art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

BBQな週末!!

2010-07-26 08:11:35 | maison de campagne ~べっそう~
週末の勝浦セカンドハウス行きは今回次男も同行。
土曜日昼過ぎに到着して昼食後、少しの~んびりしてから庭仕事。
梅雨の高温多湿から一転、高温乾燥地帯となった。
植物にとっては苛酷な環境。
やっぱりローズマリー、数種類のセージ、
千葉から持っていったラベンダーは枯れてしまった。
でもそのラベンダーから出たランナーで新しい株ができている。
ひと株枯れたベルガモットも、
もうひとつがランナーを出して子孫を増やしている。
なかなかたくましい。

ヘンリーヅタは成長が旺盛で、3株とも1週間で随分大きくなっている。
ランタナは、いよいよ木らしくなってきた。
花も随分と付けた。
真夏の花の少ない時期に鮮やかなとりどりの色のランタナはうれしい。

って、植物たちを観察しつついつものように雑草を取っていると、
『おお~、こんちは~』と草刈M氏@山形弁登場です。
2件の間には今や酪農家の育てる飼料用のトウモロコシが巨大に茂り、
歩くスペースなどなさそうなのに、なぜか?そちら方面から登場。
うちの切り株の椅子に腰掛けしばらくおしゃべり。
ヘビやカエル、イノシシ、ハクビシンなどの動物たちの話。
先週、M氏宅方面に散歩に行ったときにあった、
大きなネズミ捕りみたいなのは、ハクビシン捕りだったみたい。
M氏はこれまで2匹捕まえたらしい。
イノシシはいまだに出没し、
サトイモ(ただし、我が家にあるサトイモはおいしくない種類で、
イノシシたちはもっとおいしいのを食べると言われた;)やサツマイモをみんな食べられたらしい。
下のほうに住んでいるおばあちゃんが大事に育てたサトイモも、
そろそろ収穫というときに食べられたという。
かわいそう、困ったもんだ・・・。

そうそう、我が家にはまだまだ未知の領域が。
梅の木の幹にサルノコシカケ!
漢方?
初めて見た!!聞いたことはあったけれど・・・。
もっともっと大きくなったら高く売れるかなぁ?
ミョウガはここらのはちっちゃくて実はならないってIさんから先週オットが聞いたのだけど、
M氏は『だいじょ~ぶだよぉ~、ちゃんとなるよぉ~』って言ってくれた。
次男の大好きなミョウガ、
この分だと食べきれないほどなりそうだけど、果たして?

面白かったのは、
M氏『み~んな、暑い昼間は何しでんのかなぁ~?』
オットとわたし『えっ、Mさんもそう思ってるの?
        わたしたちもいつも同じこと思ってた。』
そうなのです。
暑いあづ~いこの真夏の昼間と、寒いさぶ~い真冬は外に人影がない。
みんな何してんだろうね?といつもオットと話していたのでした。
当事者のM氏も同じこと考えていたなんて面白い!
どうも同じ仲間の匂いがするよ、M氏。

たくさん愉快に話をして、
M氏は帰りはちゃんと道路を通って帰って行きました。

日も傾き、でも風が余りなく蒸し暑い中、草取りの続き。
6時に切り上げシャワーの後、夕食。

メニューは、
昨日作ってあったカレー(ほとんど食べてなくてそっくり持ってきた)
今朝揚げた唐揚げ
千切りキャベツ(包丁があまり切れなくて、ブサイク千切り)+食べるラー油
※食べるラー油は、昨日Sちゃんからもらったもの、ありがとう!
 アーモンドが香ばしくて辛味も穏やかでとってもおいしい!
シュガートマト
冷奴


暑いのでワインではなく、コロナビール
カレーにはやっぱりビールなり!

食後に次男とブルーベリーヨーグルト。
先週作ったブルーベリージャムで。
さっぱりと甘酸っぱくおいしい。

そうそう、ブルーベリージャムの生みの親(!?)左官屋さんはきっちり仕事をしてくれていた。
和室の壁塗り、下塗り完了。
こちらも全然急がないし、あののんびりさ加減ではまだやってないだろうと思っていたのに、
思いのほか、仕事早いじゃないですか。
 

日曜は親戚が来てバーベキュー。
勝浦の家に初めて来てくれた。

午前中に、お肉や野菜、飲み物などを仕入れて帰ってきたと思ったら、
先週来てくれた陽気な左官屋さんが来た。
和室の壁塗りを依頼していて下地だけ塗ってくれていたのだ。
本塗りは、今週の木曜か金曜にやるというお知らせ。
でも、相変わらず値段は言わなかったらしい…。
そしてまたまたブルーベリーをいただいてしまった。

左官屋さんが帰ったと思ったら、すぐに親戚到着。
来てしばらくは雑談。
庭の花のこととか家のリフォームとか…。

総勢7人で囲んだ久しぶりのBBQはとても楽しかった。
姪がアメリカ人(ミズーリ州)のボーイフレンドを連れてきてくれていて、
こちらもカタコトの英語でちょっとだけお話。
…といっても単語だけで通じる?
姪は達者に通訳してくれる。
ちょっとシャイで気質は日本人に近いような気がする。
とてもいい子だ!

お肉やホタテ、野菜を焼き、焼きそばを作ってみんなで食べた。
庭にしつらえた切り株の椅子に座り、
ガーデンテーブルにパラソル。
日陰を風が吹きわたり気持ちのいいこと~!
これを至福と言わずして何と表現しよう。
自然の中、みんなで囲むごはんはとてもおいしい。










満腹になった後は?
やはりこのコースははずせませんがな。。
草刈りM氏@山形弁宅方面へみんなで散歩。
M氏はホースで水撒きをしていた。
あいさつをしてさらに進み、M氏の畑へ。
またもや巨大ひょうたん、巨大カボチャ(ヘチマにしか見えないんだけど、カボチャらしい)のところへ。
我が家族の若者たちにも大ウケ~♪
写真を撮ったりはしゃぐ!
ぐるっとひと回り見てからまたM氏宅へ。
そこではオットと義兄が話をしていた。
そこにわたしたちも加わりしばらくおしゃべりに興じた。
M氏は「ひょうたん協会」(正式名称は?だけど)の会員だって。
そんなのあるんだ~~、ってビックリ!!
体型がひょうたん…じゃなくって、ひょうたん好きの人たちの集まり。
M氏作の、ひょうたんの置物(ツルの絵付けがしてある、なかなかの腕前と見た)や
竹で作った花入れとかいろいろ見せていただいた。
アメリカには孟宗竹のような太い竹はないみたいで、ボーイフレンド君はひたすら感心。
面白おかしく、みんなでしゃべって笑って楽しいひとときだった。
M氏、突然の訪問でもいつものように舌好調でした。
どうもありがとう!

楽しいときが過ぎるのは早くて、
また次回の約束をして帰途に着いたのでした。

田舎の時計はゆっくりと進んで…

2010-07-20 18:39:05 | maison de campagne ~べっそう~
月曜日

予てからオットが頼んでいた和室の壁塗り。
左官屋さんが来てくれた。
和室はちょこっと覗いただけで、あとはお話。
ここら辺の職人さんはみんなお話が大好き!
普通は寡黙で黙々と仕事をするイメージの職人さんだけど、
ここら辺の職人さんはどーもおしゃべり好きみたい。
そう言えば、お隣さんがリフォームしてたときも、
大声でおしゃべりしながらワッハワハって笑ってたもんね、大工さんたち。
左官屋さんも昨日まで旅行(しかも海外!)に行ってたんだ~、とか
これから畑にブルーベリー採りに行くんだとか。
ブルーベリー食べる?って訊かれて、もちろんいっただきまーーーす。
20分くらいで戻ってきて、ジャム作りのご指南。
ちゃっかりキッチンに来てわたしの横に立ち、ご指導いただいた。
どうもありがとう。
おかげでジャムの瓶に3つできました。

甘酸っぱくてとってもおいしい!
左官屋さんは、
『田舎じゃ、ブルーベリーもあまり食べないんだ。』なんて贅沢なことをおっしゃっていた。
都会ではおしゃれな食べ物なのにぃ~、田舎は贅沢だな。
飄々と左官屋さんは帰っていった。

そうするうちに、また違う車が。
久しぶりに大工さんの登場。
左官屋さんに連絡してくれたのは大工さんなので様子を見に来てくれた。
『さっき、左官さんが来てくれて、ブルーベリーくれましたよ。
 ついでにジャムの作り方も教えてくれたけど、
 肝心な壁塗りの値段とかな~んも言わんで帰って行ったよ。』とオット。
そうなのだ。
いろいろしゃべったにしては肝心の仕事についてはあまり触れないで帰っていったのだ。
『前と同じって言ってましたよ。』と大工さん。
まあ~、そーだろーな。
まっ、あんまり取り立てて言うことでもないな。
こんな感じで田舎時間は過ぎてゆく。
いいなぁ~、この感覚。

オットが火曜日は会社を休むって突然言う。
そして勝浦にももう一泊。
月曜の夕飯は…

(また)マグロのぶつ…魚がおいしいので
豚肉とキノコの炒め物
大粒アサリのおすまし
キュウリのスティック
レタスとカイワレのサラダ


ワインはウイリアム・フェーブルのシャブリ。
きりっと辛口ワインは最高です。

さて、最終日の火曜日。
朝から太陽が照りつけ本当に暑い。
アイスを食べながら、草刈りM氏宅方面へ散歩。
我が家との間のトウモロコシ畑はこんなになってしまって、
ビニールハウスの間から丸見え(!)だったお互いがすっかり見えなくなってしまった。


さすがのM氏も外には姿がない。
珍しいことだ。
『あづくであづくで、仕事なんかやってらんねぇよぉ~;;』
…なんて山形弁が聞こえてきそう。
巨大ヘチマ

やヒョウタン

のあるM氏の畑を眺めてから家にもどった。
またアイスを1本。
いっくらでも食べられそうな暑さ。
テレビではさかんに各地の最高気温と水の事故のニュース。
この暑さはしばらく続くでしょう。

4日間のバカンスは終わり。

今年もやっぱりお目にかかりましたね!

2010-07-20 18:24:49 | maison de campagne ~べっそう~
先週末からの3連休。
梅雨も明け突然の太陽がサンサンと輝く中の勝浦行き。

勝浦での最初の作業。
もっちろん、雑草取り。
ファンデーションを厚めに塗り、
麦わら帽子を深めに被り、軍手、首を覆うタオルで完全武装。
ヤブカラシ、カラスウリ、その他ツルツルくん。
そしてハーブ畑のピンピンくんを取る、取る、取る。

植物たちの様子。
やっぱりローズマリーはダメだった。
ちっちゃい苗のうちはいいのだけど、
ある程度大きくなったものが枯れる。
ハーブサークルの真ん中のだけじゃなくて、
玄関のフェンスの外に植えてあったのも枯れてしまった。
蒸れも原因だと思うけど、
土質も大いに関係あるかな?
ここは酸性土質。
しかもハーブ畑には、前住人のおじいちゃんが残してくれた堆肥をたくさん入れてある。
あまり深くも考えずやってしまった。
ハーブはほとんどがヨーロッパ原産。
石灰を混ぜて中和しなくてはいけなかったのだ。
ほとんどのローズマリーとラベンダー、セージ、タイムなど危なげ。
苦土石灰があったのでオットがパラパラと撒いてくれた。
最初の土作りの段階でやるべきだったな。

元気なのはミント類。
葉も立派に成長しているけど、
地下茎がすごい!
ハーブ関係の本で、ミントは生育が旺盛なので、
他の植物と混植すると他のが枯れちゃうとあるけれど、その通りだと思う。
このままゆくと、ハーブサークルはミントに占領されそう。
剪定しなくては。
剪定といえば、マルバ・ストラム。写真右手前。


先週、大きく成長したマルバの葉っぱがキュウリかカボチャのようになってる。
って書いたけれども、
今回ますますである。
西洋人女子のように、
ちっちゃい時はお人形みたいにカッワイーーー!!
成長すると小さいときの面影は消え失せ、樽のごとく?(失礼…)
・・・みたく、
苗の時はとてもかわいいサーモンピンク色の花が咲き、
地をちょこちょこっと這っていただけなのに、
成長するとドッデーーーンとかまえて貫禄満点。
葉の大きさが苗のときのままだとかわいいのだけど、
葉の一枚一枚がとっても大きくなったのでかわいくないのだ。
想定外であります。
それに引き換え、
ディコンドラ(シルバーリーフ)。

買ってきたときは貧弱でこの子だいじょーぶかいな?
そのうち消えてなくなるんじゃないかな?
って心配したのに、先週くらいから成長期。
ちょうどいい感じに地を這い出した。
横のマルバは、ハーブの左奥に移植しようかな。
ここではディコンドラにがんばってもらいましょう。

途中で枯れそうになったイタリアンパセリも生育旺盛。
勝浦では毎日収穫してサラダや付け合せに食べる。

ラムズイヤー、フェンネル、オレガノなどはよく成長。

こうしてハーブガーデンを眺めると、
作り初めとは随分印象が違う。
みな同じように成長はしないのでアンバランス。
しょうがないね。






玄関前のグラジオラスが満開。
鮮やかな真っ赤とクリームイエローがきれい。


二番花のジギタリスもこんなに咲いて。




しばらくおとなしかったランタナもだんだん生育旺盛になりこんな感じ。


ガウラはひとまわり大きくなったみたい。
本当に花が蝶のようでかわいい!




カラミンサもこんもり茂ってきた。
清楚な花とミント系の香りが涼やかでうれしい。


メドーセージはほっといてもほっといてもどんどん成長。


ムラサキシキブが奥ゆかしく咲く。


花の少ない真夏にこれらの花たちが彩りを添えてくれてうれしい夏だ。

リシマキアとハツユキカズラはわたしの好きな組み合わせ。
花は一切ないのにこのかわいらしさよ。




多肉植物のセダムは、暑い乾燥地帯でも元気だ。
こんもりとドーム型になった。


それからサトイモ。
りんごの木を囲んでサトイモ3株。

見る見る、こんなに巨大化!

柚子にはちっちゃな実が。


そうそう、ブランコから上を眺めたらこんな感じ。


クヌギの葉が茂って風も吹いて、ブランコ最高!


土曜日の夕飯はこんな感じ。

マグロのぶつ、
マグロとアボカドのタルタル トーストパン添え、
ギョーザの皮のピザ、
オリーブオイル奴、
野菜とハムの粒マスタードサラダ。

ワインはこれ。
シャンドンのスパークリングワイン ロゼ。
イタリアンっぽい食事によく合うほんの~り甘いロゼ。

2日目、日曜はまたまたこんなものが。
アオダイショウの脱け殻。

東屋の裏でオットが見つけた。
全長2m。
たぶんうちとお向かいさんちをうろうろしていたやつだ。
そして去年もいたやつ。
ちゃんと我が家を守ってくれてるんだな。
ひと皮むけて、また今年もよろしくっ!

お昼はオットが珍しく作ってくれた。
すぐそばの畑仕事に来てたIさんにいただいたというダイコン。
Iさんは、いろんなことを教えてくれたらしい。
柿の木の枝の払い方とか、このツルは自然薯だよ、とか
(ちなみにここらは自然薯だらけ。
 でも年月をかけて生長して大きくならないと食べられない。)
スギナとかの雑草は土が酸性だからだ、とか。
この間はジャガイモをたっくさんいただいたのだけど、
今回はダイコン。
冷麦をゆでて辛味冷麦を作ってくれた。
この暑さの中、辛味のシゲキがとって~~もいい感じ!
午後は暑くて暑くてしばらく昼寝。
夕方ごそごそと庭の整備。

日曜の夕飯はこんな感じ。

豚のしょうが焼き イタリアンパセリ添え、
キュウリとトマト、アボカドのサラダ、
ナスのソテーと焼き黄色パプリカのマリネ、
冷奴。

ワインは引き続き昨日のロゼスパークリングワイン。

ハーブたちに一喜一憂

2010-07-11 21:10:31 | jardin ~にわ~
このうっとうしい梅雨はいつまで続くの~?
不快指数120%。
今日、日曜の朝は風もなく体にまとわりつく湿気。
その中、勝浦では一年の一度の草刈り大会!?
男の人たちが草刈り機を肩にかけ家の周辺の高台から下の道路まで草を刈ってゆきます。
我が家は、幸か不幸か普通の草刈り機がないので、
オットは刈った草を集めたり、ドブさらいをしたそう。
みなさん、暑い中ご苦労さまでした。

さて、不快なのは人間だけじゃなくて植物もそうでしょう。

とうとう、ハーブサークルの中央のローズマリーは枯れてた。
(でも他の場所のローズマリーは大丈夫なので、まだ希望がある。)

ベルガモット2株のうち1株も。

タイムは一部葉が黄色く変色し、その部分だけを刈り取る。

トリカラーセージ(グリーン、ホワイト、パープルの葉)もほとんど壊滅状態。

元々ハーブはヨーロッパの乾燥(気味)地帯原産のものが多く、
この高温多湿の過酷な環境の中では生きて行くのは大変なのでしょう。

ハーブの様子。




そんな中、元気なのはミント類。
オレンジミント、スペアミントを切り戻しも兼ねて刈り取る。
ランナーがたくさん出ているので、
どんだけ刈ってもだいじょうぶ!って感じ。
そのほかに、オレガノ、オレガノ・ケントビューティーも同様に刈り取って、
麻ひもでくくりドライにしようとサンルームに吊るしてみた。
こんなに大きくなって捨てるのはもったいないものね。


そうそう、土曜の夜は、
ミントで夏にさわやかなカクテル、モヒートを作った。
小ビンのホワイトラムを持って行ったので、
炭酸と本当ならばライムだけどレモンで。
ナイトキャップに!

その前の夕食は?
暑いのでワインではなく、コロナビール。
あまり苦くなく軽く、労働で疲れた体にはうれしい。
千葉から作っていった夏野菜のカレー。
前菜は、野菜のマリネ、ミニトマト、豆腐のミニステーキ、イタリアンパセリを添えて。

前菜を盛りつけたお皿は、またまたビロレイ・ボッホ。
お気に入りです!
何を盛りつけてもおしゃれにスタイリッシュに、
そして何よりもおいしそうに見せてくれるのはとってもうれしい!
またそろそろあのリサイクルショップに行こうかな。
リサイクルとは言いながらも、食器は新品!
ブランド物を狙ってます!
ロイヤルコペンとかイッタラとか。

フェンネルは元気で花が満開。
丈もわたしの肩辺りまできた。


カラミンサも元気。
最初に植えた株がこんなに大きくなった。
どんな環境でも強くたくましく育つ強健な植物とはこのことね。


これはアボカド。
アボカド好きなわたしはけっこう食べるんだけど、
おっきな種がもったいないので勝浦に植えてみた。
しっかし、なかなか芽が出ずあきらめた。
で、千葉のマンションで植えたものに芽が出た。
で、勝浦に持って行った。


すると、勝浦でも出てきたのだ。

たぶん冬は寒くてだめだろうな~と思いつつ、
順応性に期待して。

これはソテツの仲間。左側。

元々あったのだけど、
あまり似つかわしくないと思ったので随分前にオットが葉を刈ってくれていた。
それがそれが、
先週、葉っぱの前状態の茶色いものがなんだかクルクルと丸まってるのを見つけていた。
それが、どうよぉ~~
たったの一週間でこうよぉ~~
ちゃ~んと緑色になってソテツになってるやん。。
たいしたもんだね~~。。
ひたすら感心するしかないなぁ~。
取りあえず置いといてあげよう。

マルバ・ストラムは本当に元気。

ハーブサークルの中のハーブたちは、高温多湿に対して青息吐息で奮闘しているというのに…。
そのすぐ外側のこのマルバちゃんは涼しい顔でどこ吹く風。
なんだか葉っぱがでっか~~くなって、
ランナーもどんどん伸ばし、
こりゃカボチャかな?キュウリかな?みたくなってしまった。
花もほとんど咲いてないので、つる性の野菜みたい。
あんまり図体デカくなるとかわいくないよ~、
とか心で思いつつ、
でも元気なのはうれしいな。

今日は、参院選、いろいろ問題になった名古屋場所初日、
明日の明け方のW杯決勝、そして日食もあるそうな。
勝浦では草刈り大会だったし…。

岡田監督が選手たちに話されたという『人間万事塞翁が馬』を胸に、
勝浦のガーデンもこの経験をもとに、
たくさんの植物たちが長く元気に育って行けるようにがんばろう!

働かざる者、読書に励む!

2010-07-09 19:59:24 | livre ~ほん~
「わたしの仕事は読書」…と言ってもおかしくない今日この頃。
7時間45分の就業時間。
あまり大きな声で言えないけど、
ちゃんと仕事しているのはせいぜい2時間くらい?
オーダーが少ないのだから仕方ないのだ。
いくら暇といっても、
職場では音楽は聴けないし、、
レース編みもできないし、、
やっぱり読書しかないのだ。

最近買った本。
塩野七生「日本人へ 国家と歴史篇」
  〃 「日本人へ リーダー篇」
大橋歩 「早くお家に帰りたい」
森田けいこ「パリの幼稚園のフランス語ノート」

塩野さんの本はずっと愛読。
殆どの著書を読んでいる。
そして今は、「ローマ人の物語」最終の15巻、
読みかけでなかなか進んでおらず、
また最近引っ張り出してぼちぼち読み進む。
ローマ帝国の最後の姿。
見届けなくてはいけません。
でも、こ~んな分厚いのは職場には持って行けません。
上記2冊は新書なので持ち歩きには手ごろ。
塩野さんの論理は明快で痛快。
今日は1/5くらい読んでいた「国家と歴史篇」の続きを読んだのだけど、
4時過ぎには読み終わってしまった。
なんか集中できてしまって、予想外に読み進められた。
おもしろかった~!
女性ではなく男性の世界を描く気持ちが伝わる。
そうだよね~。
ねちっこい世界を描くと自分までもイヤな女になりそうだもの。
自分の生まれた国ではない外国で、
背筋を凛と伸ばし、カッコよく生きている女性の気概が存分に伝わってくる。
でも、塩野さんの著書はすべてそうですが…。
リーダー篇も楽しみ!

ちなみに同じ境遇のお隣さんは、通信教育のお勉強に励んでいる。
職場のオジサンいわく、
「仕事しながら勉強できるのはいいね~」
お咎めでもなく嫌味でもなく普通に言ってくれる。
暇なのはとっても苦痛なのをわかってくれていて、
同情も少々含まれてるかな?

大橋さんは、おしゃれなイラストレーターなのに、
日々の生活をとても大事にしていらっしゃる。
そんな生活の断片をたくさんのエッセイに仕立てていて、
共感できる部分がたくさんある。
ほっと心がなごむのです。
これは昨日職場で読み終わり。

「パリの幼稚園のフランス語ノート」はネットで偶然見つけたもの。
ブログがとても素敵で心に響く~♪
ネットで本を取り寄せた。
幼稚園を中心にした生活を綴った
すっご~~~くかわいい本。
これまで見たことがないなぁ、こんな本。
なんて例えればいいんだろう?
本だけど、ひとつのコラージュ作品のような。
あまり想像したくないけど…これが「東京の幼稚園の日本語ノート」だったら?
ケバケバの原色使いで、文字通りもっともっと幼稚なものになっていただろう。
キャラクターなんか出てきたりしてっ… キャッ!
パリだからこその洗練。
装丁、デザイン、すべてに漂う中間色の(幼稚園なのに)シックな色使い、
文字だけのページは、文字色がブラック、ネイビー、ワイン。
フォントも丸ゴシックで雰囲気いいなぁ~~
どれをとってもパリの香り。
たくさんの写真、子供たちの描く絵、コラージュのような作品やカード。
とてもステキ!
お譲ちゃんがとってもかわいく、
時によっては大人っぽくもあり。
色白でぱっちりお目々にブロンドの巻き毛の欧米の子供たちとはまた違った、
エキゾチックな東洋美を感じさせる聡明そうな女の子。 

文字ばっかり追いかける読書も疲れるので、
ビジュアルあふれるこんな本も楽しい。
フランス語の勉強にもなる。

そうそう、表紙を裏返したメリット!
表紙の表はフランスらしくトリコロールカラー。
といっても赤ではなく濃淡のピンクとブルーと白。
裏返すとライムグリーンべた一色でとってもキレイ!
しかも、しかも、
よ~く見てみると、
左右の折り返しの部分にお譲ちゃんが描いたと思われるちっちゃなかわいい絵が。
これはシークレットで入れたのでしょうか?
表からは見えないので。
職場でこっそり(でもないけど…)読もうとしたからこその発見!
宝物を見つけた気分~♪

さて、1日1冊読めるとすると、平均1日1,000円?
いや~~、キツイっす。

もっと仕事ちょうだい!!

久しぶり!村名ワイン!

2010-07-05 19:54:26 | vin ~わいん~
日曜は勝浦から少し早めに帰れたので、
ちょっといいワインをってことでコレ。

ピュリニー・モンラッシェ 2003
ポール・ボキューズ

ずっとこのところ、スパークリングワインとか、
軽めの白とかだったので、
こんなよさげなワインは本当に久っしぶり!

色はかなり濃い。
レモンイエローを超えた黄色。
味は樽の効いた高級白ワインの味。
同じシャルドネでも、もっと軽いものだったらよかったな~
重めのシャルドネはやっぱり秋~冬に飲むべきであります。

本宅のワインセラーが壊れたので、
中を消費せねば!という気持ちも働いたのでこれをセレクトしたんだけど…
せめて3か月前までくらい、涼しい時期にに飲めばよかったな~!

四季 あらため 五季?

2010-07-05 08:11:06 | jardin ~にわ~
梅雨とは…日本で一番過ごしにくい時期。
ラジオによると今月の20日くらいまで6週間も続くそう。
春 梅雨 夏 秋 冬 なんじゃないかと思ったりする。
「五季」だ~。

この蒸し暑さをどうしよーーー。
それは勝浦別荘のハーブサークルのセンターに位置するローズマリーも思ったに違いありません。
先週末の土曜日、かのローズマリーは葉が黄色くなり、株元が枯れ、瀕死の状態。
乾燥には強いはずなので、蒸れが原因だと思う。
隣のフェンネルがおばけのように成長し1mくらいにもなった。、
空気の流れが止まったかも…。
他のところのローズマリーは大丈夫そうなので。
取りあえず、余分な葉をカットして一週間様子を見ることにした。

でも蒸し暑さはみ~んな感じることなので、
どれもこれも葉が混み合って蒸れそうなものはカット、カット、カット!
特にタイム、ラベンダー、ちょっとヤバイ。
ラベンダーは木質化しているところを思い切ってカットして、
根元に出てきた芽を増やそう。
シロタエギク(シルバーリーフ)も根元の新しい芽を残してカット。
本当は梅雨前にやる作業だったんだな、きっと。

来年のわたしに申し送り。
申し送り事項が増えて覚えられるかな?わたし。

うれしかったのは、ジギタリスに二番花が咲いたこと。
美しく鮮やかな赤紫色の花。
花が少なくなってさみしい庭に火がともったよう。


後ろのフェンスに右側からからまっているのはヘンリーヅタ。


火…といえば、ベルガモットもまだまだ咲いている。
松明を掲げたような姿は独特。


その外側のガウラは清々として風にたなびく。

栗の木の奥の方に元々あったアガパンサス。
オットが草刈り機で刈り飛ばしたか?と心配したのだけど無事に咲いた。
少し刈られたので小さめだけど、この時期薄紫色の花が涼しげ。




成長力旺盛なメドーセージ。
玄関前にたっくさん出てきたのを奥に植えかえて、
それが花を付けた。
これはな~んも心配のいらない丈夫な花。
どんどん増えるので玄関前に出てきたのも刈り取らなきゃいけないほど。


お向いさんからいただいたムラサキシキブ。
ちっちゃいかわいい花を付けた。


これが秋になると鮮やかな紫色のかわいい実を付けるのね。


4株ある、オーロラオモトがすべて子株を付けた。

こうして植物たちは子孫を残す。

ギボウシに花。
大きなのと、


中くらいのと。

ギボウシはもちろん葉も楽しめるけど、
グンと伸ばした茎の先の楚々とした花も美しい。

ハーブサークルを見てみると…。
こんな感じでワサワサ。






玄関側からのぞむ。


5倍くらいに大きくなった左のオレンジミント、右はスペアミント。

もう少し離して植えればよかったな。
オレンジミントのランナーがすごいのでこれも少々カット。

正面のシルバーリーフはラムズイヤー。

これもたっくさん子株を付けている。
肉厚で産毛のある葉が水分を保って蒸れるのでかなりカットした。

手前のマルバ・ストラムもずいぶん大きくなった。
花つきがちょっとよくないのだけど、つぼみがたくさんあったので来週に期待。

さて、土曜の夕飯。

前菜にミニトマト、ズッキーニのソテー、ソーセージ(粒マスタード)
主菜はカマスの塩焼き、モロッコインゲンのソテー
他にサラダ、冷やっこ
暑いので何もかもレモンを絞った。

ワインは、パラン ブルゴーニュ赤。

さて、今回はガーデンパラソルを買ったのだ。
日曜にオットが立ててくれた。
もうひと回り大きいのでもよかったね。
庭に持ってくるとちっちゃく見える。
でも、十分日避けにはなります。


植物でわんさかになりつつある庭を写してみた。
これは玄関の桑の木。

これでも随分枝を切ったけど、、
まだまだご立派。
桑の実が落ちて玄関前のそこらじゅうに新芽が出ている。
さながら桑の苗床みたい。

郵便ポスト下のツルニチニチソウがおばけに。

これも随分切ったのだけど…。
その左のヒューケラの銅葉、
手前の斑入りグレコマのシルバー、
右側のリシマキアの黄色、ヒューケラの赤。
そんなカラーリーフが花の少ない夏を鮮やかに演出。

逆から見たところ。

グラジオラスは移動したのが原因かどうも花を付けません。
直立したスタイリッシュな(!?)葉を楽しみましょう!