art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

ワインとチーズとパンと…

2010-01-29 11:04:09 | vin ~わいん~
先週末から開けたワインはコレ。

シャンパーニュ クロード・バロン BRUT
東京大丸 ¥3,150 

普通な!?シャンパーニュの感じ。
コク深いタイプではなくシンプル、
どちらかというとフルーティーな感じです。
気軽に飲めるシャンパーニュ。

ボーヌ エプノット 2002
Cウルシュリーヌ
東京大丸 ¥2,100

開ける際に栓がコルクじゃなく少し不安がよぎったのだけど、
お味はよろしいようで。
チェリーのようなかわいらしい香り。
色は、2002年というブルゴーニュのビッグヴィンテージということもあり、
褐色がかったブルピノらしい色合い。
ウルシュリーヌはブルゴーニュで40年ほどのネゴシアン(ワイン商)の歴史があるそうだ。
このお味で2,100円はお買い得と思われます。

最近は夕飯時にメニューがどんなに『和』でも、
カリッと焼いた薄いパンとチーズを食べている。
なぜか胃袋がチーズを欲しがってるんだなぁ~
そすると、、
赤ワインもおいしくいただけるんだなぁ~

◆ブルー:フルムダンベール(フランス)
高貴なブルー、と称されるらしい。
フランスの山岳地帯オーヴェルニュ地方のブルーチーズ。
フルムとはラテン語のforma(型)がなまったもので、
フランス語でチーズという意味のフロマージュはフルムが語源と言われているらしい。
由緒正しきチーズ。
青カビチーズでも、
ゴルゴンゾーラとかロックフォールとかは刺戟的、
強すぎるイメージがあって食べたことがないのだけど、
このフルムダンベールはカルフールで買って食べてからファンに。
塩味がきつくなくマイルドで食べやすい青カビ。
カビのところがパセリみたくシャキシャキしてやみつきになる。

◆ハード:ベームスター プレミア(6か月熟成)(オランダ)
畏れ多くもオランダ王室御用達だそうで。
コクのあるハード系チーズも好き!

植え木が先か石釜が先か、よ~く考えよう。

2010-01-25 13:00:56 | maison de campagne ~べっそう~
さて、週末の勝浦通いもすっかり習慣となり、
わたしの中では週末を中心に一週間がぐるぐると回っております。

土曜日の午後はさっそく植木屋さんがやってきてお話。
言うまでもなく口をきいてくれた草刈りM氏@山形弁もちゃっかり同席!?

我が家の庭の木々をいろいろと眺めて…
いろんなことが判明。

玄関前の、これまでてっきり梅だと思っていた木は、シダレ桃だって~。


大きな芽がふくらんでいる。
去年の5月に手に入れた別荘なのでわたしたちは花を知らず、
葉っぱや木の形を見て梅と疑わないでいた。
ご近所の奥さんたちが、
『今年は梅の実が生らないのよね~』っておっしゃってたので、
6月になっても実を付けない木を見て、
そっかーーー、うちもそうなんだ、と妙に納得していたのでした。
ちなみに草刈りM氏宅にも同じ木があり。
特に肥料はやらなくていいらしい。
なんせ、うちの土はとってもいいらしいのです。
土質に関しては一等地。
大っきなミミズがたっくさんいるもんね!

そして、数少ない常緑の高~い2本は、
左がマテバシイ、右がカクレミノ。
むずかしいなぁ~


そして、庭の奥にあるコレは、シャクナゲ。
ちゃんと育てればコイツはいいよ!とのこと。


その他、植木屋さんの話、忘れないように。
生垣に向くもの。
マキ、ドウダンツツジ。
どちらもメンテナンスが楽。

キョウチクトウは?と振ると…あまりお勧めできないということ。
千葉市の木なんですけど…。
毒があるのだ。
(以前テレビで見たことがある。
 フランスで枝に肉をさして焼いて食べたら死んじゃったらしい)
そして、どんどん大きくなると下枝を払ってしまう形になり、
目隠しにはならない。

柿は、長年大丈夫だけど、栗はある程度年月が経つとダメになるということ。
確かに栗の切り株が敷地の中にたくさんある。
もちろんわたしたちはそれを見ても栗だか何だかわからないのだけど、
植木屋さんはたくさん発見。
今ある栗もかなり古いので新しく欲しいな。

さて、オットがガンバってメインなストリート側のフェンスをほとんど取り払ってしまって、


そこの植栽をどうにかしようと思っていたのだけれど、
お金もかかることだし決めかねてしばらく思案のしどころ。
別荘を持った第一の目的、
石釜を造る、とか、小屋を建てる、とか
遊ぶためのものがどっかに行っちゃってしまってるなぁ~;;
別荘が決まってオットがうれしそう~に真っ先に買ってきた
「石釜のつくり方 楽しみ方」という本は、
ずっとほおっておかれっぱなし。日の目を見ません。。
リフォームに想定外のお金がかかってしまったので。
そんなことと植栽とを天秤に掛けると、
さあフェンスの代わりに植え木を植えよう!とはなかなかならんのです。
遊べなくなってしまいます。

こんなときに限って…
車のナビも壊れてしまったし…。

草刈りM氏のお言葉、
『田舎暮らしは、ハア、金かかるっぺよぉ~』
まっこと、その通りでございます。
野菜も自分で作るより買った方がよっぽど安そうだもんね~

チェンソーやら草刈り機やらシャベルやら、
いろんな道具は、ハードに酷使されてよく壊れるし…。

あったかいと思った房総半島は、
超寒く、光熱費かかるし…。

でもでも、M氏は10年間も週末田舎暮らしを続けたという、われらの大先輩。
1年余り前に移住されましたが。
しかもその間、一週間に一度の田舎通いは欠かすことなかったらしい。
これはオドロキ!すごすぎるM氏。
そのことをおっしゃったときは、
(一瞬、へへ~んて)胸を張っておられたような。
手塩にかけて育てている野菜たちが気にかかって仕方なかった模様です。

われらも見習って立派な週末田舎人にならなくっちゃ!!

耐えがたきを耐えたモノが田舎暮らしを制す!?

2010-01-20 09:20:09 | maison de campagne ~べっそう~
極寒の日本。
この冬は例年にも増して寒さが厳しいようです。
勝浦も例外ではありません。
ていうか、我らにとって冬の勝浦は初めて。
寒い~寒い~寒すぎる~

“耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍び”
北国の人たちがいかに忍耐強いか、よ~~~くわかるこの冬であります。
朝、庭は霜で覆われ真っ白に。
家の北側は一日中霜柱が消えません。
窓ガラスの結露は凍りつき、とうとう窓が開かない状態。
夏の間、18畳もあって広々と気持ちいいね~~と言っていたリビングは、
石油ストーブ、石油ファンヒーター、エアコンと3台がフル稼働。
そして、これも広すぎる3畳ほどもある浴室は、床のタイルがめっちゃ冷たく、
風呂場で倒れるというのもよ~くわかります。
倒れないように、、
浴室の扉を開け放し洗面所からストーブで暖めながら入ります。
トイレも1畳近くあり、無駄な広さが寒さにつながります。
便座の温かさが救い。
トイレ、風呂なんかはちんまりコンパクトでいいのです。

そして、
とうとう一昨日は、
千葉に戻ったわたしの携帯にお向いさんからtel。
“外の水道からバシャバシャ水が出てますよ~”
あらら~、水が凍り水道管が破裂!?ですね、これは。
元栓を締めて、蛇口を捻っておかなくてはいけなかったのです。
と、お向いさんが教えてくれました。
井戸のポンプのところにある元栓を締めてくださったみたい、ありがとうございます。
平日は留守にしてるわたしたちにとって、
ご近所さんの親切はとてもありがたいものです。
それにしても、田舎暮らしとは大変だなぁ。。

さて、
先週末に話はもどり、
土曜日の昼過ぎ勝浦に到着し昼食を終わったところで草刈りM氏がいらっしゃった。
いつになく早い登場でございます。
お腹いっぱいで油断していたところにカウンターパ~ンチ!
またもやハクサイ、キャベツ、ネギなどたくさんいただいてしまいました。
手ぶらでいらしてくれればいいのに、気を遣わせてしまってるかな。
そして初めて我が家に上がっていただいてしばらくおしゃべり。
話は様々に展開し、おもしろおかしく時間が過ぎてゆきました。
“耐えがたきを耐え”てきた北国山形の人にしては、とっても陽気なM氏。
お見かけは、南の島の楽園でそこら辺にあるお芋や果物、
海で捕まえた魚なんかを好きなときに好きなだけ食べて
の~んびり暮らしているような南方系なのだけれど、
…きっと“忍びがたきを忍び”はグッ!と内にしまっておられるのでしょう。

今我が家で懸案の庭をどーするか?
実は先週教わった植木屋さんに寄ってから来たのだけれど、
あいにく植木屋さんは留守だった。
そんなことを話すと、
お世話焼きのM氏はすぐに電話してくれて話を付けてくれた模様。
植木屋さんが今週来てくれて、
どんな木がこの土地に合うか見てもらうことになった。

よって今回の作業方向は決まり!
汚いフェンスを取り払おう。
ってことで取りあえずメインなストリート側の角から4、5枚をオットが取り払った。
 (ちなみにもうタケノコ掘り(下の国道沿いで売っている)が始まっているようで、
  メインなストリートは軽トラがさかんに行き来しています。
  タケノコを狙ってイノシシも出没してるらしい…
  金曜日の午後1時半、お向いさんちのすぐそばに出たらしい…)


すると、さっぱりきれいになりました。
枯れて枝をさんざん切られたカナメモチが残ってますが。
なんせ枯れ木なので美しくはないけれど、朽ち果てたフェンスがいかに醜かったか!?
ご近所さんに訊くと、カナメモチはこの土地に合わないみたい。
みんな病気になるらしい。
ここ千葉では生垣にたくさん植えられているというのに…。
植木屋さんと相談して家の周囲の植栽も考えましょう!
わたしは今、庭のレイアウト図を作成中。
想像ばかりたくましく夢ごこちでとても楽しい作業。
これをたたき台にして、完成形に近づけて行きましょう。

夜は満天の星~☆
冬は空気が澄みきって、星々がくっきりとたくさん見える。
まず目に入ったのが南の空のオリオン。
北にはカシオペア。
その右下にたぶん北斗七星の灼の部分かな?
逆さになっているようで自信はないのだけど…
恥ずかしながらわたしの乏しい星の知識(とも言えないくらいの)では、
悲しいかな以上でほとんどフル出場。
あまりにもたくさんの星は、何が何だか分からない状態。
贅沢で静謐なひととき…。
星を見ていると、とても大きく深いものを感じます。
太古の昔に人々が眺めてきたその様子と現在もほとんど変わらないでしょう。
わたしたちが目にするもので、
これほど神秘的でプリミティブなものがあるのかな?
夜の9時、庭を踏みしめるともうすでに霜が降りてパリパリ。
肌をさす冷たい空気と霜のパリパリと煌めく星々は、
自然のすばらしさや怖さ、すべてをひっくるめた偉大さを、
触感や視覚でわたしたちに伝えてくれているようです。

紅白ワイン

2010-01-18 09:47:09 | vin ~わいん~
紅白のワインをいただきました。

(赤)オート・コート・ド・ニュイ 2007 
   ドメーヌ グロ フレール エ スール  

(白)ブルゴーニュ ブラン 2007 
   ドメーヌ フーリエ

赤の方は金色の杯のエチケットで、
これまでに何回も飲んだことがあり。


白は初めて。
フーリエはジュヴレ・シャンベルタン村にあるドメーヌで、
かなり有名どころ。
でもこれまで飲んだことはありません。
もっぱら赤をリリースしてきたようだけど、
ブルゴーニュ ブランは2004年が初ヴィンテージということ。


エチケットには線描きの男女の絵が描かれ、手書き風のメッセージ入り。
縁は無造作にちぎった感じで下1/4くらいのところに川の流れのような切りこみが。
クラフト風です。
雰囲気はイタリアワインか?と思ってしまうモダンさ。
ブルゴーニュワインのエチケットにしてはとても珍しく現代的な印象。
(あ、でも、このドメーヌの赤ワインのエチケットは、
 独特の飾り文字で重みのある超クラシックな感じですが。)
現当主はまだ40歳にも満たず若手。
ブルゴーニュの神様と呼ばれたアンリ・ジャイエ氏にも師事し
クラシックスタイルで酸味とミネラルを大切にしたすばらしいワインを造るということ。

勝浦での土曜の夜はこの白を開けた。
エチケットのモダンさから、
ミネラル豊富ですっきり感のあるモダンな味わいかと思いきや、
樽の効いたまったり感あり、クラシックな造りです。
香りも高級シャルドネ独特のバターや蜜の香り。
○○・モンラッシェみたい、おいしい~
でも樽のいやらしさはなく、とても上手く樽を使っている。
クリームシチューやグラタンなどクリーム系の料理に合いそう。
今回は、鶏手羽先のグリル、カキと白菜のスープなど。
ワインはがまだ半分残っているので、来週はシチューにしよう!

グラタン・ドーフィノワ的暮らし

2010-01-14 12:55:56 | maison de campagne ~べっそう~
ジャガイモだけで作るフランスのお惣菜、
グラタン・ドーフィノワ。

一昨年どっぷりとはまってしまってさんざん作ったのだけど、
その反動か去年は一回も作らず。

やるとなったら徹底的に、
やらないとなるとまったく見向きもしなくなるという、
わたしのあまりよろしくない癖。

今年また思い出して作ってみた。


☆作り方☆ 2~3人分

ジャガイモ3~4個を2~3ミリくらいの薄切りにしてグラタン皿に並べる。
うすく塩、こしょうする。
生クリーム・牛乳 それぞれ100ccを合わせてジャガイモの上から皿に流す。
溶けるチーズをふって170℃のオーブンで45分焼く。

材料4種類(チーズはなくてもおいしくできる、そうすると3種類)、
調理時間5分(焼き時間除く)、
使う道具はオーブンだけ。
コツと言えば焼き時間。
低めの温度で45分たっぷりかけないとトローリ感が出ません。
その間に生のじゃがいもがほっくほくになり、
ソースは煮詰まってトロトロになるというしくみ。
ここまでシンプルで、なおかつおいしくおしゃれな料理は知りません。

にんにくやナツメグなどを加えるレシピもあるけれど、
うちはこのシンプル極まりない味がとても好きなのだ。
(一度、にんにくを入れてみたらちょっと邪魔な感じがした。)

わたし的には、これにサラダ、スープに美味しいパン、白ワインがあれば、
他に何も要らない。
でも男子家族の我が家ではそういうわけにゆかず、
他にメインが必要だけど…。

だんだん年を重ねて来ると、
体に付いた余分なお肉や脂肪とともに、
家の中にも余計なものがたくさん。
5年に一度くらい引っ越しすればすっきりもするのだけど現実はそうも行かず…。
若い頃は、足し算掛け算でリッチにゴージャスにあれもこれもと飾りたくなるけれど、
そろそろ引き算生活もいいのかな?

自分の心に向き合い、
その中からエッセンスを抽出して、
よりすぐりの好きなもの必要なものだけで暮らして行ければいいな。
そしてそれらが時間をかけて熟成し、人生も円熟してゆくのだ…と。
久しぶりに作ったグラタン・ドーフィノワが、
勝浦の別荘での暮らしとリンクし、
ふとそんなことを思ってしまった。

ただ、
ミーハーで移り気なわたしには円熟の極みまで達するのはとても難しそうですが。

……………

思えば、勝浦の家には、
固定電話もなく新聞もなく、パソコンもないのでインターネットもなし。
外界と繋がっているのは、
(おじいちゃんの置いて行ってくれた)アナログのテレビと携帯電話のみ。
パソコンくらいは欲しいと思っているのだけれど、
人口密度かなり薄く年齢層の高いあの地域では
ブロードバンドを引いてくれる勇気ある業者はありません。
お向いさんはADSLだそう、使い勝手はまあまあらしいけど…。

玉石混合の膨大な情報の海の中で、
取捨選択できる確かな眼を持ちえないわたしにとっては、
自分たちのペースで暮らす時間が持てる週末の勝浦は、
ちょうどいいのかもしれません。
また、矛盾するようだけれど、
千葉の家でこうしてPCに向かい、様々な情報をキャッチし、
それをゆっくりと咀嚼して考える場所としても…。

そのためには、
造りは簡素でミニマム。
気持ちのいい空間と、緑があればいい。

そして一番大事なのが、
そう!遊び心!!
だって別荘を持ったのも、遊び場のつもりだったから。

石釜…ピザやパンを焼く
スモーク器…おいしい自家製ベーコン作りたい!
庭を作りこんでゆく。
小道を作ったりベンチを置いたりレンガを敷いたり石を並べたり…。
そして果樹や花木や宿根草でいっぱいにしたいなぁ。
花の香りに満ちた庭は本当の憧れ。

オットは何でしょう?
大好きなDIYとかできる小屋かな。
ベンチとかテーブルとか作ってほしいな。
薪ストーブもいいよね~
薪をくべて炎を見てるだけで時間が過ぎてゆくよね~
次の冬にはそんな時間が持てるようになりたいものです。

去年は、さんざん野良仕事や庭の整備に時間と労力を費やしたから、
今年は大いに遊びつつ仕事はほどほどに暮らしたい週末なのであります。

年始勝浦別荘事始め

2010-01-12 09:51:20 | maison de campagne ~べっそう~
今年初めての勝浦別荘行き。
しかも3連休。

庭に植えた花々。
前回は、ゼラニウムは死に絶え、
ガーデンシクラメンは瀕死の状態となっていてショックショックだったけれども、
今回はとりあえずみな元気。
パンジーは鮮やかな色の花を付けて一番元気。


今の時期は毎朝かなりの霜が降り、日中は陽が当たり、その繰り返し。
その苛酷な環境の中よく育っています。
クリスマスローズは今が一番の成長期で新しい葉をどんどん付けてる。




ローズマリーも先に新葉を付けてるし、
ヒューケラは本当に寒さに強くライムグリーンと紫の葉がつやつやと美しい。


オレガノ、オレンジミントの葉も元気そうだ。




シロタエギクの繊細な葉っぱの方のシルバーレースは下の方の葉が枯れかけ、
肉厚の方は枯れた葉はなく元気に育っている。
アリッサムは株によって育ちに差があり、
霜の影響を少なくするには深植えしなくちゃいけないみたい。
ノースポールも寒さで縮こまっているような気がする。
もう少し我慢して3月になればたくさん花を付けてほしいな。

こうして極寒期を経験して次の冬に活かそう。
自然淘汰されたものがたくましく生き続ける。

さてお仕事お仕事。
今は極寒期なのでたいして外仕事はできません。
結局、敷地の北側の金網フェンスにクルクルグルグルからまっているツルツル(植物)くんをひっぺがし、
フェンスに取りつく長年のしがらみを取り去ってあげました。
するとフェンスがあらわになり…。
いつこしらえたフェンスか知らないけれども、オンボロボロでございます。
しかも強力トルネードツルツルくんのお陰でゆがんだり欠けちゃったり倒れかけたり…。
要介護状態。
いずれすべて取り払い、ナチュラルに植え木で敷地を囲おうかな…と思案中。
ご近所さんにいい植木屋を教えてもらって。

土曜の夜は、モエ・エ・シャンドンを開けた。
勝浦で初めて迎える新年の日記念。


シャンパングラスを用意していたのに、ここに持ってくるのを忘れた。
よって普通のお水を飲むグラスで。
グラスの底から立ち上る泡を見ることができずちょっぴり残念。
香りからしてシャンパーニュ独特のブリオッシュのような蜜のような香り。
味も複雑でトータル的にとてもバランスのとれたシャンパーニュです。
メニューはビーフとひよこ豆のカレー、サラダなど。

さて最終日。
お昼を食べ、早めに帰ろうか?
わたし『そういえば(千葉の家の)冷蔵庫に野菜がぜ~んぜんないから、
    いなげやか吉田屋に寄って買って帰ろうかな。』

~☆☆ ~☆☆

オットの目がキラ~ン~☆と光りました。
わたし『(草刈り)M屋に行ってみるべ?』
さっそく、冷蔵庫にあったビールを6本ビニール袋に詰めて、
お土産として草刈りM氏@山形弁宅へ。
今年になってまだお会いしていません。
さて、お元気かしら?

ゆっくりとお休み中だったみたいだけど出ていらっしゃいました。
年始のごあいさつをしてビールを差し上げ、
『物々交換に来たのよ~~』と調子よくさりげなく何気にアピール。
ハクサイ、キャベツ、水菜、京イモいただいちゃいました。
へへっ、ありがとうございました。

奥様も出て来られました。
いつも穏やかでニコニコされていて、
大柄なM氏の傍にちっちゃく控えめに寄り添っていらっしゃいます。
なんか親戚のやさしいおばちゃんのよう。
この際、おばちゃんと呼ばせていただきます。
このおうちのもひとり大事なメンバーはパグのちゅーすけ。
あんまりうるさいもんだから今回はおうちの中。
外に出してもらえません。
ガラス越しにワンワンワンワン~と大歓迎の様子ではあるのだけど。

M氏の話はなんだかんだと宙を飛びかい、話題は次々と。
年末はやっぱり竹でいろいろなものをこしらえていらっしゃいました。
柵、外水道の立ち上げ部分の囲い、器?
器をふたついただきました。
花器にしてもいいし、何か物入れにできる。
『見ると簡単にできそうだけどぉ、
 はぁ~、こりが結構時間ががるのよぉ~』とM氏のお話。
これは通訳できました。
おばちゃんによると今が一番(野良)仕事がないので、こうして他のことをしている模様。
じっとしていないらしい。
うん、うちのオットも同じだよ、サメ体質人間。
ものすごく効率よく働く人。

暮れの餅つき、イノシシ、ヘビ、コイ あるいは フナ、植栽、話は尽きません。
イノシシはこの辺りでよく獲れるらしい。
猟師さんもいるもんね~ 
イノシシ肉はすぐに冷蔵庫で冷やさないと臭くなるって。
ちゃんと処理をして料理するととてもおいしいらしい。
今後ごちそうしてくれるそうです、楽しみ!!
『うちのかーちゃん、結構料理うまいっからよぉ。』
とさりげなくひと言付け加えて奥様のことを褒めてらっしゃったのが印象的。
いっぱしの都会人よりもスマートじゃん。。って。
メタボ体質のM氏だけど、その時はとてもカッコよく映りました。

M氏のお仲間で、我が家の敷地に家があったことを知らない人がいたらしく、
あちらもビックリされたそうだけど、こっちもそれを聞いてビックリ!!
買った当初は敷地の中はもちろん、






外のフェンス際にも木々が生い茂り
中の様子はさっぱりわからない状態。

その木々を切って中をあらわにしてしまったしまったのは、、
他でもない、、
草刈りM氏ご自身でございます。
その頃は“草刈り”あらため“木こり”だったけど…
チェンソーを使うのが超ぅ~うれしくてたまらない様子で、
楽しそうにバッサバッサと切り倒してくれたもの。
お陰で家付き物件だってわかるようになりました。

いろいろなお話をして最後に植木屋の名前を聞いて
(カクニンのため、2回も聞きなおしました。
 間違っちゃいけないので… M氏あしからず…)
ビールの何倍も重い野菜をいただき帰途に。

和洋スイーツ

2010-01-06 14:13:35 | gateau ~おかし~
とべ動物公園の店で買い物をしたら、
2,000円以上お買い上げということでこれをいただいた。

しろくまピースのそのまま手形せんべい。




直径16センチほどのが3枚。

うれしい、ありがとう!

ピースの手形そのまま、ということ。
手形…って前脚ってことかな?
でっかいねぇ…。
と言いつつ、さっそく1枚食べちゃいました。
半分にしようと思ったけれど、
パリンパリンと割って次々口の中へ。
おいしかった~!!

そしてこちらは、
松山のデパ地下で必ずチェックする
神戸発の洋菓子店「ケーニヒスクローネ」の福袋のバッグ。


モノクロームの(たぶん)神戸の街の写真が印象的な袋に包装してくれる。

実は中身よりもこのグッズの方が楽しみだったりする。
夏は子供向けのようなビニール製の袋が多いのだけれど、
冬の福袋はわたしたちが持ってもステキなバッグ。

去年はモノクロ写真の柄で革風の取っ手の付いた丈夫なバッグ。
今年はそれによく似たものが2種類、そしてこの黒のものと全部で3種類あった。
去年モノクロ写真柄のものを買ったので、今年はこの黒。
35×33×13センチ。たっぷり入る。
白いロゴが印象的で、
ポケットが外に大きなもの、脇にちっちゃいもの、内側にもファスナー付きのものが。
取っ手がちょい短いのが気になるのだけれど…。

中に入っているお菓子は4,000円相当らしいので
バッグ付きで3,150円はお得感ありすぎ!!

肝心の中身は?というと、これまでは甘すぎる感があったのだけれど、
今回食べてみるとクッキーもマドレーヌもおいしかった!

年始のワインは?

2010-01-06 14:09:36 | vin ~わいん~
実家では年末に、スーパーでコレを買った。

バロン・ド・レスタック ボルドー白 2008 ¥1,680


選択肢が狭い中、ほどほどのお値段でおいしそうだったから…。
親、子、孫、女子3人。
他に誰も飲む人がいない;;
ひとりチビチビ飲むのにはいいんじゃない?
ソーヴィニヨン・ブラン種にセミヨン種の混合らしい。
ソーヴィニヨン・ブランはカンキツ系の香りでわたしの好きなブドウ。
オーク樽での熟成。
3日に渡ってかわいらしくチビリチビリと飲みました。

食事はお節を始めほとんど和食。
和食にこのすっきり上品な白ワインはとても合いました。

そうそう、スーパーではカマンベールチーズやクラッカーなども購入。
カマンベールはくせがなくとてもおいしかった。
普通にスーパーで買え、このクオリティはうれしい。

さて、羽田に戻る飛行機から。
西の方はそれほど曇っていなかったのに、
関東はべったり雲海の下に沈んだ感じ。
そこにすくっと富士山がっ。
これは春から縁起がいい!
日本人はなぜか富士山を目にすると敬虔な気持ちになりますね。
日本人に生まれて幸せです!

裾野まで雪に覆われ真っ白の富士。
さながらウェディングドレスのチュールレースのようでとてもきれい。
何十回と通った空だけど富士山が見えたのはほんの数えるくらい。
年始にこうして見ることができ、今年もいい予感。
窓際だったので思わず手を合わせ、
今年一年の家族の健康と幸せを祈りました。
カメラは手荷物に預けてしまっていて写真なし、ザンネン。

さてさて、、
家に戻り冷蔵庫の中にあったのはコレ。
わたしのいない間、オットは何を飲んでたのかな~?
とチェック怠りなく…!?

シャンパーニュ ドゥルギャール・マッサン レゼルブW  ¥3,150
↓左側


オットが年末に買ってきていたもの。
ボトルの2/3ほど残っていた。
二男との夕食時に飲みました。

色は結構濃いシャンパンゴールド☆
お正月にふさわしい輝き☆
味わいは色ほど強くはなく、
でも熟成感や複雑味もあり酸はすっきり、全方位な感じ。
コースだと前菜~メイン~デザートまで行けそうです。
家ではまったくのお惣菜、脂の乗った銀ダラの煮つけから野菜のサラダまで、
守備範囲広くマリアージュしてくれました。

またこうしておいしいワインとともに新しい年を迎えられたのは幸せ!!
普段はお手頃ハウスワインでも、
さまざまな記念日や、
何かうれしいこと楽しいことがあった時、
はたまた気合を入れたい時、
すご~く落ち込んだ時でも、
ちょっといいワインを開けて、
日々の生活を楽しみたいと思っている。

年始、キミに会えてよかった!!

2010-01-05 10:56:13 | etc. ~いろいろと~
年末年始は実家のある松山に帰省。
気持ちが若くいつもほがらかな母。
変わらず元気で安心。

正月2日は、姪と松山の隣町砥部町にあるとべ動物公園へ。
昨年末に10歳となった白クマピースのいる場所。
飼育員さんの献身的なお世話と来園者の方たちの温かい気持ちで、
幾多の困難を乗り越え、
人工飼育でここまで大きく育ったピースに会いに行こう!

今年初開園、動物園は老若男女たくさんの人でにぎわっている。

ピース舎は入り口近く。


あいにくピースはお昼寝中。
長々と横たわり微動だにせず夢の中。

「ピース10才おめでとう」という言葉を、
色違いの葉ボタンで作られたボードがあってピースをお祝いしてる。

ピースは起きてきそうもないので一周することにした。

今年の干支、トラ舎。
お母さんトラは横たわって休憩中。


昨年生まれたという2頭の子供はとても仲良しでじゃれ回って遊んでいる。
どんな動物でもこどもはとってもカワイイ!
さすがにお母さんトラは休憩中とはいえ威厳があり恐れ多い感じだ。


動物園は平和だ。
どの動物もその平和を享受して穏やかに暮らしている。
彼らの本来の姿ではないけれども、
そうやって来園者に明るさや楽しさを届けてほしいな。






さて、園を一周した後、再びピース舎へ。
起きてるかなぁ?

いやいや相変わらずお昼寝中 ZZz~
檻の正面から見るとごく普通の寝姿なのだけれど、
側面のガラス越しに見てみると…。


『ちょっとちょっとぉ、だいじょーぶですかぁ?』って声をかけてしまいそうな
行き倒れ状態のピース。




うつ伏せになって脚をバッターーーンと投げ出し…。
大きなお尻がなんともユーモラスで、
肉球(って言うのかな?)は黒くて大きい。
プニプニしてるのかな?固そうだな。
触ってみたいね~。

ピースってその存在だけで、名前のとおり平和なオーラを発しているんだな。
こうして寝ている姿を見ているだけでも心がほっこりしてくるもの。
体中で人々を気持ちよくさせる何か温かいものを発信している。
飼育員さんやお客さんからもらったたくさんの愛を、
みんなにお返ししてるんだな。

お店でいろいろとグッズを買い、園を後にした。

↓これは一番のお気に入り、ゆるゆるふわふわのピース。
脚にタグが付いていて、
(1999.12.2生まれ 女の子)と書かれてある。




ピース、いつまでも長生きしてね。
また必ず会いにくるよ!!