art de vivre

ワインラヴァーであります。
日々を豊かにしてくれるワインと
お菓子作り、ちくちく手仕事、週末別荘のお話。

シルバーな休日♪

2015-09-23 10:39:39 | maison de campagne ~べっそう~
猛暑、大雨、台風と真夏から続いた悪天候。
ここにきて爽やかなシルバーウイーク。
うれしいなぁ~~
気持ちも軽やかに二泊三日で勝浦セカンドハウスに出掛けた。

空にはこんなヒツジ雲が。
秋だなぁ~~


途中、国道沿いにある上総牛久の圓明院に寄ってみた。

ここは、新上総三十三観音霊場 第三番札所であり、
また上総国薬師如来霊場 第十七番札所でもある。

お彼岸なので、お墓参りの方たちが次々と訪れる。

なかなか立派なお寺で、このように梵字を刻んだ塔も建っている。




ここでは差し替えが置いてあったのでそれをいただきました。




我が家のすぐ向こうにもお寺があったよね。
寄ってみましょう。
真福寺。






立派な鐘楼もあり、
奥には、樹齢は定かではないらしいけれども、天然記念物の大楠の木もある。




お稲荷さんもあった。

ここも差し替えをいただきました。


さて家に着くと、お彼岸らしくヒガンバナが満開。



ヒガンバナは本当に季節に正直で、毎年毎年この時期にきちんと咲いてくれる。
国道のあちらこちらも真っ赤なヒガンバナが満開だった。

ムラサキシキブも今がちょうど見ごろ。
紫色の宝石がキラキラと美しい。


ダリアも。


ニラも。




クリスマスローズには新芽が。
古い葉を刈り取る。


そして、柿の実がたくさん。




ずっと気になっていたデッキとフェンスのペンキ塗り。
時々塗ってやらないと材料が朽ちてしまう。

まずデッキ、デッキは3回目だ。

まず、オットがサンダーで表面をきれいに整える。
次に雑巾で汚れをふき取る。


最初の塗り。


オットが2度塗り。

少し艶も出てきれいになりました。

この時期はまだまだ外には蚊がたくさん。
これは野良仕事の必需品でございます。


夕食はまたもやサンマ。

もちろん庭のスダチをギュッと絞って。
少し粒も大きくなりたっぷりの果汁が楽しめる。


酢の物にはユズの絞り汁を使ってみた。

スダチの酢の物もとても爽やかでさっぱりしているけれど、
ユズは別格のような気がする。
言うなれば、高貴な香り?
言い過ぎかな…(*^_^*)

全滅したかに見えた、ミニトマトアイコはたくましく復活し、
この3日で30個ほど採れたと思う。
うれしい誤算だ。

さて、二日目。

フェンス塗り。

これをサンダーで削るのは至難の業なので、雑巾で汚れを拭きとり、
スチールウールのようなもので表面をなるべく滑らかに。
下の方は、土の跳ね返りか汚れがひどく、掃除だけでも結構たいへん。

とても長いフェンス、塗るのも時間がかかるよ。
立ってしゃがんで立ってしゃがんで…
翌日にはしっかり太ももの筋肉痛。


お陰さまで、こちらもきれいになりひと安心。

アジュガをフェンスの下すべてに植えて、土はね防止にしてみた。
これが殖えてしっかり守ってくれるだろう。


途中、おやつはケーキ。
疲れた体に甘いものがとても美味しい~。


3日目。

この日は、焚き火。
オットが枝を落としてくれていたのを一気に燃やす。

毎年毎年、きちんと枝を払わないと大変なことになる。
田舎暮らしはパワーが必要だ。
ついでに、玄関先の大きな桑の枝も落とし、これも燃やす。

普段の生活ではまずできない焚き火。
なぜかわたしはとても焚き火が好き。
なんでだろう?
人間の本能か、メラメラと燃える火をずっと眺めていられる。
飽きない~
ついでの副産物、焼き芋も美味しいものね。

帰る前に、、草刈りM氏@山形弁さんちへ寄ってみた。
体力も徐々に回復されている様子で安心した。

M氏宅の角に植えてあるナツメ。
初めて知った、ナツメなんて。梅くらいの大きさ。
昔はこれをおやつがわりに食べていたそうな。




そして、こんなものも。

世界一という名前らしい、ボケの実。
15センチくらいある大きな実。
だから世界一らしいのだけど…。
ボケに実がなるのも知らなかったわたし。
小さなボケの盆栽を父が可愛がって育てていたのを思い出す。

そして…

M氏手作りの小さな水槽があり、金魚とカメちゃんがいるのだが…

そのカメキチ君(勝手に命名(^_^;)が脱走したんだって。

50mは離れているだろうお隣の玄関に居たんだって。
広大な畑とか山に行っちゃえば絶対に見つからなかっただろうに。
M氏が長年飼っているカメキチ君、見つかってよかった。

カメキチ君はお父さん(M氏)にこんなことされちゃった。

甲羅に穴を開けられ、金属のS字フックを取り付けて(左上)、
ヒモで結ばれ、端っこは水槽の淵に。
もう逃げられません~ 
観念 カンネン なり。

水槽の枠の上にはちゃんと囲いも取り付けてあるのだけど
(以前、逃げ足の速い2匹のカメちゃんが脱走した実績あり)
カメキチ君、そこを乗り越えて脱走したのだ。

その内、犬のちゅーすけと一緒にそこらを散歩するカメキチ君が見られるかも…
すごいツーショットになるなぁ~、楽しみだ。

畑では奥さんがお仕事中。

いろいろとおしゃべりして、
またもや、大きな丸いナス、ズイキ、シソの実、シシトウなどいただきました。
ありがとうございます。
どうぞ、M氏ともどもお体を大事にしてくださいね。

雨の房総をひた走る

2015-09-19 09:45:53 | etc. ~いろいろと~
翌朝。
雨が落ちる。


もう一度風呂に浸かってあたたまる。
もちろんマッサージチェアにも。

トビの餌付けがあると聞いていたので、ロビーに降りる。

おじさんが魚を投げ上げるとトビが30羽くらい戦闘機のように飛び交う。

ヒッチコックの鳥のようだ。
ちょっと怖い。
ねこちゃんたち、そのおこぼれにあずかるべく待機。


海辺に育ったわたしは、トビのピーヒョロ~~ピーヒョロ~~という鳴き声が懐かしい。
そして磯の香りも…

朝食もゴウカ。

昨夜のお造りの伊勢えびから取った出汁の美味しいこと。
この味噌汁は絶品でした。

食後にコーヒーをいただく。


宿を後に、安房神社へ。


大木となった百日紅が鳥居と重なる。


御朱印帳がなくなり、ちょうどこちらの神社にあったので購入。

皇室とも関係のある由緒正しき神社で、朱の地色に菊の御紋。
シンプルで素敵な御朱印帳だ。



そこから南房総市に入り高家(たかべ)神社へ。






ここは日本でただひとつの料理の神様らしい。
今時流行りの女子にとってのパワースポットらしい。

これは大きなまな板。


わたしもマンネリを打破し、もっと美味しい料理が作れますように。



途中、住吉寺に行ってみたが、誰も居ず。


続いて延命寺。
ここは関東にはあまりない、曹洞宗の禅寺。




最後は小松寺。
鄙びた田舎の寺。


できた当時はさぞかし立派だったんだろうなぁ~



ここも御朱印は、お金を納めて箱に置いてあるのを頂いてゆくというもの。
2種類あったので両方いただきました。




今回も回りに回った。
頑張ったねーーー
あいにく雨がどんどんひどくなり、
雨に煙る高速、程よい疲れを身にまといつつ帰ったのでした。
豊かな房総の海の幸をた~~~っぷり味わった旅でした。

館山へ

2015-09-18 20:06:00 | etc. ~いろいろと~
水曜日から12連休となるわたし。
坂東三十三観音のうち千葉県内で制覇していないのは、
館山にある那古観音のみ。
友人から、館山にとても素敵な宿があるんだよ、と聞いていて、
そこのサイトをチェックし、良い部屋が空いているのは水曜日のみ。
オットも休みを取り、1泊で出掛けた。
沿道にある寺社仏閣に寄りながら…のつもりで。

木更津にあるのは、たぬき囃子で有名な證誠寺(しょうじょうじ)。

木更津の街を歩くと、至る所にたぬきさん(の置物)がある。
お寺の中にもやっぱりたぬきさんがたくさんいる。




咲き始めた白萩が美しく枝垂れる。


残念ながら御朱印はいただけず。
マンホールまでかわいらしいたぬき柄。


すぐ近くの八釼八幡神社に寄る。
日本武尊から始まり、源頼朝、徳川家康などと縁のある立派な神社だ。






同じく、木更津にある、上総国薬師如来霊場 第三十一番札所、長楽寺。
ちょうど法要の始まったときで、その場で御朱印をいただけず、
差し替えをいただきました。
ここは尼僧です。


館山まで行くと、この旅の一番の目的、那古観音がある。
有名な観音様でツアーの観光バスも入ってきた。

仁王門。


この彫刻も見事です。




途中にある、鶴谷八幡宮。

天井の彫刻が見事。

彼岸花も咲き始め。

ここでは御朱印はいただけなかった。

次は、安房慈恩院。
ここでは、他のところとはちょっと違う書。


白い彼岸花がきれいに咲いていた。

宿に入る前に、そこからちょっと向こうの洲崎神社へ。

ここは誰もおらず、御朱印だけ置いてあり、
300円を納めていただいてゆくという仕組み。


ようやく宿へ。
あいにく雨が落ち始めたけれど、取り敢えずの目的は果たせたので
さあ~~ゆっくりしよう。
ウエルカムのお菓子を用意してくれていた。


近くには洲崎灯台が見える。


そしてこれは、有名な房州うちわ。

房総は竹の産地、竹で軸を作りきれいな和紙を張ってある。

風呂は露天ではないのだけれど、二面は窓で外の景色を丸ごと鑑賞。

曇っていていまひとつの景色だけど、
露天風呂に入っているような感覚。
少しぬるめの湯だったけれど、
ずっと浸かっているとじんわり体が温まり、
最後には熱いくらいになる。

部屋もとても広く、洗面所、風呂もとても広くて、

洗面所にあるマッサージチェアが気持ち良く、1泊の間に4クールかかった。


あ~~極楽、極楽。

風呂の後は待ってました、夕食。
前菜から始まり


ど~~~んと舟盛り。

誰がこんなに食べるの?
ホタテのミルク鍋


主菜は、わたしが伊勢えびの焼き物


オットはアワビのステーキ


金目鯛の蒸し物


カニを巻いたもの


えび真薯


ごはんとカニの出汁の味噌汁


お漬物


デザート


完食!!
新鮮な魚介類はどれもぷりぷり、とても美味しい。
お造りの伊勢えびなんて、まだ動いていたもんねーーー
どちらかというと小食なわたしたち
もう1ミリも入らん……
苦し~~~

安保法案の採決を巡る与野党の攻防を見て就寝。
おやすみなさい~~

イモ クリ スダチ 秋の味覚

2015-09-13 21:57:09 | maison de campagne ~べっそう~
勝浦のセカンドハウスはすっかり秋の気配。
今年初めて成ったスダチ。

今はサンマの盛り、他の魚料理にも使える。
ほとんどを収穫。
そして隣にあるハナユズ。
まだ小さく固いけれど、摘果の意味もあり青ユズを少々収穫。

黄色く色づけばジャムにするので、表面のあまりきれいでないのを採った。
何と言ってもユズは香りがいい。
ミカン県の出身のわたしは香りが懐かしい。

ブルーベリーもまだまだ採れたよ。250g。

前回冷凍しておいたものと一緒にジャムにしよう。

アスパラ。

もっさりと生い茂り、色が薄いけれど5本、貴重な収穫。

草の間に出てきた青ジソ。


長雨で消滅寸前だったミニトマト。



強い生命力でここまで復活。
色づけば食べれる、うれしい誤算だ。

夕食は、もちろん!!サンマにスダチ。
サラダ、炒めもの、などと一緒に、いただきまーす。


日曜日。

朝、オットがデッキに腰掛け、誰かと話をしている。
おや、草刈りM氏@山形弁さんだ。
体調を崩されて入院していたのだけど、退院されたのだ。
よかったーーー!!!
草刈りM氏@山形弁さんがいないと、わたしたちの勝浦生活も寂しい。
げっそりされたのでは~~と心配していたのだけど、
予想に反して、ほとんど変わらずお元気そう。
畑仕事が待っているから、気持ちも張り切って、
相変わらずの山形弁おしゃべりも止まらない~~
よかったですねーーー。
また、畑にも遊びに行きますね。
しばし1時間くらいおしゃべりの後、帰られた。

と、思ったら、次のおじいさん現る現る~~~
ブルーベリーおじさん@左官屋さんだ。
大粒の栗をたくさん持ってきてくださった。

ここのところ、わたしたちがおじさんの畑のブルーベリー狩りに行っても、
さっぱり会えず、お礼のお菓子も渡せずじまいだったのだ。
そのブルーベリーの隣に立派な栗の木が数本あって、そこの栗だ。
ありがとうございます。
美味しい栗ご飯を作りましょう。

そうそう、栗と言えば、、栗くり坊主。

栗の固い皮をむくのはとても大変な作業。
そこで去年買っておいたのだ。
あまり力が要らず皮をむける。
でもオットの作業には変わりないのだけど…

庭の木々は秋模様。
ムラサキシキブには、ツヤツヤの美しい紫の実が付き、




彼岸花も、もう咲きそう。


柿には実が色づき始め、鳥も食べに来る。




ヤブランの紫の花もきれいだ。


前回に続き、オットが大きくなりすぎた桑の木の枝をさっぱり切り取った。


焚火。まだくすぶってるけど…


燃やし尽くした。


そして焼き芋。


帰る前に、草刈りM氏@山形弁さんちの畑に行ってみた。

カナリヤナスがたくさん。

キツネのようなフォルムの面白い植物。

他にも入院中のブランクなど感じさせない畑の景色。

奥さんもいらっしゃって、
また前のようにさんざんしゃべって帰ってきたのでした。

車窓から美しい夕焼け。

ちょっと寄り道

2015-09-13 21:52:45 | etc. ~いろいろと~
土曜日、勝浦のセカンドハウスへ行く途中、見つけた寺。

市原にある、釈蔵院。






弘法大師創建
醍醐天皇勅願寺

上総国 第一番 弘法大師霊場

新上総国 第三十一番観音霊場
上総国 第十八番 薬師如来霊場

これは由緒正しき寺、お参りしましょう。

御朱印も賜りました。

こちらはわたしたちがいただいた薬師如来。


こちらは義母の御朱印帳に、観音様。


義父の生前、ふたりでよく神社や寺を参っていたようで、
先日、御朱印をお願いされたのだ。

田舎の寺で、鄙びた感じがなかなかよかった。

その先にある、以前から気になっていた西願寺。



ここは、阿弥陀堂厨子が重要文化財となっている。


行ってみると、雰囲気はあるが誰も居ない。
居たのは、お堂のてっぺんに、鳳凰ならぬカラスが一羽。


そして、とても珍しいブルーアイズのネコちゃん。

柄?も真っ白の地にベージュ、茶色、黒の斑点。

とてもきれいなネコちゃんだった。

巡りて巡りて…

2015-09-12 08:57:40 | etc. ~いろいろと~
御朱印巡りは続くよ。

先週の土日、また巡りました。

この日は良き日だったのか、
ほやほやの赤ちゃんを連れたお宮参りの人たちを何組も見て
幸せをおすそ分けしてもらった気分に。

銚子 満願寺




銚子 円福寺




銚子 銚港神社


鹿島神宮






今回の大水害。
被害に遭われた方々、亡くなられた方々、心が痛みます。
一日も早い復興と平和な日々を祈ります。
この神宮辺りはどうだったのでしょう?
私たちが訪れた日は、天気も良く美しい景観だったけれど。
先の大震災の際、大鳥居が壊れ、一昨年修復したばかりだったそう。

香取神宮






滑河観音




成田山新勝寺




宗吾霊堂


この日は御祭りだったようで、とても賑やか。
普段はもっと静かでひなびた感じのところだったと思うけど。



千葉 厳島神社

厳島神社(千葉市)




千葉神社



幸せはボーダレス♪

2015-09-06 16:22:15 | etc. ~いろいろと~
先日、友人の知り合い、韓国人の若い女の子が婚約したということで、
もうひとりの友人と4人でお祝いの食事会。
近くのホテルのダイニング、
14階の窓からは夜景が眺められ素敵なシチュエーション。



一度、このメンバーで会ったことがあるのだけど、
わたしたち3人は、嬉しいことに彼女から『日本のお母さん』と呼ばれている。
彼女は親日家で聡明、キュート、かつ礼儀正しい。
若者の日本語は聞くに堪えない場面も多々あるけれど、
彼女はきれいな敬語を使うことができる。
数年前に来日、願いが叶い就職し、日本社会に溶け込んで働いている。

そんな子がお相手に決めたのは台湾人。
彼が日本に留学していた際に知り合ったらしい。
なので、ずっと遠距離恋愛。

ふたりの共通語は日本語、
ゆえに、日常会話はふたりの母国語のどちらでもなく日本語。

デート先は、バリ島やマレーシア、シンガポールなどアジアの各地。

両国とも徴兵制度があるけれど、違いもあるようだ。
心身ともに苦痛を伴うこともある。
わたしたち日本人には今は遠いことだけれど、
近い将来、それも現実味を帯びた話題になるかもしれない。



それぞれの国の習慣の違いも面白く、わたしたちも興味津々で、
3時間たっぷりと、
普段触れることのないような外国の戸籍だとか宗教など、話に花が咲いたのでした。



島国に住む日本人は、国境を越えることには勇気が必要だけれど、
国境を国境ともしないで、しなやかにひらりと行き来する外国の人たち。
見習うべきだなーーー。

来年、それぞれのお国で結婚式を挙げる予定。
どうか末永くお幸せに!!