、
最近、近くにオープンしたスーパーにありました。
ヌテラを見つけるや、
迷うことなく手がスルスルって伸びて、
ヌテラちゃんはかごの中へ。

家に帰ってさっそくスプーンで口の中へ。
う~~ん、おいしい!!
これまでこっくり系のジャムはもっぱらボンヌ・ママンの栗のジャムだったのだけど、
明日からはパンにはヌテラ…となりそう。
栗とも違うし、アーモンドとも違う。
エレガントで女性的なヘーゼルナッツ。

このスーパーには、
やっぱりパン好きの実家の母が愛してやまないイチゴジャムもあって、
ただいまセール中。
ちょっと高価だけど、
母は、『このくらいの贅沢、ちょっとぐらいええやろーっ』って。
イチゴの粒がまるまるゴンゴン入っていて、とても美味なり。
セールは3月いっぱいなので、
そのうち買ってきましょう。
このジャムのビン、まんまるでとてもかわいいし…。
プチ贅沢の世界で遊ぶ最近のわたし。