art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

冬の散歩♪

2013-01-28 09:05:14 | maison de campagne ~べっそう~
週末の勝浦、庭仕事が何もないので散歩に出かけるわたし。

近くのイチョウの木。
すっかり葉を落としこんな姿に。
イチョウの木は、幹が太く枝が細くて特徴的。




並木はこんな風に冬木立。


我が家に向かう杉木立、手前はヒノキかな。


辺りの杉の木はだんだん赤くなり、
そろそろ花粉が飛び始めたんじゃないかな?
幸いわたしたちは花粉症ではないのでいいのだけど、
花粉を吸収し過ぎるとそのうち発症しそうだから、気を付けないとね。

カラスウリの枯れたツルを採ってきて、飾ってみた。


我が庭のツバキにはつぼみが着いたので、
家の中に活けるとそのうち花が咲くでしょう。


夕飯には、このワイン。


グロ オート・コート・ド・ニュイ 2010

まだ若いので酸っぱいかな?と思ったけれど、
5,6年熟成したワインのようにまろやかで大変美味しいワインでした。

さてオットは?というと、
母屋の隣にある東屋の屋根がぼろぼろなので、張り替え。
木も腐っているので木を張り替え、上にシートを被せ張る。
どうにか帰宅時間までには完了したみたい。
お疲れさまでした~

わたしは、出た木のくずを燃やして焚き火。
久しぶりの焚き火だ。
体中、頭のてっぺんから足の先まで焚き火臭にまとわりつかれたけれども、
パチパチ燃える火を見て心を癒されたわたしです。

雪 そして ギャラリー巡り

2013-01-22 08:09:35 | maison de campagne ~べっそう~
土曜日、勝浦のセカンドハウスに着くと、
先週の月曜の雪で、我が庭は一面真っ白。
泥棒さんも入らなかったみたいね。




土曜日はのんびり過ごし、
夕食は、鶏料理に甲州ワインを合わせた。






日曜日の午前中、草刈りM氏@山形弁さんちへ。
宇和島のじゃこ天を持って。
暖房の要らない温室の中で、ご夫婦仲良くお茶タイム。
そっかーーー、温室も人間さまがこうやって使えばいいのね。
そこに参加させていただいて、いつものようにおしゃべりに花が咲く。

「Art Editor」という地域の情報誌(パンフレットというべきか)があり、
最近はそれをたよりに房総巡り~~

今回は茂原方面へ。

まずは、
私設美術館『源吾』さんへ。

(有名らしい)作家ものの茶碗を主に、花器、
韓国は李朝の壺とそれらを飾ってある韓国の物入れ(小さな箪笥のようなもの)、
イランのものだという素朴な刺繍を施した布、
アフガニスタンの部族長のものだったという複雑な織りの布、
92歳のおばあちゃまが作った、絣の着物地をパッチワークのように縫い合わせたカバー、
軽やかなイメージの銅版画などなど。
さまざまな東洋が詰められていて、何とも心地よい空間となっている。
よくここまで個人で集めたなーーーと感心することしきり。
季節ごとに作品は入れ替えているらしいので、
埋蔵量(!?)たるや大変なものでしょう。
本格的な4畳半の茶室も作られていて、
数日前にはここで初釜を催されたそうだ。

美術館の凛としたたたずまい、静寂の中に、
心洗われるような感覚を味わい、美術館をあとにしたのでした。
展示の変わる春にはまた訪れたいと思う。

次に、すぐ近くのウッドギャラリーヨシモクさんへ。
一枚板の天板でできたテーブル。
雰囲気のあるデザインで、座り心地もよい椅子たち。
若い照明作家による伝統とモダンの融合した照明器具。
そして端材を無駄にせず作られた木のおもちゃ。
圧倒的な温かさの薪ストーブ。

チープでさまざまな色のプラスチックに、まま囲まれた生活だけど、
自然の物の温もりを五感でおおいに感じ、
そういったものをこれからは大切にしたいと、
つくづく思ったギャラリー巡りでした。

こんな落差の大きい連休なんて…

2013-01-15 18:53:34 | maison de campagne ~べっそう~
いつにも増しての~んびり過ごすことにして勝浦セカンドハウスへ出発。

庭は、花はほとんどなく、木々の葉も落ちてさみしいなぁ~~

オットが保温のためにビニールをかけた柑橘類、
スダチ、カボスは毎日の霜にもなんとかガンバッてるようだ。

夜は、先日オットが買ってきたシャンパーニュを持ってきたのでそれを開けた。

ブルトン・フィス ブリュット トラディシオン


味わいはスッキリととてもエレガントなシャンパーニュ。
大手メゾンのような華やかさには欠けるかもしれないけれど、
じっくりと味わいたいステキなワイン。

2日目は、風もなく穏やかでいいお天気。
でも、朝一番の庭はこのとおり。
霜で真っ白の世界。
まるで雪みたいだけど霜です。




昨日の運動不足を解消するべく散歩。
草刈りM氏@山形弁さんち方面へ。
いたいた、なぜか額に汗をしクワをかつぎ畑に行くところだ。
もうひと仕事したんだって。働き者だ~~
わたしたちは、山を下り国道沿いを少し歩いて、反対側から上ってきて我が家へ。
体を動かすと気持ちいいね~~
途中、木漏れ日がきれい。






さてさて、1日ゆっくりできるので、車でドライブに行こう~。
房総を北に向かって、まずはランチ。
情報誌に載っていた、御宿にある海女ダイニング 浜焼きKAZUへ。
御宿の海はサーフィンのメッカのようで、
その日は風もほとんどない穏やかな海なんだけど、サーファーがたくさん。

着いたところは、「ダイニング」って今時のネーミングだけど、普通の食堂?
味もまあまあ普通でございました。
よく太った黒猫ちゃんがいて、なでなでして可愛がる。
ここの猫ちゃんではないらしいんだけど、
人懐っこく、ここがお気に入りの場所でいつもいるらしい。

次は、これも情報誌に出ていた長生郡睦沢町の石窯パン屋 パンドナル。
開けた田園地帯にぽつりとある、素朴なたたずまいのパン屋だ。
天然酵母のどっしり系のものと普通にイーストを使用した菓子パンなど美味しそうだ。
フランスパンには目がないのでフランスパンと、
ユズジャムを練りこんだもの、シナモン風味のものなどと、
あとは草刈りM氏@山形弁さんちへお土産に少々。
店を出て建物の裏手をちょっと見ると、ここにも黒猫ちゃん。
『にゃ~ん!』って誘ってみるけど、そのまま寝ちゃった。

それからさらに車を走らせて、笠森観音へ。
暮れになるとテレビで初詣のCMを流すところに初めてのお参り。
車を停めてからかなり石段が続く。
その山には、樹齢数百年は経つだろう大きな大きな杉の木などが何本も植わってある。
樹木の精というのがあれば、まさにそこに宿っていそうな木々たちだ。
上りきったところに、見上げる位置でお堂がある。
古い木の階段を上りお堂へ。
廊下が回廊になっていてぐるっとひとまわり。
1月も13日だけど、人出はまあまああり、
このくらいの時期が込み合うこともなく、さりとて寂しく自分たちだけということもなく、
ちょうどいいのかな、なんて思う。
お店に立ち寄りお守りを買う。
不思議なことに、対の黒猫ちゃんの置物が売っていて、
これを東の方面に向けて置いておくと、
宝くじに当たったり、うまく就職ができたり、受験に合格したり、
かなりご利益があるらしい。
わたしたち、今日、すでに生きた黒猫2匹に会ったよね~~
きっといいことあるわ~~
だって本物の黒猫ちゃんだもの。

あとでオットとも話した。
不思議だったね~、黒猫2匹見た後で、黒猫のお守りって売ってたものね。
うんうん、ご利益あるよ~~、きっと。

さあ、暮れるのも早いのでそろそろ帰ろうか。

まだ明るいうちに草刈りM氏@山形弁さんちへ行かなくっちゃ。
お土産のパンを差し上げると、またまたいただいてしまった。
タケノコとエビ芋、キャベツ、ありがとう。
タケノコは塩漬けにしておき、食べる前に数日間水で塩抜きするのだそうだ。
そうすると1年も持つのね。
草刈りM氏@山形弁さんは相撲ファンらしくそろそろテレビの中継の時間。
奥さんがちゅーすけ@パグ犬と散歩から帰ってきたので、わたしたちも帰宅。

夕飯は、お豆腐、ゆで卵、ネギ、シメジのグラタン。
牛乳の代わりに豆乳でホワイトソースを作り、大豆感満載のグラタン。

サラダにタケノコのソテーなど。

夕べの残りのシャンパーニュとともに。

そして、いよいよモンダイの14日。
朝から雨。
これがやがて雪に変わるのかなぁ?
本日は車を車検に出さなきゃいけないし、早めに千葉に帰ろう。
と、昼食後すぐに帰路へ。
大多喜の山越えをして市原市に入ったところで、
雨は次第にみぞれから雪に。
やっぱり雪になってきたよ~~
走ってる間に急速に雪は激しくなり横なぐりの吹雪状態。
地面も家の屋根も車の屋根も雪が積もり始めてる。
あれ~~、こんなに急にひどくなるの~?
車の速度も超ノロノロ運転。
オット曰く我が家の車はFRらしく駆動輪は後ろなんだそうだ。
わたしは車にはとんと疎いので…、
それがどーした???
ということは、
車を後ろから押す感じとなって、前輪駆動で前から引っ張るのとは随分違うらしいのだ。
こんな雪の日には上り坂を上らんらしい。
途中で1か所、長い上り坂の途中で止まりいざ発進となった時、
いくらアクセル踏んでも進まない。
何度目かのトライでやっと前進、よかった~~~
その後も、車のおしりがフラフラしたり、とてもスリリングな帰り道。
チェーンの用意もないので家に着くまでハラハラドキドキのドライブでありました。

しかも、車検じゃない。
でもマンションの駐車場に入れるのが精いっぱいで、
車は翌月曜日に持ち込むことに。

午前中に出てればまだよかったのだろうけど、
逆にあと30分でも遅かったら家にたどり着かなかったかも…と思うと、
そして事故も起こさず、また巻き込まれたりもせず無事に帰れた…と思うと、
昨日の黒猫ちゃんたちのご利益があったのか、と思ったりするのであります。

ブルトン・フィス ブリュット トラディシオン

2013-01-10 09:07:57 | vin ~わいん~
昨日オットが買ってきたシャンパーニュ。



ブルトン・フィス ブリュット トラディシオン
大丸東京 ¥5,800くらい?

作り手のブルトン氏が実際に来日されており、
息子さんと売り場に立たれていたとのこと。
年齢は我が家の親子と同じくらいか少々若目?
色白(当たり前か?)のお顔に長いまつ毛の息子さん、まだまだかなりお若かったらしい。
(外国人だからか)あまり人が寄ってなかったので、
オットが(サクラじゃないけど…)近づくと、
いつもの小さな試飲カップに並々と注いでくれたんだって。
うれしかったんだね。
トラディシオンというのは、単なるブリュットほど辛口ではないらしく、
飲みやすくておいしかったらしい。

それでもって、いざ購入となり、
金か銀か?と訊かれ、金のマジックでサイン。

確かに日付はわかるけれど、名前は?
ファーストネームが読み取れないけれど、
その後にあるのは、Breton だろうね。

2010年のコンクール・モンディアルで銀賞を受賞したと、
エチケットにも印刷されている。

コンクール・モンディアルとは1994年からブリュッセルで開かれているワインコンクールとのこと。

初めて聞くシャンパーニュメゾンなのでネット検索。

ブルトン・フィスはシャンパーニュ地方のコンジィにあり、17haの畑を所有。
ドザージュ(補糖)を最低限まで抑え高品質のシャンパンを作り上げ、
法律では熟成期間15ヶ月以上のところ、36ヶ月間熟成をおこなっている。
きめ細やかでしっかりした泡で非常にエレガントな味わい。

とのこと。

開けるのが楽しみです!

モレ・サン・ドニ プルミエクリュ オ シャルム 2007

2013-01-08 09:38:31 | vin ~わいん~
お正月なので、いいワインを開けよう!

モレ・サン・ドニ プルミエクリュ オ シャルム 2007
ドメーヌ ピエール・アミオ

大丸東京 ¥3,874



コルクが抜けない~~ (-_-;)
まだ5年ほどの経過なのに、コルクが乾燥してしまったかっ…
超器用人間オットの帰宅を待つ。
なかなかこれほどに待ちわびることはあまりないなーーー。

仕事始めだったので早く帰宅してくれた。
ごくごく普通のコルク抜きを斜めに刺し、うまく操って抜いてくれた。
ありがとう!!

色は薄めで褐色がかっているけれど、力強い香り。
味もまったく文句なしの味わい、力強い。
余韻も長い。
香り~味わい~余韻とすべてに楽しめるワインだ。
モレ・サン・ドニは、どこのドメーヌもほとんどはずれはないけれど、
これはその中でも逸品。
さすが1級畑。
しかもこのお値段。
しっかり味わっていただこうと思います。

あけましておめでとうございます

2013-01-07 08:53:51 | maison de campagne ~べっそう~
年が改まり、もう1週間。
今年はヘビ年。
オットは年男。
寝室に干支を置くといいって何かで聞いたので、
去年の箱根旅行の際、寄木細工の店で買ってきたヘビちゃんを飾ることに。

寄木ではないのだけど、起き上がりこぼしになっている男の子女の子のかわいいヘビちゃん。
今年一年間、オットはもとより家族のみんなを守ってね!!

さて、1週飛んだ勝浦セカンドハウス。
土曜日に、寒い寒~い、と言いながら向かった。

外はほとんどの植物が枯れ果て、な~んもすることがない。
親戚に、勝浦に植えてってもらった、センリョウだかマンリョウだかをオットが植えてくれた。
ビニールをかぶせて温室効果。


草刈りM氏@山形弁さんちへ行ってみた。

おうちの中でゆっくりとお過ごし中お邪魔してしまった。
新年のご挨拶をして、
実家に帰省した際に買った、揚げ巻きを差し上げた。
かまぼこは全国どこでもあるけれど、
開いた油揚げですり身を海苔巻きのように巻いて揚げた揚げ巻きは、たぶん愛媛だけ?
おつまみでもおかずでもOK。
小さいころから食べなれた懐かしい味。

M氏のところには、お正月に娘さんたちの家族7人がやってきてたいそう賑やかだったそう。
部屋の中には高く積み上げた布団、
外には洗濯したシーツが翻って、賑やかだった余韻が残ってる。

庭の片隅にM氏がブロックでこしらえた池には60センチはありそうな大きなコイが。
近くの川で獲ってきたのをもらったらしい。
『これも(M氏のデッカイ)お腹の中に入るんでしょう?』
『そーだよーーー』
コイはそんなことも知らず、狭い池の中を窮屈そうに泳ぐ。
方向転換がギリギリのサイズ。
川のコイは常に流れる水の中にいるので臭くないらしい。

温室の中を見せてもらうと、イチジクやミカンがなり、
ドラゴンフルーツの木が大きく育ち、
その他にも金のなる木やランの種類やどれもこれも健康優良児だ。
最近、奥さんも手伝って温室の中の地面を掘り電気を通したらしい。
すごいな~~、そんなことできるんだ。
いろんなことをして楽しんでるM氏ご夫妻。

奥さんは『お金がかかってしょうがないよーーー』とおっしゃるけれど、
どこか奥さんもM氏のやっていることを面白がって楽しんでやっている雰囲気。
いいご夫婦です。

ちなみに、宝くじ6億円は当たらなかったよう。
『600円当だったよ~~』とM氏。
『むすめだちにも、みんなにマンションがってやるよ~、なんて
 言っでだんだよぉねぇ~~。
 みんなで大笑いすだよ~~』とは奥さんの弁。

うちは宝くじそのものも買いそびれたので、
買っとけばM氏の代わりに当たったかもね…

帰りがけに、コイの煮たのと山形の昆布巻き、りんごをいただいた。
ありがとうございます。
今年もお付き合いよろしくお願いします。

さあ、寒くなってきたからおうちに帰ろう。

夕飯は。
ポトフ
M氏にいただいたコイの煮つけ 昆布巻き
サラダ など




ワインはメルシャンの勝沼甲州。


ワインを入れたグラスは、HOYAのもの。
近くのディスカウントショップで購入。もちろん食器は新品。
以前、まったく同じ形で柄のないものを買ったのだけど、
そのフォルムがとても気に入って、同じものを時々物色しに行くのだけどなくて、
お正月早々に行ってみたときに見つけたもの。
ちょっと柄がなんですがーーー、まあ許せる範囲かな。
写真ではよくわからないけれど、エミール・ガレ風の花柄。

一夜明けると、当たり一面真っ白。





といってもこれはすでに9時もとっくに回ったところ。

つららも。
早朝ならばもっと大きなつららだったね。




こんなに寒くても、
植物たちは春の準備。

ツバキの花芽。


アジサイの芽。


チューリップの芽。


クリスマスローズの種が飛んで出てきた新芽、中央と右側。
三つ葉かな?と思うけれど、クリスマスローズに違いない。


そのクリスマスローズの親株は、
落ち葉のお布団に守られて、冬の成長期にどんどん大きくなってる。


そんなささやかなことが、
こんな寒い時期にも心の中にあたたかいものをもたらしてくれるのだな