art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

秋の絵

2017-09-29 18:36:26 | etc. ~いろいろと~
今月の絵の教室で描いたもの。

コスモス、アスター、柿。

先生に言われた通り、コスモスの葉が元気すぎた(-_-;)
もう少し控え目にすれば、アスターの花も前に出てきたのに。
色も濃すぎたのですね。

アスターの色に、白を加えた色を足したことで、
奥行きが出た。
これも先生から言われたこと。

なかなか上達しないけれど、
だから次があると思って頑張れる。

ピリニーモンラッシェ 2011

2017-09-29 18:33:55 | vin ~わいん~
いつ買ったのか、
どういうシチュエーションで買ったのかも覚えていない、
高級ワイン。
滅多にお目にかかれるものじゃございません。
そろそろ飲まないとね。
特に記念日でも何でもないのだけど。
この前のオート・コート・ド・ニュイのように
酢の直前になってしまう。
ということで、昨夜開けました。

ピリニーモンラッシェ 2011 
ヴァンサン・ジラルダン


ブルゴーニュの白ワインの最高峰であります。

こちらはまだまだ力強く、香り豊か、芳醇。
よかった~~。

白ワインにしては濃い色で、辛口だけど、
どこかハチミツのような香りと味わいもある。
一滴一滴にワインのポテンシャルが凝縮され、
アフターも長く、大変美味しくいただきました。

涼しくなって、赤ワインもいいけれど、
こんなこっくりとした白ワインも楽しめる。

フランソワ・ラマルシュ ルージュ

2017-09-26 16:16:38 | vin ~わいん~
フランソワ・ラマルシュの高級ワインがずっと我が家に眠っていた。
そろそろ飲まないといけない。

オート・コート・ド・ニュイ 2008




もう9年も前のワインです。
超熟とは言え、ブルゴーニュは比較的早く飲んだ方がよろし。
ちょっと置きすぎたな。

抜栓。
コノスルの赤、ピノ・ノワールとは全く違う。
同じブドウなのに、まったくの別物であります。
芳しい芳醇な香りがプンプン~

ひと口飲んでみると、ちょっと酸っぱいわ~(-_-;)
もう2、3年早く飲めばよかったね。
ギリギリっていうところかな。

でも、大物の風格漂う、余韻の長い、
とても美味なワインでありました。

台風の後は

2017-09-26 16:03:22 | maison de campagne ~べっそう~
先週の台風、あまり被害もなく過ぎたようです。
そう、2週間ぶりの勝浦。

ちょうど23日のお彼岸。
彼岸花も咲いてたよ~


黒アゲハが盛んに蜜を吸いに来る。


ムラサキシキブ。
艶っつやの紫の実。


植えて5年くらいの栗の木。


今年初めての実。




元々ある栗の木は、山栗で実は小さく、
それをわざわざ調理する気持ちになれなくて…
これはしっかり持ち帰り食べよう!
実際にはこの3倍くらい採れました。

柿も実って、持ち帰り。
でも、我が家の柿は、小さく、表面は傷だらけ。

あまり人様に差し上げられるふうでもなく、
細々と自宅で食す。

この時期、勝浦への道は、右に左に柿だらけ~~
日本原産のこの果物「kaki」は、海外にも通じる言葉。
日本の農村、里山の原風景だといつも思う。
スーパーで売っている柿は、大きく甘く立派だけど、
こんな道端に植わってるのは、小さな実がたくさん鈴なり。
採られることもなく、成るがままという感じだ。

さて、スダチも思ったより残っていて、今年最後の収穫。
今年も、魚や酢の物、サラダ、大いに活躍中。


そこらを散歩すると、カラスウリが赤く色づいてかわいらしい。

庭には生けるような花がないので、
野の花を摘んで、カラスウリと飾ってみた。

自然で野性的で、こんな雰囲気も好きだな~~

そうそう、春ではないけれど、タラの芽も。

これは一年中食べられるそうな、草刈りM氏@山形弁さんによると。
でも、採るのを忘れたなり。
来週には、もう芽ではなくなってるな。

なんだかんだと、一年中絶えることのない庭の恵み。
ありがたいことです。
そろそろユズも大きくなり、青ユズが楽しめます。

ふたたび・・・ ~encore~

2017-09-18 14:03:18 | etc. ~いろいろと~
昨日、また永山裕子さんの展覧会に行ってきた。
というのも、日本の水彩画家を代表する方との対談があるというので。
台風のため、週末は勝浦行きは中止、
でもまだ台風の影響もさほどではない。
これ幸いと行ってきた。
こうして、簡単に行ける場所に住んでいることも幸いであります。

話の内容は、ありがちな水彩画のテクニックではなく,
もっとグローバルで深いものだった。
世界の水彩画界事情。
最初、おふたりもされているfacebookの話から始まったから、
正直、どういう方向に話は進むのか?と思った。

現代は、SNSで様々なことが瞬時に世界に拡散される時代。
水彩画界も同様。
永山さんが絵をアップされると、いろんな言語のコメントが飛び交っている。

世界のどこかで、そのワークショップが開かれようものなら、
世界中から、実際にその場所に人が集まり、
みんなで絵を描いたり批評したり、
その場で絵の売買が成立したりするのだそうだ。
とてもエネルギーに溢れていて自由だ。
特に、タイ、ベトナム、中国、香港などアジアにはすばらしい画家も多く、
とても盛んらしい。
そして若者が多いのだそうだ。
欧米が主流なのかと思っていたけれど、
今、アジアのエネルギーはすごいらしい。
意外です。
反面、日本では聞いたことがない。
あるのかもしれないけれど・・
何やってるんだ、ニッポン・・という気分になった。

永山さんが、個展の場でいつもデモンストレーションをされる意味がわかった。
それが最先端のやり方なのですね。
特に今回は連日の模様。
まさにライブ。
ミュージシャンが、様々な活動の中でライブが一番と口を揃えて言うけれど、
それと通じるのかな。
一方的に発信するだけではなく、お客様の反応も楽しむ。
そこで双方向の心の交流が生まれる。
今回は、わざわざ香港から数名がいらっしゃっていた。
中には、香港の美空ひばりとも言うべく、京劇の第一人者もおられたようだ。
昨年は中国からの招待客の方たちがいた。

絵の世界では油絵が筆頭で、
水彩画というのは一段低いところにあると思われがち。
でも、両先生の言われるように、小さな頃から馴染んできた水彩画は、
普通の人にも取っ掛かりが良い。
実際に描くことも、鑑賞することも、もっと気楽にできるのではないかなぁ。
日本の大学に、水彩画科は無いのだそうだ。
専門学校にも無いのではということ。
海外にはあるのだそうです。
高みまで勉強し追及する対象ではないということ?
もしそうだとしたら、残念です。

永山さんの絵は、
油絵や日本画、他の材料では表せない水彩画ならではの魅力が詰まっている。
にじみやぼかし、水によって成立する唯一のみずみずしい絵画。
ちなみに今回の展覧会のタイトルは『水を食む』。
絵を観ていると、普通の人が考える水彩画の可能性を、
ゆうに飛び越えているんじゃないかとも思う。
今回は初めて反戦の絵も数点展示されていた。
絵を観て初めて泣きそうになった。
音楽を聴いて泣いたことはあったけれど・・。
訴える力がある。と思った。

音楽は、あらゆるジャンルが浸透し生活の中に入り込んでいるけれど、
絵はいまひとつ敷居が高いというか、生活に溶け込んでいない部分がある。
とも、お話の中にでてきた。

もっと自由に絵を楽しむ生活があってもいいのでは。

これまで知らずにきた目からウロコな話を多く聞くことができて、
本当に実り多い対談でした。

まだ出版前のこの本を会場で購入し、サインまでしていただいた。

私の宝物。
幸せな気分で会場を後にしたのでした。
これからの日本の水彩画界がもっともっと発展して、
暮らしの中に溶け込み、
常にそこにあり愛でることができる・・と、
心も高揚して・・。

感動をありがとうございました。

あこがれの…

2017-09-15 13:50:55 | etc. ~いろいろと~
永山裕子さんの個展に行ってきた。



デモンストレーションをされるので、それに合わせて。

人物、花、果物、壺、風景、戦争…

対象物はさまざま。

美しく鮮やかな花や、幻想的な外国の風景、
強い意志を持った人物などが多い中、
こんな絵は初めて拝見しました。

中央奥の

『兵士にしたくてあなたを産んだわけじゃない』

戦場から上がる赤い炎と黒煙。
そして、その中には……

この世界から、すべての戦争が無くなることを祈ります。

もちろんデモンストレーションも素晴らしく、
白い紙が魔法のように彩られ、形作られ…

展示もデモンストレーションも、
やさしく、力強く、感動的なひとときでした。

来年のカレンダーもゲット。



飾るのが楽しみ。

終わったら右端の日付を取って、額に入れて飾ろう。

もうすっかり…

2017-09-12 13:21:19 | maison de campagne ~べっそう~
勝浦は秋。

まず、目に入ったのは彼岸花のつぼみ。

そう、もうお彼岸も近い。
来週には咲いているだろうな。

ムラサキシキブは、宝石のようなツヤツヤの実。


柿の実は次第に色づき。


どんぐりもたくさん落ちる。


そんな中で、カブトムシ。

ブルーベリーの網に引っ掛かり抜け出せなくなっていたらしい。
オットが救助!?し、クヌギの幹に。
そこには樹液がしたたり、カブトムシ君、離れません。

カマキリも大きく成長。


夕方、西の空にはきれいな夕焼けが。


一夜明け、オットは、朝から母屋の屋根の突先の修理。

板をぐるっと張って、






最終的には緑色の防腐剤を塗った模様。


ついでに、デッキも。



これはサンダーを掛けきれいに整えてからでないといけない。
ブーンブーンとサンダーの音がしていたけれど、
いつの間にか色も塗られていた。

玄関もなんか塗っていたような~


今回もよ~く働きましたね。

そして日曜日は、買って行ったサツマイモを焚き火で焼き芋にした。

長いこと置いておいたのだけど、
火力がいまいちだったのか、少々固め。
でも、ほっくほくでいいオヤツとなりました。

近くのN氏が、ショウガを持ってきてくださった。

いつも、何かしらいただいてしまう、
のどかな田舎暮らしです~

give and take

2017-09-04 15:23:08 | maison de campagne ~べっそう~
先週末はあげたり、もらったり。


勝浦では、スダチが収穫時。

小さめの山栗も少し。
スダチはまだ少し小さいものもあるから、大きめのを収穫。
スダチが大好き!というお向かいさんに、
手作りブルーベリージャムと一緒に持っていった。
すると、採れたばかりのナス、ピーマン、ミニトマトをもらったよ。
こっちもスダチが採れ過ぎ、あちらもナスやなんかが採れ過ぎ。
いい具合に物々交換とあいなりました。

すると夜、またもやお向かいさんがアジのたたきを下さった。
ちゃんとスダチを添えて。
いろいろとありがとうございます!

オットは、今度は母屋の屋根を直している。
角々が腐りかけて補強。

築50年にはなる古家だから、メンテナンスもいたちごっこ。
本当はゆったりと過ごしたいのだけど。
あ、わたしはいつもゆっくりしてます(*^^)v
でも、ここもあそこも…と思うと何だか気忙しい。

家の壁も塗っておりました、オットが。




夕飯。

一品作りすぎたかなと思っていたところにたたきが加わって、
こりゃ~何でも、ふたりにしては多過ぎる~。
今週もRちゃん来ればよかったね。
ということで、残りは翌日のごはんにスライド。

翌朝は寒くて思わず暖房を入れる。
窓ガラスには結露。
先日まで猛暑だったのに、朝晩はすっかり秋の様相。

そして、今年最後のおじさんのところのブルーベリー狩り。
行ってみると、まだ生ってはいたけれど、最盛期は過ぎて本当に最後です。

おじさんが来ないからと帰りかけたところに、おじさんやってきた。
すると、ブルーベリーの隣の栗の実がたくさん採れていてしまってあったのを
たっくさ~~ん下さった。

ブルーベリーに栗に、ありがとうございます!
おせんべいやあられをお土産に差し上げた。

おじさんの畑の裏側。
竹林に






杉林。


昔はこの下に田んぼがあったらしい。
今はその面影もない。
竹も最初はなくて、よそから移植したものだそうだ。
ちゃんと管理しないとすべては竹に覆い尽くされそうなこの辺り。
これから10年後、20年後は一体どうなっているのでしょう?

午後、草刈りM氏@山形弁さんちへ。
美味しそうなおせんべいとかあったからお土産。
すると、今度はM氏が、かわいらしいカボチャに、新ショウガ、
花オクラを持ってきてくださった。

初花オクラ~。
芯を取り、花びらをしゃぶしゃぶし、ポン酢で食べるといいらしい。
どんな味だか興味津々。

日曜日は新人さんも現れた。
突然、黄色いスポーツタイプの自転車で現れたおじさん。
下から上ってきたらしい。
埼玉から移住して来られて、この山の下にお住まいとのこと。
普段はいろいろな機械を修理したり、
勝浦の海にも行かれるとのこと。
乗ってきたカッコイイ自転車も誰かに頼まれて修理したんだって。
ザ・田舎暮らしを楽しんでおられる様子。
今後ともよろしくお願いします。

本宅に戻り、夕飯はちょうど豚しゃぶだったから、
花オクラもしゃぶしゃぶ。

鍋もお湯も黄色い花びら色に染まる。
これが予想に反して!?美味しかった。
いや、味はあまりしなかったのだけど、
外はぬめぬめ、中はしゃきしゃき、歯触り良く。
これは食べるわね、美味しい!!

バラのドイリー

2017-09-01 22:09:13 | Bon Chic Bon Genre ~おしゃれにくらす~
作ってみた。

四隅の小さなバラを作って取り付けるのが
わたしにとっては結構面倒だったけれど、
ロマンチック、乙女チックで、
ちょっと歪んでいるけれど、お気に入り。
この歪みは一度編んでみないと加減が分からない。
次は、きちんと長方形!を目指して編んでみようと思う。
いつになるかわからないけれど……

ちなみに、ダイソーの♯20番手の糸で、約1.5個。
150円でできちゃった!!