art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ドミニク・ローラン

2012-09-26 13:43:14 | vin ~わいん~
昨日はまさに赤ワインのためにあるような日。
猛暑から一転寒い~。

久しぶりにブルゴーニュの赤ワインを開けちゃった。

ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ  レ・カズティエ  2005
ヴィエイユ・ヴィーニュ

ドミニク・ローラン

購入したのが随分と前で、店名(たぶん東京大丸)、価格は???

ネットで検索してみると…

 カズティエはジュヴレを代表する1級畑の一つで
 樹齢80年の古樹(ヴィエイユ・ヴィーニュ)から造られている。
 エレガントで旨みいっぱいの果実味が詰まったフルボディで、
 ドミニク・ローランのスタイルが如実に現れているワイン。
 抜栓は早くても2010年以降をお薦め。

そう、今は2012年。ちょうど飲みごろ。

抜栓。
長年セラーに横たわっていたせいかコルク全体的にワインが沁みている。
グラスに注ぐと、色は古いブルちゃんにしては濃い赤。
凝縮感、とってもアリ。
香りも、まさにブルゴーニュのエレガントさ漂い、なおかつ力強さもアリ。
口に含むと、これまで飲んだことのないような美味しさ。
パワフルで果実味たっぷり、
そして、奥にはブドウの持つ甘さも漂う。
いや~~、まいった。
赤ワインでこれまで美味しいと思えるワインはあまりないけれど、
とびっきりに美味しいワインでした。

オットは会食のため、今日はわたしひとりでいただいてしまった。

2年前くらいに壊れてしまったセラーの中に、
(↑早く新しいセラー買えよっ
鎮座まします、キラ星のごとく輝く銘醸ワインたち。
セラーの扉を開けるとうっとり。
ジュヴレ・シャンベルタンはもちろん、
エシェゾー、シャンボール・ミジュニー、ヴォーヌ・ロマネ、マルサネ、
モレ・サン・ドニ、ピュリニー・モンラッシェ etc.
ほとんど村名止まりだけど…
いいんデス、我が家では高級ワインナンデス。

セラーは今やただの倉庫なので、
ワインが劣化する前に飲んじゃいましょう。
夏は、泡か白ワインで、赤ワインには全く触手は動かなかったけれど、
そろそろ赤ワインを十分に味わいたい季節。
セラーの中身を一掃して、新人さんと入れ替えましょうか。

小さくてかわいい秋 たくさん見ぃつけた ~♪

2012-09-24 16:41:24 | maison de campagne ~べっそう~
お彼岸の土曜日、勝浦に向かう道路端には彼岸花・・・
と、言いたいところだけど、
猛暑の夏だったせいかまだ2箇所しか見なかった。
猛暑から一転、秋の気配漂う週末。
来週辺りは彼岸花がたくさん見られるかな?

土曜日午後、勝浦のセカンドハウスに着き、
ちょこっと庭仕事なんぞやってると、
来ました、来ました、草刈りM氏@山形弁さん。
ぶらぶらとビニール袋をぶら下げて・・・。
『のごり(残り)もんだ~ 野菜だ~』
そう、毎日野菜を2カ所のお店に卸しているのだけど、残ったものらしい。
ぷくぷく丸ナス、細いナス、白いゴーヤ、キュウリなど。
ナスにしてもゴーヤにしても、
丸々とはちきれんばかりで、まるでM氏のように元気のカタマリのよう。
元気玉~~!!
つやつやとおいしそう!!
いつもありがとうございます!!


2時間くらいもしゃべってしゃべってしゃべりまくる。
東北人にしてはおしゃべり大好きなM氏。
ちょっとばかり言葉が通じにくいなんぞ関係なし。
今回は若い頃のゴルフの話などになり、
『あの(かなりメタボの)お腹でゴルフは満足にできたのかなぁ~~???』と
大いなるギモンが湧き上がったのだけど、
若いときはそうでもなかったかもしれないし、と思い直したりして、
その辺り、突っ込むのはやめた。

そのかわり、ふと思いついたギモンを口にしてみた。
『こうして野菜を作ろうと思ったのはいつからなんですかぁ~?』
答え、『定年してがらだよぉ~。』
その頃、鴨川の有名な大山千枚田のオーナーの募集があったので、
応募したところ、応募人数が多くはずれてしまい、
そのはずれた人のために畑があてがわれたらしい。
そこから野菜作りが面白くなり週末ごとに千葉県内の自宅から鴨川に通うこと5年。
一度も休まなかったのがM氏の自慢
しょっちゅう勝浦に来られないことのあるわたしたちは爆沈
でもいまやここ勝浦に家を構え、広大な畑を持ち、季節ごとに多種類の野菜を育て、
2箇所の店に卸しているその仕事振りには感服いたします。
新種の野菜にも果敢にチャレンジし、進化しているし。
70歳をとうに過ぎてるとは思えない若々しさ。
でもね、その裏には奥さんの貢献も忘れちゃだめよ、M氏。
奥さんの支えあってこその今のM氏があるのよ、きっと。
M氏がさかんにおしゃべりを続けていても、黙々と作業してたりするもんね、奥さん。

5時の時報もとっくに過ぎた頃、
やっとM氏の口もおしゃべりのノルマを果たしたのか帰って行かれた。
わたしたちも勝浦に来てM氏に会わないと、
なんだか勝浦に来た気がしない。
これからも行ったり来たり、楽しい交流をよろしくね~。

さて夕飯はこれまた野菜たっぷりメニューで。
ワインは久しぶりに赤を。
フランソワ・ラマルシュのブルゴーニュ ルージュ。
そろそろ赤ワインがおいしくなってきた。

日曜は朝から雨。
何もできず家の中でまったり。
まあ、別荘の本来の目的はのんび~り、まった~り、
日頃の疲れを癒すためのもの。
これでいいんじゃないですかぁ~?

でも、またもやオットの手になる朝ごはんを食べた後、お腹もすかないし…
雨だけど散歩にでも行こうか。
何かいいことありそう。

家を右に出て、カラスウリの実を発見。
この間、あの白くて繊細で幻想的な花を咲かせたと思ったのに、もう実が。
おなじみ赤いのと、その赤くなる途中のウリボウ状態のカラスウリ。
とってもかわいい!
緑濃いのから赤く染まり始めたのまで、
ウリボウから赤くなる過程がよ~くわかる。

草刈りM氏@山形弁さんの畑に来たぞ~
あ~ら、なんだか真っ黄色だわ~
左手前に大き~く高~く育ったキクイモの鮮やかな黄色い花が。
これまた大きなサトイモの葉の上に覆いかぶさるように咲いてる。
壮観です~~


ちょっと2、3本活けるのにもらっちゃおうっと。


カボチャ畑にはミニミニカボチャがたっくさ~ん。
少しちょうだいね。




畑の入り口辺りには黄色く実ったフォックスフェイス。




毎年秋、M氏の畑の風物詩。
もぎ取るのはなんだか可哀そう(キツネの顔だもんね~)なので、
落ちていた黄色とまだ緑色のをゲット。
いつもいつも遊びに来て、勝手知ったるM氏の畑。
まるで自分ちの畑みたい。

たくさんのカラスウリに囲まれたフォックスフェイスが手前に2個。


自然とM氏のおかげでやっぱり楽しい散歩になったのでした。

これらは、オモシロ野菜の大~好きな義母にお土産に持って行ってあげようっと。

散歩から帰って、ますます雨は強くなるばかり。
お昼は洋野菜と鶏肉、残りご飯でリゾットなんか作って、軽~くいただく。
トマトを入れるとさっぱりとおいしかった。
おじやじゃなくて、リゾットっていいな~
これからそれほどお腹の空かない時に作りましょう。

雨の合間に少々庭の写真を。
ミニダリア。
かわいいのだけど、切り花にすると持たないのが難点。






バジルの花。


そろそろお終いなミニトマト。
よく頑張って実を付けてくれたね。


ショウガはそろそろ収穫時?


家の敷地の角。
左にタイム、右にハツユキカズラ。

サンルームの天井貼り 完成~!!

2012-09-18 16:01:51 | maison de campagne ~べっそう~
秋のお彼岸も近いのに、まだまだ真夏のような毎日。

先週末は久しぶりの3連休、勝浦でゆっくりしようか。
2年前にウッドデッキを作ってくれたオットの友人、
Uちゃん@DIY師匠が来るという。
その時に置いていった大工道具を仕事に使うってことで取りに来るって。
ずいぶん長いこと置いてたね~。
色浅黒く細身で眼光鋭いUちゃん@DIY師匠は、
見た目は東南アジア系あるいはジャマイカのコーヒー売り系。
だけど中身はおはぎ大好き甘党な純日本人で、
昼食のお弁当とおはぎを用意して待つ。
昼過ぎにやってきて昼食、おはぎ、食後のコーヒー。
ちなみにコーヒーはお砂糖ミルクたっぷり、カロリー摂取。

『キッチンにカウンターが欲しいな~!!!』

と、次回の注文を出しておきました。

まだまだ実を付けるミニトマトなどお土産に渡して帰っていったのでした。

外仕事を少しして、でも、暑くて暑くて汗びっしょり。
シャワーを浴びて夕飯。




お隣の奥さんからサンマをいただいたので、さっそく塩焼きで。
大根がなかったからショウガとレモン。庭の青ジソを1枚。
その他、サラダに冷奴、ブロッコリー&キュウリ、青いトマトの酢漬け。
ワインは、まだまだ暑いのでキリッとスッキリなウイリアム・フェーブル シャブリ。

日曜の朝は、雷の音と雨の音で目が覚める。
ここ最近、天候が不安定だけど、朝から雷雨ですか~~

朝食はオットが用意してくれた。

いつもこうだったらいいな~~
ちょっぴりお姫さま気分。

雨が突然降ったかと思ったら、あっという間に雨が上がりギンギラの陽射し。
そんな天候の繰り返す変な一日。
なので外には出ず。

お昼は庭のバジルを使ったパスタと鶏肉と野菜のソテーなど。



収獲したこのピーマンも使って。
バジルは切るとすぐに変色し黒くなるのだけど、思いのほかきれいなグリーンを保った。
細かく刻んでパスタに混ぜ、パルミジャーノをすりおろして加えると、
松の実などナッツ類はなくてもとてもおいしいパスタになった。
わざわざジェノペーゼペーストを作らなくても、
簡単においしいバジルのパスタができるじゃん。

夜はアジのお腹にハーブを詰めてグリル。

野菜がそろそろ終わりに近づきつつあるので、今回はハーブを使ってお料理だ。

ブロンズフェンネル、タイム、セージを使った。
フェンネルは甘くエキゾチックな香り、魚に良く合う。
あとは空芯菜のソテーなど。

日曜から月曜にかけて家の中で何をしてたか?って言うと、
サンルームの天井のクロス貼り。
幅90センチ、長さ295センチのクロスを縦に5枚。
これはなかなか大変な作業だ。
1枚1枚が大きく重さもあって持ち上げてるだけでも大変。
それを真っすぐに5枚貼っていかなくてはいけない。

1枚貼ったところ。


4枚貼ったところ。


わたしは猫の手くらいの手伝いしかできないけれど、
猫の手よりも活躍してくれる道具たちのおかげで、月曜の午前中に完成!!
黒いポチは後で照明を取りつけた場所。


ローラーとクイックルワイパー。

貼った後を、これらできれいにならし、
ついでに手の届かない遠くの部分に突っ張っておく。
どちらも本来の使い方ではないけれど、道具は使いよう。
非力なわたしよりも随分と役に立ったな~~
物の少ない別宅では不思議とワル知恵が働くものです。

だけど、何といっても、貼る作業より余分をカットするのがとても大変そう。
何をするにも道具が肝心だけど、こんな時にはきれいに切れるカッターが必要だ。

壁の一部と天井をきれいにしただけでも、
サンルームが人の居住できる快適な空間になった。


さて、庭は?

ニラが花畑になった。

小さくて白い花、とても可憐。

キウイ棚。

大きく繁った葉が緑陰を作ってくれている。
もう少し季節が進み涼しくなったら、ここでお茶しようね。

キウイ棚に続く小道沿いに、早くもムスカリの葉が出てきた。早いな~


小道の入り口のタイムは花盛り。




栗も小さいけれど、実を付けていた。


クヌギの木のブランコ。


モッコウバラのアーチの根元は黄色のリシマキアとピンクに色づいたハツユキカズラ。






ハツユキカズラをミニグラスに。


月曜、天井のクロス貼りが終わり昼食後、オットは草刈り。
よく働くわ~~
わたしも花壇の中の伸びた草刈り。

真夏にハーブ畑のミントやオレガノ、ラムズイヤーなどを刈るのをちょっとさぼったため、
それらが鬱蒼としてきて困った。
ぐんぐん伸び放題になる前に、とにかく刈らなきゃ、
・・・と心にメモメモ。

他にもチェリーセージやガウラなど、
草丈高く大きくなったものたちも刈る、刈る、刈る~

今回はサンルーム作業でほとんどを費やしたけれど、
確実に過しやすく快適な空間になりつつある。
サンルームをステキなアトリエにするべく、頑張りましょう!!

濃密な週末

2012-09-10 19:53:05 | maison de campagne ~べっそう~
先週末はいろいろな出会い、デキゴト、
なんだか目まぐるしかったなぁ~~

まず土曜日。
勝浦のセカンドハウスに行く前に、
最近のミニコミ誌に載っていたレストランに行こうと向かったのだけど、
掲載されたばかりだったからか満席。
残念~、次回予約してから行こうね。
「レストラン」というからには、いつもの勝浦ルックじゃまずかろうと、
ネックレスなんぞ首にかけ、ちょっとおしゃれにしてたのだけど、
結局いつもの汚れてもいいパンツにTシャツでよかったじゃん。

…ということで昼食に向かったのは、大多喜のベジタブルガーデン。
車を停めたと思ったら、隣の軽トラの荷台に何か大きな大~きな物体が。
男性3人、おばちゃん1人で下ろすところだった。
う~~ん、コレはっ!
200キロはあろうかという超巨大カボチャ、これまで見たことな~~い。
おばちゃんにはムリだろうとオットがお手伝い。


するとそこにはたっくさーんのデカカボチャ。
壮観ですーーー!


翌日には、重量のコンテストと重量当てクイズがあるそうな。
一番大きそうなものの重さを聞いてみると?
265キロだって!!


サカナじゃなくってもギョギョギョッ!!目をむく!!
隣のおじさんと比べても相当デカイね。
自分自身の重さで下半身がドヨ~ンとデブってるし…。

カボチャの馬車を作ろうとしたらしいのだけど、断念したらしい。
本物のカボチャで馬車なんて作ったら子供たち喜ぶだろうな!
大人もワクワク楽しい。
ぜひ今度実現してね。

ベジタブルガーデンでは、たくさんの野菜を作っていて見学できる。
レストランでは、その野菜を使ったヘルシーなお料理を提供している。
でも前回行った時、あまりにもヘルシー過ぎてオットは物足りなかった様子。
しかし最近メタボ気味のためヘルシー志向。
今回行ってみると、お料理も結構ボリュームがあり、味、量ともに満足。
ちなみにオットはバジルのパスタ、わたしはトマトパスタ。
サラダはサラダバーから好きなものを自由に取ることができ、
たっぷり野菜を取り入れることができる。

ショップで、アンティーク風厚手グリーンのガラスの花瓶を買って、いざ勝浦へ。

ハツユキカズラを活けてみた。

まだまだ残暑厳しく、外に出る気はしないので、
昼間は家の中で、掃除したり片付けたり。
そのうち、少し涼しくなったので、
外で野菜の収穫や花壇のお花を摘んだ。
例によってミニトマトとピーマン、そしてまだ青いパプリカ。
以前の収穫の時に、
ピーマンなんだけど丸くて肉厚でちょっとオレンジがかったのがあったんだよね。
…今回、はたと気付いた。
ピーマンとパプリカは隣に植えてあるので、交配しちゃったんだ、と。

左がまだ青いパプリカ、右がその隣のピーマンの株。
ほんと、同じに見えるよね。

オットは、サンルームの天井の脇の隙間を埋める作業。
それぞれにそれぞれのことをして過ごす。

翌朝、もうこれで今年は最後のブルーベリー収穫。
朝8時少し前にブルーベリーおじさん@腕のいい左官屋さんの畑へ向かう。
あらっ、おじさんはまだ来てないよ、無断欠勤かっ!?と思ってたら、
こちらに上ってくる軽トラ一台。
おじさんだっ。
ブルーベリーの収穫開始っ。
今回もまた1キロ以上収穫。


この夏のお礼に水ようかんなどおじさんに手渡す。
さんざん、この付近のの話などで盛り上がる。
人口も減り、高齢化の波が押し寄せる村落で、山林の維持は大変そうだ。
この畑への細い道もおじさんの貢献がないとすぐに竹藪になりそうだ。
この付近の山林の所有者たちが、
率先して草を刈ったり道路のメンテナンスをしたりがないらしい。
ちょっと放っておけばここらはすぐに竹に覆われる。

おじさん、ひと夏中楽しませてもらってありがとう。
ジャムもたっくさ~んできました。
また来年ね~~

お昼を挟んで、オットはサンルームの仕事の続きと草刈りを、
わたしは主に花壇の中の雑草取りと伸びた草の剪定。

花が少ない季節だけど、自然はもう秋の気配がする。
ムラサキシキブに紫の実が。

まだ青い小さな実もかわいい。


春の花のオオデマリがどうしちゃったんだか咲いた。
不純な気候のせいかな?




ニラはただ今一番の花盛り。清楚な姿。


バジルに花が。

バジルの葉は日曜のお昼のパスタにかけて。
パスタはもちろんトマトやピーマン、ナスなど収獲した野菜たっぷりで。

夏の名残のものも少し。

うちの庭ではないけれど、斜向いの敷地にただ1輪残っている青いアジサイ。


それから先週に続き、またもやドドーンと現れたナツズイセン。

先週のはすでに枯れていたのだけど、また別のが咲いていた。
びっくりするなーーー、もう。

さて、先週草刈りM氏@山形弁さんにもたくさん野菜をいただいたので、
水ようかんと例のブルーベリーで作ったジャムをひと瓶持って行ってみた。
ちょうどお出かけから帰ったところだった。
玄関から出てきた草刈りM氏@山形弁さんを見て、
何かに似てるな~~、

んっ?

昨日のデカカボチャかい???

なんだかM氏は見るたびにひと回りずつ大きくなるような?気のせい?
『野菜しか食べでね~んだげどね~、太っちゃうんだよね~~』
とは、M氏の奥さんの弁。
薄い茶色のシャツを着ていたM氏は、
脚の生えた大きなカボチャに見えちゃったのです。
ごめんね~

大きく育ったクスの木の木陰でお茶とおせんべいをいただきながら、
ご近所さんの話とかヘビの話とか作物の話とか歯医者の話とか…
話題は広~く多岐にわたり尽きないのです。

でも、
さて、
もうそろそろ5時だね~、帰らなくっちゃ。

ヴォーヌ・ロマネ ドメーヌ モンジャール・ミニュレ

2012-09-06 09:14:44 | vin ~わいん~
昨日オットが買ってきたのはコレ。


ヴォーヌ・ロマネ 2009
ドメーヌ モンジャール・ミニュレ
¥5,800 大丸東京

最近、ヴォーヌ・ロマネを2本買ってきてたので、
これでヴォーヌ・ロマネ3本。
何でこう立て続けにかって言うと、
大丸でワインが10%割引期間だったから…。

モンジャール・ミニュレはたいそうお久しぶり。
何を隠そう、
わたしたちがワインにはまったのは、このモンジャール・ミニュレのワインがきっかけ。
大切なワインのエチケットは大事に取ってあるのだけど、
そのファーストエチケットを飾るのが、
モンジャール・ミニュレ ピュリニーモンラッシェ 2002。
2005年のこと。
これがとてもおいしくて、ワインって本当によいものだ!と開眼したのだ。
オットの言葉で、
『バターの香り、パンの香り、キリッとした酸、コクもある。
 良いヴィンテージでもあるし、いいドメーヌだ。』
なんて大絶賛している。

ここのエチケットは、ブルゴーニュらしからぬシンプルさがとても印象的。
真っ白の地に、金色の線描きで手の平からブドウの房が伸びている。
一度見たら忘れない、しっかり頭にインプットされるおしゃれなものだ。

このヴォーヌ・ロマネ、とっても楽しみです!!

暑さはまだまだ厳しいけれど、
お店には秋物がディスプレイされ気分的には初秋。
そろそろ赤ワインもいいかなってことで、
夕べは、先日長男がプレゼントしてくれたニュージーランドのピノ・ノワールを開けた。

ボリュームはブルゴーニュには及ばないけれど、
まだ暑さの残るこの時期には、少し冷やしてさっぱりといただける秀逸な赤ワイン。



野菜を消費しなくちゃ…

2012-09-06 09:10:31 | etc. ~いろいろと~
セージはフリットにするととてもおいしい!
と、何かの本で読んだ。
セージはもっぱらお肉を焼く時にガーーーってフライパンに入れて一緒に焼いてたんだけど、
いつも同じで芸なし。
初めて揚げてみた。
フリットというよりも…
天ぷら粉を付けて揚げたので天ぷらだね~。
セージはとても香りが強く、どうなることかと思ったけれど、
おいしい!!



これって、何かの香りに似てる…
と、思うけれど…
ちょっと思い出せない。
むむっ…

そんなにたくさん食べるものじゃないけれど、
前菜風に、こうしてスパークリングワインとともにいただくのは一興。


お隣には、草刈りM氏@山形弁からいただいた、
長ひょろいカボチャ ナガチャ の天ぷらと、
わたしの大好きなエリンギの天ぷら。
沖縄の藻塩をちょいとつけていただいたのでした。
美味!!

そしてこちらは…

前に作ったバジルペーストとドライトマトのオイル漬けを使ったトースト。
パンにバジルペーストを塗り、ドライトマトを乗せ、チーズをかけてトースト。
バジルの風味とトマトの酸味が夏してる~~
まだまだ暑いからね~~
フレッシュなピザトーストという感じでとてもおいしい!!

両方ともスパークリングワインや白ワインにピッタリの軽いおつまみ。

小さくて丸いもの再び そして 大き~くて丸~いものも…

2012-09-03 15:14:10 | maison de campagne ~べっそう~
連日の真夏日、熱帯夜だったのが、
土曜日になると一転、雨模様となり気温も30℃を下回った。
やれやれ… ほっとひと息。

土曜日、小雨の中を勝浦に向かった。
セカンドハウスに着き、雨の合間を縫ってちょっとだけ外に出る。

ミニトマトは70個くらい収穫。

先週、2週間ぶりで150個採れたので、
この最盛期には2株で1週間に70個くらいが相場かな?
今回は赤よりも黄色が多かった。
ピーマンも7個ほど。
うれしい収穫です。

赤ジソの向こうにピーマン、ナス、トマトなど。


ガウラやチェリーセージ以外はほとんど花のない花壇ではこんなものが。
しばらく前に咲いていたナツズイセン。
少し間をおいて、また別のところにニョキっと。
びっくりするなーーー、もう。
こんな大きいのが突然現れると、ホント、ビックリ!!


バジルのそばに。


ニラにはこんな可憐な花が。
涼やかな姿が癒しになります。



土曜の夜も雨。
日曜の朝も雨。
どーする?ブルーベリー収穫隊の活動は?
隊長(腕のいい左官屋さん)に言い渡されている(!?)活動開始時刻は朝の8時。
しかし、結構降ってるじゃありませんか。
たぶん今日は中止だな、と思ってたんだけど、
次第に雨も小振りになり、8時半頃になって、行ってみようか!

ブリーベリー畑に到着すると、あれれ、隊長ひとりで活動中。
『遅刻だよーーー。
 重役出勤じゃねーーーか。』
なーーーんだ、来てるじゃない。
ひとりで6本のブルーベリーの実を収穫するのは結構タイヘン。
わたしたち、お手伝いしまーーーす。
ってことで無事、今回もたっくさーーーんいただいたのでした。

たくさん実っても、家族もご近所さんたちも飽きちゃってるし、
かと言ってほっとくわけにも行かず、
わたしたちは、とても有難がってもらっちゃうしで、
お互いの凸凹がうまくかみ合っているのでしょう。

先週、おじさんが取りかかっていた栗の木の周りのイノシシよけの電線、網は完成していた。
栗の実はまだ青く、熟すのにはもう少し時間がかかりそう。

その向こうのキウイ棚にはキウイがちらほら。
陽が当らないとキウイは実を結ばないらしく、
実ができていたのは棚の周囲。真ん中にはない。
できたとしても、甘くなくてまずいらしい。
キウイってどこでもすぐに大きく成長し、とても簡単に栽培できるイメージなんだけど、
おいしいものを作るには難しそうだ。
我が家のキウイはまだ実を付けないけれど、
おいしくできればめっけものだなーーー。

他には梅の木やミカンの木などがあって、そこの畑はおじさんの遊び場。
わたしたちも、勝浦は遊び場。
もっといろいろな作物が採れるようにガンバラなきゃ!!

それから家に戻ってオットはサンルームの天井貼りの続き。
端っこの開いていた部分を埋めていった。
ごくろうさまでした。
陽がサンサンと降り注いで、
とてもじゃないけれど人間の居場所じゃなかった真夏のサンルームが、
なんとか快適に過せそうな雰囲気になってきた。
今はまだ大工部屋みたいな部屋だけど、
少しずつ整備して絵を描いたり工作したり、
アトリエ風になればいいなと、密かに期待するわたしです。

いよいよ時間も3時を回り撤収準備をして、草刈りM氏@山形弁さんちへ行こうかと。
ほとんど1月振りかな~。
M氏の家を通り越して畑に行ってみるとご夫婦でお仕事中。
キャベツ、ブロッコリーなど秋冬野菜の苗を植え付けていた。
植えているのはもっぱら奥さんでM氏はクワを持って土作りかな。

畑はまた少し景色が変わっていて、
一番手前のひょうたんは初めて見る種類。
スイカのようにシマシマの柄で上半分が細ーい。
新し物好きのM氏、また新しい品種を育てたみたい。
大きく実っているので、落ちないようにひょうたんの下半身(!?)に網を掛けてある。

奥の方の広い畑にはいろんな色形のカボチャ、
トウガン、ズッキーニ、キュウリなどが実り、
サトイモの大きな葉が揺れる。
カボチャは本当にいろいろな種類があって面白い。
大きな葉っぱの陰に隠れてるので、
あっ、こんなのも、あんなのもって見つけるのも楽しい。
圧巻はパパイヤ。
たぶん3年目なんだけど、年々本数が増え今年はパパイヤの林のようになっている。
白い花を付けて、実になるのもすぐだろう。

本当にいろいろな野菜があって楽しい。

それでもM氏はおっしゃる。
『ちょっと遅がったなーーー。
 もっと若いといろいろ作って楽しめるのになーーー。』
いえいえ、今でも十分楽しんでらっしゃいますよーーー。
いつも生き生きとお元気だし、
M氏のところに行って畑を見て回るだけでもパワーチャージできるのだ。
昔の仕事の話なんぞ語ってくれて、
その面白さに大いに笑わせてもらったわたしたち。
その傍らでは奥さんがキャベツの苗をひたすら植えていた。
M氏の野菜作りも奥さんの陰の力があってこそだ。

カボチャやトウガン、キュウリにナスなどまたたっくさーんもらっちゃって、
心のパワーだけじゃなく野菜のパワーもチャージ。


こちらはカボチャ4種。

一番愛嬌があるかわいいのが左手前の白いやつ。
真上から見ると…

横から見ると…

かわいい!
大きさは、直径8cm、厚み5cm。

結構重いので、ペーパーウエイトのかわりに使うとよろしいかと。

右側のもカボチャで、その形通り ナガチャ って言うらしい。
(標準語は違うかもしれないけど…)
やわらかくておいしいらしい。

トウガンは5キロくらいもありそう。

どーする?重いよーーー。
もっとちっちゃいのでよかったんだけど、M氏張り切ってこんなに大きいのくれちゃった。

ブルーベリーに野菜になんだかちゃっかりと作物をいただくばっかりで、
おまけに田舎の人たちの暖かさもたっぷりと味わったのでした。

我が庭からは、赤くなったトウガラシを全部摘み取り、干した。
これで全量の1/5くらい。
たったのひと株でたくさん採れた。


その他、セージの葉、ブロンズフェンネルなどハーブ系を収穫し、

車は収穫物満載となり、とても豊かな気持ちで帰途に着いたのでした。